15周年漂流記
2009/7/7 名古屋国際会議場センチュリーホール


メンバー紹介

安岡「いつまでもヤングって呼ばれますように。安岡優です」
酒井「棚からバター餅が落ちてきますように。酒井雄二です」
北山「『ローレライ』という曲で"愛してる愛してる"って何度も歌っているんですが、
  いつもより調子が良かったから調子に乗って歌いまくっていたら、こめかみの血管がぴくぴくってなりました。
  あらためて黒沢さんは凄いなって思いました。北山陽一です」
黒沢「北山のように声が低くなりますように。黒沢薫です!」
村上「もろもろのことが人並みにできるようになりますように。村上てつやです」

北山「今日は七夕と満月が重なってるんですよね。だからいつもより叶う力が強いと思いますよ」
村上or黒沢「どうしてお前はいつもそういうロマンチックなことばっか言うかな」


やっぱりめんこい

北山さんのように低い声を真似て(でもやりきれてない感じ(苦笑))
黒沢「皆さん、スイートルームで心は開きましたか?」
そして、普通の声に戻して。
黒沢「低い声出ないんで、普通に戻したいと思います」
客から「頑張れ!」という声が飛んだため。
黒沢「(メンバーの方を見ながら)"頑張れ!"って言われちゃったよ!」


ウイスキーがお好きでしょ

村上「(春夏ツアーの)初日、"サントリーの関係者いますか?"って訊いたら、
  一列目ここ(ステージ向かって左手側あたりを指して)にサントリーの人がいて、
  この人が押しの強い人でウケたから、そこからずっと"CMに出たい"って言い続けてきた。
  そしたらこの間、武道館にサントリーの営業の人が来てくれて、
  "CMにゴスペラーズでないんですか?"っていう問い合わせが来てるって言われた。
  ・・・完全なやらせ」
安岡「一瞬喜びかけたけど、"俺ら、ライヴでお願いしてた!"って思い出して、素直に喜べなかった」


参加した中で、この日がいちばんしつこかった(笑)

村上「次は熱い曲が詰まった『FIVE KEYS』からやろうと思うんだけど、
  これまで何度もライヴに来てくれてる人には嬉しい曲だと思うんですが、
  イントロが聞こえてきて、"これ好きだ!"って思ったら・・・好きだって思ったらでいいからね。
  そう思った人は"oh,yeah"(低めの声で)って言ってください」
安岡「"歓声を上げてください"でいいじゃん」
村上「なんでかって言うと、今日はじめてこの曲を聴くっていう人が、
  イントロでシングル並の歓声が上がっていたら、"あ、この曲いい曲なんだ"ってなるかなって。
  好きだったらでいいよ?」
安岡「嫌いでも言ってください!」
マイクから離れ、地声で叫ぶ安岡さんに爆笑(笑)
村上「・・・好きだったらでいいから」
安岡「(やっぱりマイクから離れて)無理でも言ってください!」

酒井「(照れ笑いをしながら)サントリーウィスキーもお願いして、
  声援も求めて、ゴスペラーズお願いしてやってもらってばっかじゃん。なんか恥ずかしい」

ちなみにこの日の『逃飛行』イントロ始まった時の歓声はもの凄かったです(笑)
間違いなく安岡さん効果(笑)


『傘をあげる』の前は、安岡さんのショートショート劇場。

GosTVのスタブロ(だったかな?)でも取り上げられていた持ち手が猫の傘を手にすると、
安岡劇場のはじまり。

安岡「あ、これ? これは傘。
  傘って持っていると便利。ちょっと疲れた時に寄りかかることも出来るし、傘の先に短冊をつけることもできる。
  "もっと何回もヒットが出ますように"って」

安岡「この傘はちょっと特別で、紐がついているんだよね」
傘を肩にかけると、背中からぐるっと回す安岡さん。
この日は途中で一瞬止まりましたが、翌日はスムーズに一回転しました。

安岡「何? なんかやって欲しい? ・・・1曲だけだよ?」
そして『傘をあげる』へと続く訳です。


そんなオチだったとは・・・!

村上「スティーヴィー・ワンダーの『Isn't She Lovely』を聴いてもらいました。
  黒沢、あんないせいよくカウント出したけど、弾いてるのはすごい小さい楽器なんだよな」
(※『Isn't She Lovely』は切れの良い黒沢さんのカウントで曲がはじまりました)

黒沢さんは、自分の弾いている楽器を掲げると。

黒沢「小さい鉄琴。知るに育てるって書いて知育楽器というヤツです。そうです!子ども用です!」
えええええ!? 衝撃でした(笑)

村上「酒井の楽器は?」
酒井「クラビオーラです。発売後1年で生産中止になりました。不人気!不人気!(どっかのお笑いのネタ?)」

村上「安岡の楽器は?」
安岡「(またもマイクから離れて叫ぶ(笑))カサーです」
村上「それ、鉄板だな。何言ってもウケるだろ」

村上「北山が持ってるのは?」
北山「お父さんがギターでお母さんがウクレレのギタレレという楽器です。・・・ヤマハから出てます」
村上「会社名を言うと落ち着くね」

村上「俺のはカホンという楽器。1990年代から2000年代にかけて爆発的に広がった楽器。
  これ一個でドラムの音が出せるっていう。ストリートミュージシャンとかで使ってる人が多い。
  一個3000円くらい」
酒井「そんな安いの?」
村上「俺のはね」
酒井「ホントに?」
村上「たぶんそれくらい。・・・嘘かもしれない(苦笑)」
で、本当のところはどうなんですか? 村上さん。


こちらも衝撃でした。

『シマダチ』が終わった後、楽器をスタッフに手渡し、ステージ中央に集まると。
村上「黒沢は癒し効果抜群だよな。次のライヴまでに黒沢の人形出しますから」
酒井「出すの!?」
村上「まず俺が買う。家に帰ったらねじを巻いて、」
黒沢さんは、オルゴールと判ると、その場で鉄琴叩くフリしながら回っていました(笑)
酒井「ああ、そっち? そういう方ね」
村上「最後の方になったらだんだん音がおかしくなる。
  あれは黒沢がやっているからいい。かわいい」


呆れ口調のリーダーでした。

酒井「『Armonia』という曲を聴いてもらいました。『Armonia』と言えば、安岡がベースボーカル」
  俺も別の曲でベースボーカルやったことある。村上もある、黒沢(黒ぽんかも)は?」
黒沢「(ここ普通の声で)俺は、」
村上「これ、素だからね。こいつは」


--encore--

星に願いを。

安岡「七夕と言えば、昔、酒井さんと一緒に仙台に行った時、ちょうど七夕の時で」
酒井「七夕飾りが凄かった」
村上「2000年、『永遠に』の前でしょ?」
安岡「『永遠に』が売れる前で、酒井さんと一緒に短冊に"売れますように"と直球で願い事を書いてきました」
?「書くもんだね。そのあと売れたもんね」


一言挨拶

村上「じゃあ一言挨拶を酒井から・・・違った。酒井は最後だった。北山から」
酒井「なんで!?」
とか言いつつも、素直に一歩後ろに下がる酒井さんでした。

北山「僕から行かせて頂きます。
  今日は七夕と満月が重なってる日で、こういう時は20年(か40年)前にあって以来だからなかなかない。
  だから願いが叶う力が強いと思います。皆さんの願いもきっと叶うと思います。北山陽一でした」
酒井「棚からバター餅とか書いちゃダメだよ」
酒井さんの発言はここじゃないかも(汗)
でも、上記のような発言がライヴ中にあったのは確かです。


安岡「久しぶりに『それでも恋はやってくる』という歌を歌いました。
  この曲をステージに乗せるのは11年ぶりぐらいだと思います。
  前にこの曲を歌った時は客席に降りて、パラソルチョコを配っていた記憶があります。
  こんな風に懐かしい歌を歌えるのは、みなさんがこうして応援し続けてくれているからだと思います。
  これからも応援よろしくお願いします。安岡優でした」

村上「これまでツアー回ってきたけど、『逃飛行』の前の歓声は、今日の歓声がいちばん凄かった。
  売れる前、大都市圏の次にテレビに出してくれたり、イベントに呼んだりしてくれたのが、ここ名古屋。
  昔から俺らを知っている皆様だからこその歓声だと思います。本当にありがとう。村上てつやでした」

黒沢「今日は七夕ということで。1年で1回しか会えないのに、雨だと会えないっていうのは悲しいものですね。
  でもゴスペラーズは今年もう1回名古屋に来ます! もう一度会えるわけです!
  さっき安岡が"何回もヒットが出ますように"って言いましたが、
  願いを短冊に書くのは、目標をもう一度確認することだと思います。
  僕も心の短冊に同じことをずっと書き続けてきました。
  このライヴが面白いと思ったらまた遊びに来てください。黒沢薫でした」

酒井「雑誌の取材で、高校卒業後1年間通った河合塾に行ってきました(その前にもう1箇所行っているハズ)。
  やっぱりあの場所に行くと緊張が戻ってきますね。当時自分が座っていた席に座ってきました。
  その流れで息抜きしたゲームセンターに行ってみたんですが、
  なくなっているところもあれば、田舎臭いまま残っているところもあり。
  何が言いたいかと言うと、帰る場所があるっていいなと言うことです。
  名古屋でライヴがやれて良かったです。酒井でした」



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