Hurray!


2年4ヶ月ぶりのオリジナル・アルバム。
なのに新曲よりシングル(及び既出曲)の方が多くて、発売前は「えー」とか言っていました。すみません!
いざ買ってみたら、あらびっくり。
シングル曲も新鮮に聴けるっていうか、飛ばせる曲がなくて非常に困るアルバムでした。

初回盤は透明スリーブケース、キラキラジャケット、DVD付き。
DVDには『言葉にすれば』、『青い鳥』、『ローレライ』
『Sky High』、『セプテノーヴァ』、『1,2,3 for 5』のPVが収録されています。
この中では『Sky High』と『1,2,3 for 5』のPVが好み。
(ま、『1,2,3 for 5』のPVが欲しくて初回盤を買ったんですけどね)

確かにジャケット、キラキラです(苦笑)



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『1,2,3 for 5』
【作詞・作曲:酒井雄二/編曲:YANAGIMAN】

こちらにあります。


『ローレライ』
【作詞:松本隆/作曲:井上大輔/編曲:船山基紀】

工事中です。


『セプテノーヴァ』
【作詩:常田真太郎・安岡優/作曲:黒沢薫/編曲:常田真太郎】

こちらにあります。


『愛は探し出すのさ』
【作詞:村上てつや/作曲:村上てつや・妹尾武/編曲:前島康明】

初聴きはK-Mix(静岡県のラジオ局)で放送された『Hurray!』特番にて。
この番組、新曲をこれでもか!って流していて、
「こんなにかけちゃっていいの?」とか心配になったものです(苦笑)
フルコーラスで聴いたのはアルバムですが。
ってことはどうでもいいことでした。

2003年頃に小淵沢で行った作曲合宿の時に製作した曲で、2番の歌詞以外は既に当時できていたらしい。
私的には『Prisoner of Love』と同系列にある曲と思っていたら、
この曲から『Prisoner〜』に発展していったんだそう(苦笑)
でもって私は『Prisoner〜』の方が好き。


『Armonia』
【作詩:安岡優/作曲:北山陽一・妹尾武/編曲:北山陽一】

アルモニアとは、ギリシア神話の調和の女神の名前。

半分以上北山さんがリードを歌っているため、不在になったベースパートを安岡さんが担当しています。
安岡さんがベースボーカルをやったのは、この曲が初めてらしい・・・んですが、
2スペがリードなので、どうしてもそちらに気を取られがち。

元々アカペラ曲じゃなかったものを、アカペラにした曲で、
意図的に『星屑の街』のフレーズを入れている、という北山さんのインタビューを読んで納得。
イントロを聴くと、『星屑の街』を歌いたくなるんですよ(苦笑)

初聴きは、名古屋@ファンの集い2008にて。
その後、苗場公演でも聴いたんですが、2スペっていう印象と酒井さんの「Your love」の印象しかなく(苦笑)
2スペ好きだし、酒井さんの英語発音(特にR)に弱いし、加えて突き抜け感が最高じゃないですか!
えへへ(誤魔化せてない)

緊張感のある北山さんの声もいいんですが、
包容力を感じる(夢見がちなのは判ってます、ハイ)酒井さんの声がいいんですよね。
というか、この曲を歌う酒井さんの声が特に好きみたいです。


『言葉にすれば』
【作詩:安岡優/作曲:安岡優・松下耕/編曲:堀向彦輝】

こちらにあります。


『Sky High』
【作詩:安岡優/作曲:S. Rakhmaninov・服部隆之/編曲:服部隆之】

工事中です。


『青い鳥』
【作詩:安岡優/作曲:北山陽一/編曲:清水信之】

こちらにあります。


『Love Vertigo』
【作詞:酒井雄二/作曲:酒井雄二・平田祥一郎/編曲:平田祥一郎】

アルバム全体を見回して、大人のラブソングが欲しいなと思って作った曲らしいのですが。

「愛のめまい」ですってよ!
発売前、どれだけ「大人な歌詞」という言葉にすがったか!(笑)
すがったのは私が酒井さん好きっていうのと、酒井さんの歌詞は時折自身を投影したようなものがあるから。
(顕著なのは『讃歌』かな)

初聴きは、ZIP-FMのラジオ番組。
その後、K-Mixの特番でフルコーラス流れたため、速攻でiPodに落としたのは良い思い出←?(苦笑)
ついでにZIPで聴いた時、泣きそうになったのも良い思い出(ぬるい笑み)

私的にちょっと残念だったのが、オケがほぼ打ち込みだってこと。
これ以外の曲が生楽器の使用度が高いため、
どうしても打ち込み音が気になってしまって・・・←生音大好き。
初生聴きは「15周年漂流記春夏」公演。
最初は、マイクスタンド使用で振りつけつきということに「ええええ」って思いましたが、
最後の最後で「めまい」と歌いつつくらくらする酒井さんは好きでした・・・だけじゃなく、
アレンジはホーンセクションが入っていたこともあり、CDよりもライヴアレンジの方が好きですね。
もひとつ、歌詞の「めまい」が漢字ではなくひらがななのも。

ごちゃごちゃ言ってますが、アルバム一聴いています。
つまりは好きだってことですね。そんなもんです。


『Blue Planet』
【作詩・作曲:安岡優/編曲:Gray Newby】

安岡さんが初めてギターを使って作曲した曲。
それが理由なのか判りませんが、発売当初、イントロでスネオヘアーを思い出して困りました(笑)
(iPodでシャッフルしている時、本気で間違えた(苦笑))

CDやライヴで聴く度、「この曲好きだなあ」って思うんですが、
アコギだから好きなのか、曲自体が好きなのか、正直判断つかない状態です(遠い目)
歌詞で好きになる曲もありますが、基本はオケの作り(楽曲全体の雰囲気)>歌詞という聴き方をする人間で、
この曲ももれなく↑に当てはまるんですよね・・・。


『シマダチ』
【作詞:村上てつや/作曲:村上てつや・宇佐美秀文/編曲:シマダチ三兄弟】

夏川りみさんに提供した曲のセルフカバー。

鹿児島県甑島の中学校のホームページで「シマダチ」という言葉を見つけて感動し、
村上さんが本当の話なのか鹿児島まで確認しに行って曲にしたというもの。

夏川さんバージョンももちろん好きなのですが、私的には、こちらの方がよりグッと来たというか。
ツボは北山さんのリード!
北山さんの澄んだ声が曲に合っている気がするし、おいしいパートを歌っている酒井さんの使い方とか、
なにもかもがツボで困ります。

2009年のツアー「15周年漂流記"春夏"」では、メンバーそれぞれが楽器を持って、
月夜の海岸での演奏会という設定で演奏されましたが、この演出がすごく好きだったため、
「秋冬」DVDのオマケ映像にならないかと、どれだけ思ったことか(苦笑)


『My Gift To You feat.木原健太郎』
【作詞:木原健太郎・Sora/作曲・編曲:木原健太郎】

北海道STVラジオの『チャリティーミュージックソン2008』のテーマソングで、
ピアニストの木原健太郎さんが「ぜひゴスペラーズに」と書いた曲。
テーマソングとして発表された当初は、着うたフルでのDLのみで配信というふれ込みだったと思います。

ライヴで聴いてから携帯にDLしたんですが、DLしてすぐくらいにアルバムに入ることが判って、
とっても凹んだという記憶が強かったり(苦笑)

『15周年漂流記』では本篇ラストに歌われたのですが、その配置がベタですけど、やっぱり嬉しかったですね。


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参考:『CDでーた 2009年3月号』(角川書店)

2010/10/5(2011/6 誤字修正)


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