15周年漂流記
2009/11/10 静岡市民文化会館


実は初めてです。

村上「お待たせしました。静岡!」
酒井?「俺たちが」
全「ゴスペラーズです!」

村上「静岡はある意味、お待たせしました。静岡ではいろんなところでやっていますが、
  静岡市でライヴをやるのは、このツアーが初めてです」


春夏ツアーに続き。

北山「(低い声で)ラグジュアリーの様な椅子にお座り下さい」
春夏の記憶のある私はうつむいて笑っていたのですが、あちこちから反応が返ったのを受けて。
村上「はじめてくるところだと、北山が話しただけで歓声が来る。
  北山の声が想像していた以上に低いから、"こんな低い声なんだ"ってびっくりするんだよな」
本当にそんな理由で反応が返っていたのかは・・・判断尽きかねます←


シングル『ラヴ・ノーツ』

村上「シングル『ラヴ・ノーツ』が思ったより好調でした。
  すぐあとにアルバム『Love Notes 2』が出るって判っているのに、意外に売れているんだよね。なんで?」
観客より「好きだから!」という声を受けてボソッと。
村上「『Prisoner〜』に"好きだから"っていう歌詞があるけど、」
誰にも拾われないまま先に進みました(苦笑)

村上「2曲目には春夏ツアーの『逃飛行』が入っているから?」
北山「いきなりDJの人から歌ってって言われたんでしょ?」
村上「そう。葉書で、"『逃飛行』の後半のリーダーのフェイクが好きです"っていう手紙をDJの人が読んで、
  "ちょっと歌ってください"って。いきなりは歌えない」
北山「そこまで歌っているから、初めてそこが歌えるんだよね」


単に酒井さんの発言が好きなだけ(苦笑)

村上「ゴスペラーズ、15年目にして初めてCMに出演しました!」
酒井「小雪さんのバーに行ってきました! いいところでした!」


ながーい前説?(苦笑)

村上「ちょっと歌ってみよう」
と次の曲のフリをしたところで、遅れてきた観客が目に入ったようで。
村上?「席に着いてからにしよう」
安岡「大丈夫です。まだ1曲も歌ってませんから。ここまでずっと長い前説でした」

本当は7曲歌ってました(苦笑)


『冬のユタカ』の前に、黒沢さんのソロ(?)コーナー

『約束の季節』の終奏で、フェイクを終えたメンバーから順に袖にはけていくのですが、
黒沢さんだけステージに残り話し始めます。
まさか苗場(のソロコーナー)再来?とドキドキしたのですが、取り越し苦労だったようで。

黒沢「『新大阪』と『約束の季節』は(後ろに設置されたモニターに)クリップを流してみました。
  『新大阪』は冒頭のシーンが好きでね。あれを見ると僕らもグッと曲の中に入り込んでしまうんですけども」

黒沢「最初の、笑おうとするんだけど泣きそうになっちゃうあの場面を、うちのマネジャーが大好きで・・・
  もちろん僕も大好きなんですが、最初に見た時、号泣したんですよ。
  男の号泣はあんまりいいもんじゃないと、その時思いましたけどね。だって男だよ?
  もちろん、そうやって号泣してくれたのは嬉しいんですけれども」

黒沢「『約束の季節』は北海道の美瑛というところの麦畑の中で撮りました。麦を踏まないように足を開いて立って。
  このPVを見てて思うんですが、ブレイクしてすぐ後って、まだ引き出しが少ないですね。
  俺は、こういう動き(両手を広げて空を見上げる仕草をする)しかしてない。"そんなに空が見たいのか!!っていう。
  村上はあの当時から引き出しが多いから、いろいろやっているんだけど。あの時、村上はこういう手がブームだった」
人差し指を立てて、PV『約束の季節』で村上さんがやっている動きを真似する黒沢さん。
これが特徴を掴んでいて(でもなんかちょっと違うところが)とても面白かったです(苦笑)

黒沢「"本当か?"と思ったら、会場を出たところに(DVD売り場が)あるんで、自分の目で確認してください」


今回は堂々とグッズの紹介もしちゃいます♪

今回のグッズであるポーチの中に、その日説明するグッズが入っているらしく。
水(水筒)の置いてある台(たぶん)に置いてあるポーチを手に取って、グッズの説明が始まるのですが、
どうやら中身を黒沢さんは知らされていないようで。

黒沢「中に何が入っているかドキドキなんですが・・・ああ、今日はシュシュですね」
これが意外に大きい(苦笑) 手首なら余裕で2周できるくらいに見えました(未購入)
そしてシュシュの説明を普通にしていたんですが、何を思ったか黒沢さん。
マイクを持っていない手でシュシュを頭に持って行く。
それはもしやシュシュをつけようとか、そういうつもりですか!?と、こちらも何故か動揺する私(笑)

黒沢「これどうやったらはまるか、」
ええええ!? ちょっと黒ぽん、本気!?(←その場の心の声)
観客より「手首! 手首!」(という声が必死に聞こえたのは私だけでしょうか)

黒沢「ああ、ここにつければいいんだ」
右手首にシュシュをつけた黒沢さんに、ほっとする(苦笑)
天然ってすごいなあ、と思った瞬間でした(笑)


冬のユタカあらすじ。

冬のユタカは、安岡さんが彼女(架空。配役はなし)を、いとこ所有の別荘に招待するところから始まる。
その別荘には、いとこの陽ちゃん(役名:配役は当然北山さん)が住んでいる。
勉強もできて運動もできた陽ちゃんだったが、宇宙に行く試験だけは受からず、
その時から屋根裏にこもって望遠鏡で月ばかり見るようになっていた。

彼女を屋根裏に案内すると、そこには陽ちゃんがいて。
月の話をはじめると長いからやめた方がいいという安岡さんと、月を見たいという彼女。
そして3人で星を見る。

最後、陽ちゃんに月からの招待状が届いたところでストーリーは終幕。


小芝居の中には、黒沢さんが紹介したグッズとか、ハイボールとかトヨタのISISとか、
小ネタもありつつ、でした(苦笑)


もちろんフィクションです。

村上「この話は設定もすべてフィクションです。
  15年もやってきて、今頃安岡と北山がいとこだっていう話が出るってことはない」
酒井「いちばん話したいことだからね」


最初はひとり芝居。それをやりきる安岡さんが凄い。

村上?「毎回見ていられる訳じゃないんだけど、今日は袖から見ていた。
  彼女を別荘に案内する時も、Yウォークで歩くんだね」
酒井「説明すると、Yウォークっていうのは、安岡のステージの歩き方」
ステージ中央、メンバーの前でYウォークを披露する酒井さんでした(苦笑)


静岡ネタ 安岡版その1

村上「静岡市ははじめて。県庁所在地で静岡と岡山だけ行ってなかったんですが、
  今回のツアーでようやく行くことができました! 静岡と言えば?」
安岡「昨日、おでん横町(だったか?)で静岡おでんを食べました。
  いろんなところでおでんは食べてるけど、本場の静岡おでんは食べたことがなかったんで。
  そこのお店の人がずっとお茶を飲んでいたんだけど、帰る頃にはその人の方が、客よりいい気分になってた」
黒沢?「お茶割りだ!」
安岡「そう。お茶だと思ったら、お酒を割ってた」
北山「カテキンは、翌朝すっきりするって言うけど(だったかなあ?(悩))」
?「いま北山らしい一言が出た」
酒井「これは流すトコじゃない」
安岡?「お酒ですっきりしちゃってたんだ」
北山「でもカフェインとお酒だからよけい回りそう」
?「翌朝はすっきりしてないかもしれないね」

安岡「黒はんぺんのフライとか」
黒「おでんの話をしているのにフライ!?」
安岡「あれ、すごくおいしい。ビールのつまみに最高」
村上「おでんにはやっぱり(鰹節とかを)かけるの?」
安岡「青のりと粉になったものをかけて食べる」
村上「あれは鯖?」
安岡「鯖と鰹を合わせたものって言っていたけどね」
村上「富士宮やきそばとか食べた時にもかかってるもんな」


静岡ネタ 村上版

村上「俺はまるちゃんの美術館に行った」
静岡市清水にある清水ドリームプラザの中に、ちびまる子ちゃんのミュージアム?みたいなものがあります。
(作者のさくらももこさんが、静岡県(旧)清水市出身のため)

村上「あそこね、すごいいっぱい(ちびまる子ちゃんの)ストラップがあった」
黒沢「(ぼそっと)水沢君のストラップが欲しい」
村上「あれだけ(ストラップが置いて)あったらあると思う」
安岡「欲しいっていうと、水沢君のストラップばかりいっぱい届くよ。嬉しいのは最初の1個だけだから!」
黒沢「花輪君のも欲しい」
安岡「着払いでいいので送ってやってください。請求書をつけてくれてもいいんで。本人が払うと思うんで」
村上「・・・でも買ったのはまるちゃんのお茶缶」

村上「まるちゃんの美術館が第一目的だった訳じゃないよ。
  本当の目的はエスパルスの試合が見たかったから。第二の目的は清水次郎長の墓参り」
な、なんで?←心の中の声(苦笑)
村上「そこもすごいの。周りに、」
安岡?「ストラップ?」
村上「そんな感じ。おみやげ物のお店がある。
  でもちゃんと次郎長とその子分の名前・・・森の石松とかの名前が書いてある湯飲みで、」
?「"村上"とか入ってるの?」
村上「ないない!」
?「ハモリ野郎とか(これはニュアンス)」
村上「入ってない」
顔の前で手を振って否定する村上さんでした(笑)

村上「それでお茶を・・・まるちゃんのはもう飲んじゃいましたが・・・飲んできました」


静岡ネタ 安岡版その2

安岡「俺、寸又峡に行った」
村上「安倍川の上の?」
安岡「大井川」
村上「大井川?(と観客に訊く村上さん)」
観客より「大井川です」
村上「ごめん、勘違いしてた」
安岡「そこであれはダムなの? 池みたいな上に吊り橋があるんだけど(夢の吊り橋だっけ?)、
  そこすごい揺れて・・・高いところ苦手じゃないんだけど、すっごい怖かった」
揺れながら吊り橋を渡る動きがYウォークっぽかったのか(苦笑)
酒井?「それがYウォークになった、と」
安岡さんは大ウケ。
酒井「すごい長いフリだったなあ!」

黒沢?「これ、1回リハでも話してるから」
酒井「ええ!? 一度聞いているのに、初めて聞いたって驚いたフリしてるの!?」
村上「明日も同じ話だったりして」


--encore--

一言挨拶の記憶もありませぬ(撃沈)

発声は黒沢さん。
「どうもありがとうございました〜!!」



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