Talk & Live Vol.9 Special
2005/12/16 渋谷:Duo Music Exchange (2/2)


--w(?) encore--

とてもよい場所に住んでいます。

木根「本当に来てくれました! 小室哲哉君です!」

木根「いつ着いたの?」
小室「ついさっき。8時45分くらいに出てきたから。・・・ここ、時計ないね。いま、何時?」
会場内に時計がなかったため、1列目に座る観客に時間を確認する木根さんと小室さん。
「9時すこし前」という回答を受けて。

木根「すごい早いね」
小室「8時45分は言いすぎたかもしれない。8時半くらいかな?」
木根「近くに住んでるっていいね」
小室「まあ、だいたい、どこにでも近いね」
木根「どこに出るにも近いよね? 電話するとだいたい、"もうウチ着いた"って。
  "いま、どこ?"って訊くと、だいたい"ウチ"っていうもんね」


小室さんのプロモーション活動 其の1

木根「今まで、レコーディング?」
小室「そう。この後、戻ってもレコーディング。忙しいんだよ」
木根「相変わらず忙しいね。何時から?」
ここで小室さんが時間を言ったんだけども、忘れました。
木根「そうやって、もう何年?」
小室「20年くらいにはなるかな」
木根「好きだよね?」
小室「そうだね」
木根「そうやって、やっていられるっていうのは、いいよね」
小室「ねえ、時間ないから、とりあえずプロモーションしていい?」
木根「ああ、どうぞどうぞ」
小室「いま、丸山さんの関係で、」
木根「丸山さんっていうのは、ソニーの元社長ね」
小室「丸山さんからの話で、佐野元春さんの『Someday』と『アンジェリーナ』のアレンジをやってる」
木根「"Someday〜♪(ギターを弾きながら、なんとなく歌う木根さん(笑))"だよね」
小室「ん?」
もう一度、きちんと(?)歌う木根さん。
小室「ちょっと違うかもしれないけど、それ(笑)」
木根「すごいね。佐野元春さんから?」
小室「(本人が)知っているかどうかは判らないけど」
木根「え? 勝手にやっているの?」
小室「たぶん、丸山さんから来ているから、(本人も)知っているかもしれない。
  佐野元春さんの声だけもらっていて、それをミックスするんだけどね。もう佐野元春さんの声だけはある」
木根「え? じゃあ、ギターとかベースとかの音も変えちゃうってこと?」
小室「・・・それをやるのがミックスでしょ?」
ここの小室さん、とても呆れた表情をしていました(苦笑)
木根「ごめんごめん。勘違いしていた」
小室「さっき木根が歌った"Someday〜♪"って、すごくキャッチーなところがあるでしょ? そこをいまやってる」


小室さんのプロモーション活動 其の2

小室「ほかにもいま、芸人さんと一緒にやっている企画があるんだけど、これは話してもいいの? いい?」
後方、あるいは横の方にいるスタッフに、確認を取ってから。
小室「いま、吉本の芸人さんたちと、着ヴォイスとか、着うたを作ってるの。
  僕がメロディを作って、それを芸人さんたちが歌うっていう。
  こういうコラボをやっているんだけどね」


小室さんのプロモーション活動 其の3

小室「新しく出たP902iっていうのがあるんだけど・・・ドコモの携帯で。
  その効果音と、あと元々入っている曲の中に、着モーションだったかな。
  globeの新曲・・・未発表曲のプロモが入っています」

小室「買わなくてもいいから、○○(電器屋さんの名前)とかに行ったら、
  たぶんディスプレイしてあると思うので、そこで聴いてみてください」
木根「買わなくてもいいんだ」
小室「買わなくてもいいよ。電器屋さんんで聴いてもらえば、それで宣伝効果になるから」


どうしよう

木根「あのさ、どうしても話したいことがあるんだけど、今ここで話してもいい?」
私がいるところでは聞こえませんでしたが、
小室さんが木根さんに、「○○のこと?」と確認していたような気がします。

小室「今月の28日に忘年会やるから来てよ。その時に話せばいいじゃん」
木根「え? 忘年会に行くの? 僕、ぜんぜん関係ないよ?」
小室「大丈夫、来てよ」
木根「それは、どこでやるか決まってるの?」
小室「どこかそのへん。木根の周りにいる人に訊いてくれれば、判ると思うから」
木根「誰も教えてくれなかったら、どうしよう」

小室「そっちはやらないの?」
木根「僕?」
小室「事務所で」
木根「僕のところはすごくちいさいから、ちょちょってやれば終わっちゃう」
小室「もしかしたら29日かもしれないけど」
木根「え? どっちか判らないの? ってことは、28日と29日空けておかなきゃいけないの?
  僕だって、そんなに暇じゃないよ」


小室さんの大きな疑問。

木根さんの発言に笑う観客を何度か目の当たりにして。
小室「ねえ、どうしてみんな、こんなに笑ってるの?」
木根「え?」
小室「ルミネじゃ、こんなに笑ってくれないよ。もしかして仕込んでる?」
木根「僕に合わせて笑ってくれてるってこと?」
小室「ウケすぎだよ。ルミネはホントにきびしいからね」
木根「ルミネっていうのは、東京にある吉本の劇場ね。出てるんだっけ?」
小室「ぜんぜん笑ってくれないね」
木根「鍛えられてる?」
小室「鍛えられてるね」


いま明かされる事実

木根「でも慥か、556のオーディションに劇団ひとりとか、いたんじゃなかったっけ?」
小室「劇団ひとりはいなかったと思う」
木根「あれ? 僕、いたって聞いたんだけど」
小室「それは判らないけど、南海キャンディースとか」
木根「まだ売れる前だから、とにかく出る場所が欲しいから、いろんな人が(オーディションを)受けに来ていたみたい」


TMで漫才をやるとしたら

木根「3人で漫才やるのって、どう?」
小室「面白いかもしれないね」
木根「ウツはボケだろ。てっちゃんは?」
小室「僕はどう見てもボケでしょ」
木根「そうだね。じゃあ、僕は?」
小室「木根はつっこみの方でしょ」
木根「そうかな?」
小室「だいたい僕がボケて、木根がつっこんでるでしょ」


断られました

木根「そういえばこの間、ルミネに行ったんだけど、混んでいて入れてもらえなかった」
小室「ホントに?」
木根「"今日はもう満員なので入れません"って」
小室「誰が(受付けに)いたんだろう」
木根「慥かその日出演している人は、売れてる人たちだったと思うけど」
小室「誰が対応したの?」
木根「たぶん、アルバイトの女性の人」
小室「言えば良かったじゃん」
木根「"友だちが吉本にいます"って? ・・・言おうとも思ったんだけどね。
  でもホント、その日は満員だったみたいだったからね」


『赤鼻のトナカイ〜サンタが町にやってくる〜ジングルベル〜きよしこの夜』

木根「いつまでも話しているとヤバイから、そろそろ歌に行こう。
  みなさん、入る時に配けた歌詞カードを出してください」
この日、会場に入る時に、上の4曲の歌詞の載った、二つ折りのリーフレットを手渡されていたのでした。
(リーフレットの表紙写真は、こちら)

小室「僕はどうすればいいの? なんにも聞いていないんだけど」
木根「ここにクリスマス・ソングの歌詞が4曲のっているんだけど、これをみんなで自由に合わせようと思って」
小室「ぜんぶ歌うの?」
木根「ぜんぶじゃなくて、どれか歌いやすいのを選ぼうかと思って。どれが歌いたい?」
小室「歌うの?」
木根「僕たちが演奏して、みんなに歌ってもらおうかと思って。
  この間ポンキッキに出て、それぞれ自由に合わせるっていうのを、」
木根さんが説明をしてくださっているところに、まったく状況がつかめていない(と思われる)小室さんが話しかけたため、
曖昧な感じのまま、メドレーに入っていきました。


小室「これ、キーは?」
木根「Aでやろうと思って。それならば女性でも歌いやすいと思うから」
小室「Cじゃなくて?」
木根「Cだとたぶん歌いづらいと思うから、Aがいいと思う」

『赤鼻のトナカイ〜サンタが町にやってくる』
・・・曲の間にトーク(というか演奏の打ち合わせ)を挟みながらの演奏でした。
  歌詞を見ながら、みんなで歌いました。


木根「『ジングルベル』は、どんな感じ?」
小室「じゃあ、ブルースで」
木根「ブルース!? ブルースって難しいんだよ。この中でブルースが歌える人いますか?」

『ジングルベル』
・・・本当にブルース調で演奏が始まりまして(笑)
  ブルースということで、すこし掠れた声で唸るように歌う木根さん。
  歌いはじめたとき、佐藤さんはのけぞって大笑い。もちろん観客も大爆笑でございました。
  ということで、歌ったのは木根さんだけでした。
  そしてこれが、17日のw encoreの布石となります。


木根「僕だけ歌えてもしょうがないんだよ。みんなで一緒に歌うんだから」
小室「ああ、そうか」
木根「『きよしこの夜』は、やるのやめる?」
(観客より)「えー」
小室「じゃあ、Aで(野暮ですが・・・観客の声をコードのAにかけています)」
木根「・・・そのAじゃない。あまりにさらっと言うから、気づくのが遅れた」
小室「成長してるから」
木根「それは集中してなきゃ、つっこめないね。いつつっこむか、集中してなきゃいけない」

木根「次のキーは?」
小室「じゃあCで」
木根「C?」
小室「大丈夫でしょ」

『きよしこの夜』
・・・実は手渡されていたリーフレットに載っていた歌詞が、
  日頃歌われている歌詞ではなかったため、私も読めないところがありました(苦笑)
  歌詞が違うところを1部あげると、「みははのむねに」が「馬槽の中に」という風に。
  よく歌われている方の訳者は調べていませんが(苦笑)、この時歌ったのは由木康訳詞のものだと思われます。
  英語歌詞も下の方に載っていたので、「できれば英語で歌いたいなあ」なんて思っていました(苦笑)


私も読めませんでした

木根「『きよしこの夜』を、はじめてちゃんと歌ったけど、歌詞が読めなかった!
  こんな難しい歌だったんだね。"馬槽"って読めなかったもん。なんて読むの?」
(観客より)「まぶね」
木根「まぶね? ・・・"うまおけ"かと思った。じゃあ、"牧人"は?」
(観客より)「まきびと」
木根「御前は?」
(観客より)「おまえ(本当は"みまえ")」
木根「"おんまえ"じゃないんだ。漢字って難しいね」


小室さんのプロモーション活動 其の4

小室「25日にやる、たぶん『オールナイト・ニッポン』っていうラジオのね。そのテレビ版のスペシャル。
  松任谷さん・・・ユーミンの番組に出ます。もう知っている人いる?」
手を挙げていたのは、3〜4割くらいだと思われます。
小室「案外知っている人、すくないんだね」
木根「向こうからオファーがあったんだっけ?」
小室「そう。いきなり電話がかかってきて。
  フジテレビに、きくち伸っていうプロデューサーがいるんだけど、知ってる?」

小室「そのきくちプロデューサーから電話がかかってきて、
  電話に出たらいきなり、"ここに松任谷正隆さんとユーミンがいます"って言うの。
  そんなこと言われても、逃げられないじゃない?」
木根「そうだね(笑) (番組は)どんな感じ?」
小室「オンエアを見ないと僕も判らないんだけど、たぶんユーミンさんが話していて、
  曲にいったら僕がいるっていう感じだと思う。・・・僕はピアノを弾いたんだけどね」
木根「話はしてないの?」
小室「そう。ユーミンと話はしていないから。
  たぶんユーミンが、その曲についてラジオみたいに話して曲にいくっていう感じになるんじゃないかなって思うんだけどね。
  僕も見ていないから、どういう感じになるか判らないんだけど」
木根「『BOY MEETS GIRL』(曲名は噛んだので、正しいタイトルではありませんでした)だっけ?」
小室「そうじゃない。『BOY MEETS GIRL』」
木根「そうだった」
木根さんは苦笑い。
木根「噂で聞いたけど、歌詞を褒められたんだって?」
小室「そうやって言っていたって、僕も聞いたんだけどね」
木根「歌詞を褒められるって嬉しいよね。曲を褒められるのはほら、いつものことだからさ」
小室「そうだね」
木根「で、一緒にやってみてどうだった?」
小室「大御所、って感じだった。年齢もね、ぜんぜん上なわけだし」
木根「年齢はね、もうぜんぜん、」
小室「もう僕たちの上の人たちって、すくないでしょ?」
木根「坂崎さんの話はするけどね」
小室「でもアルフィーさんたちは、僕たちのすこし上ぐらいでしょ?」
木根「この間、坂崎さんのラジオにゲストで出たんだけど、ライヴ、2000本越えたんだって。
  名球会入りですね、っていう話をしてきました」


そうだっけ?

木根「最後はTMのChristmas songを歌いたいと思います。
  それぞれのソロにもChristmas songがあると思うけど、やっぱりTMでしょ?」
小室「あったっけ?」
木根「『Christmas Chorus』(ファンに教えてもらいながら)っていう曲あったじゃん。それ、僕、ギター弾いたよ?」
小室「そうだっけ?」
木根「入れたじゃん。こういう感じの」
そうしてアコギで、『Christmas Chorous』で弾いていたような、そんなメロディを弾く木根さん。

木根「もう弾けないけど」
小室「じゃあブックレット見ておく」
木根「ブックレットにクレジットしてくれてあるか判らないけどね」
小室「してあると思うから」
木根「(こういうことは)よくあるから。前、葛Gもそういうコトあった。
  曲を録っていて、明け方まで待って、ギターで効果音を入れたことがあったんだけど。
  ・・・ギュイン(こんな感じの擬音)っていう音だけだったから、効果音でしょ?
  それを"葛Gやってよ"って言われて、明け方まで待って入れたのに、製品を聴いてみたら入ってなかったという。
  葛Gが"ギターの音、入ってないじゃん"って言ったら、"あ、ごめん。忘れてた"って」


犯人は僕です。

木根「もうそろそろ巻いているみたいなんで、曲にいきましょう」
小室「もしかして、早く帰らなきゃいけないって言ってる僕が伸ばしてる?」
木根「そう思う(苦笑)」
小室「なんか久しぶりに、こうやって対話ができるところに出たから、楽しくて」
木根「また来てよ」
小室「ふらって遊びに来てもいい?」
木根「どうぞどうぞ」

『Dreams of Christmas』
・・・ということで、木根さんからヴォーカルがはじまったこの曲。
 CDで小室さんが歌っているところで、そっと小室さんがコーラスで入ってきて。
 その感じがとても、ラヴリーだったんですけども(苦笑)
 小室さんが歌ったのは、CDで葛城さんが歌っているところでした。
 ラストの繰り返しが3回くらいあって、「こんなに大サビ長かったっけ?」とか思っていた私(笑)
 ずいぶん、この曲を聴いていなかったものです。


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