ゴスペラーズライヴ2008
2008/11/19 新宿シアターアプル 1/2


そんなことないですよ

村上「『或る晴れた日に』の時にみんな"あっ"って顔になる。"あ、それ知ってる・・・けど、タイトルなんだっけ?"って」
安岡「考える顔になるんだよね」


既に片鱗は見えておりました

村上「シアターアプルといえばアカペラシリーズ。その雰囲気でやってみたけど、どうですか?」
安岡「じゃあ、そのへんの説明を酒井さんから」
ずいずいっと、ステージぎりぎりぐらいまで進み出る酒井さん。
なにかのキャラ(たぶん)になりきりながら話し始めたのですが、これが可笑しい(笑)

酒井「ここシアターアプルでアカペラ公演をやらせていただいていたのですが、
  最初の公演がいつのことだか憶えていますか?」
きっかけが酒井さんだったのか、残りの4人だったのか判らないんですが、
♪いつのことだか、思い出してごらん〜♪と、『思い出のアルバム』を歌い出すメンバー(笑)

酒井「(変な動きをつけながら)♪あんなことこんなことあったでしょう〜♪」
(♪で囲まれた部分は歌っています。以下同じ)
そして酒井さんの動きをマネする北山さんと安岡さん(笑)

ワンコーラス歌い終えて。

酒井「1997年の12月ですね。・・・Remember?」
村上「♪Do you remember?♪」
と。今度はE.W.&Fireの『September』を歌い出す・・・もとい、ハモリ出すメンバー(笑)
酒井「♪September♪」
ここも変な格好をした酒井さんをマネする北山さん(笑)
だったくせに、歌い終えてから酒井さんの真横に出てきて。

北山「さっき12月って言ったじゃん!」
力一杯ツッコミを入れる北山さんでした(笑)


実はちょっと疑いました

安岡「さっきの(歌『思い出のアルバム』と『September』)、台本だと思われたくないよね」
村上「いる? 思う人」
酒井「いるの?」
安岡「3回しかやってないよ」
酒井「してません! してないから思わず踊っちゃったんだから」
村上「俺も♪Do you remember?♪って歌い出して、"失敗した!"って思った」
北山「12月だからね」
村上「12月って言ってるのに、9月でいいのかなって」


よくへんなコール&レスポンスさせられるような(笑)

北山「『或る晴れた日に』もアカペラ人(たぶん)でやったんだけど、
  このタイトルは昔こういうタイトルじゃなかったんだけど、知ってる人いますか?」
村上「"アカペラっぽいの好き"」

村上「(観客に向けて)"アカペラっぽいの好き"って言って。
  "好き"の"す"は無声音で。これは歌う時のテクニックでもある訳なんだけど。
  いつ使うかって言ったら、使う時はあんまないんだけどね」
安岡?「カラオケに行った時に試してみてください」
村上「エコーが強いところだと、何やってるか判らないけどね」
という訳で(?)、コール&レスポンス。
村上「アカペラっぽいの好き〜」
観客「アカペラっぽいの好き〜」
ウケるメンバー(失礼な!(笑))
安岡「ホント、やったよ!」
安岡さんはくるっと反転して、観客に背を向けてました(笑)


何かが違う。

酒井「『アカペラ人』の次にやったのが『アカペラ門』。
  これは落ちこぼれの天使みたいなもの・・・天使じゃない。
  天使みたいなもの5人が、ひとりの少年と出会う話」
天使の羽根の表現を、鳥みたいに腕を動かして表現する黒沢さん(笑)
どう見てもその動きは天使に見えないなあと思っていたら(苦笑)

酒井「手を動かさなくていいから」


『アカペラ人』

村上「ストーリーの裏側にあったのが、ゴスペル。これを意識していた。
  ゴスペルって言うと『天使にラブソングを』とかそういうのをイメージすると思うんだけど、
  最初は4人とか5人とかで歌っていたのね。だからそれを再現したかった」


人が悪い黒沢さんと、おかしなモードの酒井さん

この日、『アカペラ門』『アカペラ港』に出演した、柏原直人さんが出演されていました。
主にアカペラシリーズの再現の時に参加されていたのですが、mcにも登場されまして。


柏原「袖でゴスペラーズの皆さんの演技や歌っている姿を見ているっていうのが凄く懐かしかったですね」
?「5年ぶりだからね」
黒沢「"最近のマイブームは?" これ、必ず取材で訊かれて、毎回困るんだよ」
酒井「ホント困るんだよ」
黒沢「最近のマイブームは?」
柏原「水泳ですかね」
黒沢「水泳やってるの?」
柏原「自宅の近くにプールと温泉がある施設があるんですよ」
酒井「ということは・・・温泉で泳ぐ?」
北山「温泉と言うことは、水温が高い?」
酒井「それは、どこからどこまでがプールで、どこからが温泉?」
柏原「すみません。言葉が足りませんでした。温泉とプールが別々にある複合の施設があるんです」
柏原さんの話が理解できていないというキャラになる酒井さん(笑)
と、それに追随する北山さん(笑)

酒井「ということは、温泉には水着で入るの?」
柏原「すいません、言葉が足りませんでした。水着で泳ぐプールと、裸で入る温泉がある施設なんです」
それでも混乱しているフリを続ける酒井さんの肩を、北山さんが介抱するように抱きながら。
北山「混乱しているんで、すみません」


柏原さんのこれからの予定

村上「次の舞台決まってんの?」
柏原「CDのところ(と言っていたような)にチラシを置かせて頂いてるので、
  興味のある方は是非持って行って欲しいんですが、
  王子小劇場でやる、双数姉妹の『俺たち、忠臣蔵部』っていうのに出演します」
全「忠臣蔵部?」
柏原「忠臣蔵に部活の部をつけて忠臣蔵部。"CHU! Sing! Love!?"というふうにかけてるんですが」
酒井「それは仇討ちをする部活なんですか?」
柏原「言葉が足りませんでした」
ここで柏原さんが説明してくださったんですが、憶えていません(礼)
北山「それは恋愛をする部なんですか?」
柏原「すみません!言葉が足りませんでした」
村上「それは見に来てくださいって言えばいいんだよ」
村上さんがフォローしていましたが、柏原さんはきっちり答えていたハズです。
こちらも憶えていません・・・orz


リ、リアリティ?

『アカペラ港』の冒頭あたり、村上さんと黒沢さんが海を眺めるシーンを指して。
安岡「あそこの会話って、黒沢さんとリーダー、そのままって感じだもんね」
村上「俺と黒沢のリアリティ」
黒沢「小樽で海に行ったんだよな。
  バス移動で小樽のホント誰もいない港に立って。小樽だから、ほんっっっとに寒いの!」
村上「3月だけど5度(気温はたぶんです。すみません)とか、それくらいだもんな」
黒沢「あれはいい役作りになりました。でも小樽が最後の公演だったんだけどね(笑)」
村上「あと4公演を残すくらい」
黒沢「ちょっと遅かった(笑)」


バラ天

『アカペラ街』は、安岡さんの息子と名乗るおじさんが未来からやってくるというストーリーを説明したあと。
安岡「売れる前のゴスペラーズに、そのおじさんは"ゴスペラーズは7年後にブレイクする"って言うんだけど、
  売れてないから俺らは信じられないわけ。っていうか、あの頃、もう売れていたっけ?」
村上「まだ」
安岡「そのあと売れたから良かったけど、いま思えばすごい挑戦的なストーリーだよね」
村上「その前から『永遠に』がロングヒットになって、
  『アカペラ街』をやっている時に『ひとり』が発売になって、バーンって売れた。
  でも、そういうことってあるんだなって。うまくできてるって思ったよ」

村上「あの頃、街中にゴスペラーズの歌が流れていたからね。
  シアターアプルに来る時、わざと歌舞伎町を通って来るんだけど、」
反応を待つかのように一拍待ってから。
村上「今日は最初の店ではラルクがかかっていて、次の店ではポルノがかかってた。
  これが全部ゴスペラーズの曲がかかってるっていう時があったからね。
  その頃1回だけなんだけど、バラードがかかっていたら自分の曲じゃないのに、
  "あ、俺の曲だ"って思った時は、反省した。天狗になってるって」
安岡「バラ天だ! バラード天狗」
村上さん、両手で天狗の鼻を作っていました。
北山「そこで恥じたてっちゃんは偉いよ」
村上「よ、よろしかったでしょうか?」
北山「偉いよ」


『Moon glows(on you)』前のmc

村上「次の曲を思い出すと、絶対思い出すのが」
いきなり安岡さんの踊る時のマネを始める村上さん(笑)
最初は床に膝をついて座った・・・んだったかな(曖昧)
『アカペラ港』のDVDを持っている方は、その中のこの曲を、
2008年の『ハモリ倶楽部』に参加した方は『Yes, No, Yes...』の、
安岡さんの動きを思い出していただければ(笑)

村上「誰だか判る?」
酒井「これは誰のマネでしょう?」
安岡さんのマネをしつつ、観客席から向かって右手側に移動する村上さん(笑)
ムーンウォークチックなことをしてみたり、マイクを片手で回せないため両手で回してみたりなど、
どんどん悪ノリしていくから、もう爆笑!
そうして、マイクを両手で回すあたりで酒井さんに「それ答えだよ!」と、とツッコまれていました。
その後もやめずに続けるため。

安岡「すいません。僕です!」
やけっぱち?っていう感じでした(笑)
それでも村上さんがやめなかったため、音叉を鳴らして音取りを始める安岡さん(笑)

村上?「歌いたいんだ」
安岡「こうでもしないとやめないでしょ!?」


『Moon glows(on you)』
・・・この曲だけこちらに。
  最初、5人で歌うところは普通に歌っていたのに、リードになったらステージに座り込み、
  『Yas,No,Yas...』(『ハモリ倶楽部』参照)を彷彿とさせるような踊りを始める安岡さん(笑)
  村上さんの前フリがあったため、安岡さんがステージに膝をついたとたんに大爆笑。
  しかも観客の歓声(笑い?)を取りつつ、下手側へ移動する安岡さん・・・
  の後に村上さんついて行こうと足を踏み出した瞬間、
  本当に首根っこ(背中側)を捕まえて阻止する酒井さん!(笑)
  北山さんも手を出していたんですが、
  完璧に村上さんの行動を読んでいたっぽい酒井さんの素早い動き・・・
  がしっって音がするような勢いで、首根っこを捕まえたのがね、超絶格好良かったです(笑)
  再び安岡さんについていこうとしたところで、「村上、集中!」って言う酒井さんも。
  その後もステージセットとして置かれていた自転車の後輪を回してみたり、
  ベルを鳴らしてみたりする安岡さんに、息も絶え絶え(笑)
  違う意味で泣かせていただきました。
  そして、そんな中で歌ってるメンバーが凄い。


 ・・・No.2 に続く  No.2へ


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