『Talk & Live 番外篇 Vol.7』
2006/12/31 渋谷Duo Music Exchange(1/2)


はじめに。

今回はMUMIXで放送されていたということと、
1部2部連続公演と言うことで、感想中心で行きたいと思います。
(MUMIXを聞いていた方は、mcは飛ばして、感想へ飛んでくださいませ)
感想へは → こちらから。

衣装ですが、木根さんは白地に緑色の植物柄(ポトスとかツル系の植物?)のカッターに、
カーキ色のTシャツ(?)に、赤紫系の・・・ボトムというか、ズボン?(苦笑)
衣服の名称に弱くてごめんなさい(礼)
カッターは、どこか別の公演時にも観たことがあるような・・・(こちらも曖昧)

ご存じの方も多いと思われますが、今回のカウントダウンのテーマは「木根尚登ヒストリー」。
約2時間の中に、ぎゅっと凝縮されておりました。


演奏後、徹貫さん登場

『ともだち』(吉田拓郎)
・・・ギターを弾きはじめて、「これって、吉田拓郎じゃあ、」と思ったらその通り(苦笑)
  ついつい口ずさんじゃったり。
  長丁場のためか、2コーラス目まででした。

演奏後、木根さんのうしろを通りぬける徹貫さんに向けて(苦笑)

木根「あれー? 徹貫がいる」
徹貫「なに言ってるんですか! さっきリハやったじゃないですか」
木根「藤井徹貫です。前回の年越しライヴにも参加してくれたんだけど、今回は司会として参加してくれます」

徹貫「『MY BEST FRIEND』の歌詞にある、"あいつに借りたレコード"のレコードが、
  この『ともだち』が入っているレコードなんですよね?」
ここで徹貫さんは、その『ともだち』の入っているCDを観客に見せていました。
木根「そう。今日もMUMIXでネット配信されているんだけど、
  MUMIXっていうのは、"あいつに借りたレコード"の、"あいつ"が社長。
  今日はあいつが昔、書いた詞の曲を歌ったりするんだけどね。
  ・・・でも、こうして(友だちと)繋がっていられるっていいよね」


拓郎さんと小室さんの意外な共通点

木根「徹貫とは、吉田拓郎つながり。拓郎の話をはじめたら、何時間だって話していられる」
徹貫「話せますよ。拓郎の話をはじめたら、きっと朝5時とかになってる」
木根「そしたら、2部は5時から?(苦笑)」

木根「そうやって徹貫と拓郎さんについて話していて、ひとつ発見したことがあるんだけど、
  吉田拓郎と小室哲哉はすごく似ているってこと」
徹貫「すごい似てますね」
木根「あのふたりはすごく似ている」   


バラードが多いです

『枯れ果てた世界』
・・・ご存じの方も多いかとも思いますが、新聞(だったと思う)に載っていた詩に、木根さんがメロディをつけたもの。
  ラジオでは聴いたことがありますが、生で聴いたのはこれがはじめてでした。


徹貫「それがはじめて作った曲なんですね。・・・たくさん曲を作ってきていると思うんですが、
  バラード以外の曲っていうのも作ってきたんですよね?」
木根「バラード以外・・・」
固まる木根さん(苦笑)
木根「ほとんどバラードばっかりだね。ロックバンドとかやっていたんだけど・・・
  普通ロックバンドなら、バラードなんて1曲ぐらいなんだろうけど、7曲ぐらいがバラードだった」   


そういうつながりですか(苦笑)

『自業自得』
・・・木根さんが作曲をはじめて、2曲目か3曲目の曲だそうです。
  これは沖縄ライヴ以来でしたが、サビで曲名が判った自分がちょっと痛かった(苦笑)


木根「『自業自得』という曲を聴いてもらいました」
徹貫「すっごい頭悪い中学生」
木根「井上陽水さんの曲に、『自己嫌悪』という曲があって、
  タイトルが恰好いいなって思ったんだよ。じゃあ僕は、『自業自得』にしようかなって」

木根「タイトルは『自業自得』なんだけど、そんなに切羽詰まった歌詞じゃないんだよね。
  好きな子に素直になれない自分を、馬鹿だなって歌っている曲だから、
  "自業自得"っていうほど、重い曲じゃない」   


そう・・・なんですか?

徹貫「慥か、木根さん。ウツさんに"堺(正章)さんに似ている"って言われるんでしたっけ?」
木根「そうなんだよ。スパイダースの曲を歌うと、いつもウツに"堺さんの声に似てる"って言われるんだよ」

『夕陽が泣いている』(ザ・スパイダース)
・・・この曲より、歳末助けあいバンドが参加。
  メンバーは、立岡さんと石坂さんのおふたり。

『青いリンゴ』(野口五郎)
・・・イントロに、「紅白も最後の曲になりました。
  それでは最後に、野口五郎さんの代役、木根尚登さんに歌って頂きましょう」
  とかなんとかいう、木根さんの紹介(?)が入ったため、大爆笑でした(笑)
  間奏か終奏でも台詞を入れたため、演奏後、徹貫さんに、
  「気は済みましたか?」と冷たい口調で訊かれる始末(笑)
  


楽しいのがいちばんです

木根「FCイベントとかでライヴをやったりする時に、自分たちが好きな歌とかを演ることがあるんだけど、
  そういう時は、ファンのことは一切考えていないね(笑)
  みんなが聴きたい曲じゃなくて、僕たちが楽しい曲を選んでる」

木根「ウツに"なに曲歌おっか?"って訊くと、自分が歌いたい曲を指して、"これ歌いたい"とか言って」
徹貫「目をキラキラさせながらね」   


昔からハモリ好きでした

徹貫「木根さんは、ハモる方が好きなんですか?」
木根「好きだね。とにかく、すぐハモっていた。
  ウツが歌い出す前から、ハモリパートを歌っているくらい。
  ・・・"まだ、歌い出してないよ"っていう時から」

木根「今はカラオケがあるから、友人とかが歌っている横からハモればいいけど、
  昔はカラオケなんてなかったからね。
  だから、(リードを)歌ってくれる人ができたっていうのは、すごく大きかった」
徹貫「ウツさんがハモるっていうことはなかったんですか?
  木根さんがリードを歌って、ウツさんがハモるっていうことはなかったのかな、って思ったんだけど」
木根「僕のアルバムの中で、ウツとてっちゃんをコーラスに引き連れて歌っている曲があるけどね。
  ・・・そういうことじゃないか(苦笑)」   


『心の旅』

徹貫「高校生になって、今度はピアノを練習するんでしたっけ?」
木根「高校1年の時にね」
徹貫「独学でしたっけ?」
木根「そう。学校の音楽室で練習した。・・・音楽の授業の時に、先生から"木根、弾いてみろ"って言われて、
  ♪あー、だから今夜だけは〜、君を抱いていたい♪を歌った」
♪の間は歌っています。

木根「でも僕のクラスは男ばっかりだったから、"木根、すごいね〜"くらいだった。
  友だちに言われたもん。"木根、クラスに女子がいたら、今ので超モテたぜ"って。
  でも男子ばっかりだったから、"すごいな〜"くらいで終わっちゃった」   


アマチュアからプロへ

徹貫「アマチュアとしてはじめて、木根さんの周りでいちばん早くプロになった人は?」
木根「僕たちの中でいちばん早くプロになったのは、ベースをやっていたヤツ。
  卒業後、19歳でイルカのバックバンドのオーディションを受けに行って、受かってプロになった」
徹貫「その人のことが、『MY BEST FRIEND』の中にも出てくるんですよね」
木根「そう。もう、亡くなっちゃったんだけどね。
  一緒にやっている頃から、"こいつはすごい"って思っていたから、すごくもったいないって思った。
  こういう言い方をすると綺麗ごとに聞こえるかもしれないけど、
  どこかに"あいつの分まで"って思っているところはある」


『八王子音楽祭(たぶん)で作曲賞を取った曲』
・・・この曲がきっかけとなり、SPEEDWAYとしてデビューしたそうです。
  タイトルは不明ですが、当時のアイドルを風刺(?)した詞でした。


徹貫「これがMUMIXの社長が歌詞を書いている歌でしたっけ?」
木根「そう。・・・デビューのきっかけになった曲だったんだけど、結局アルバムには入らなかったね」   

 ・・・No.2に続く  No.2へ


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