TALK TALK TALK & LIVE
2003/12/31 原宿:アストロホール No.1
※ 「カッコ」の前に名前がないものは、木根さんです。
木根さん&英美さん
照明が落ちて、木根さんと英美さんが一緒に登場。
木根「こんな風に話していて、気がついたら日付が変わっていたというのが理想」
と言いながら、とにかく木根さんは話し続けます。
スタッフから「木根さん、カウントダウンライブやりませんか?」と誘われ、
46本やっていて感覚が麻痺してしまったのか、
軽く「いいよ」と答えてしまって、カウントダウンライブをやることになったそうです。
木根「"ライブ会場、空いてないんじゃないの?"って訊いたら、"ここだけ開いてる"って言って、
ここでやることになった」
ひとりきりではつらいからと、英美さんにダメ元で訊いたら、「いいですよ」と返事が返ってきて、参加となったそうです。
英美さんは最初、ギターを手にしていましたが、
木根さんがあまりに話し続けるものだから、途中で下ろしてしまいました。
が、英美さんがギターを下ろした途端に、木根さんがギターを弾き始めるという(笑)
1曲目終了後。
木根「この曲はモニターチェックを兼ねてるから」
英美「木根さんのギターのヴォリュームを少し下げてもらって、僕のギターの音をもう少しあげてもらえると最高です」
この日の木根さんは、携帯電話を胸ポケットに入れていました。
時刻を確認するためと、「てっちゃんが電話するって言っていたから」という理由で。
そんな木根さんの携帯には、かなりの数のストラップがついていました(笑)
「たぶん、かかってこないと思うけどね」
と言っていましたが、数時間後、本当に電話がかかってきました。
木根さん&英美さん&倫子さん
木根さんと英美さんの会話を聞いていた倫子さんから、
「木根さんと一緒にやると、可笑しすぎてなかなか曲にいけない」と言われておりました。
このライブの頃、渋谷公会堂のライブビデオがDVDで再発売されたためか、
久しぶりにその映像を見て、倫子さんは、自分の髪型にびっくりしたそうです。
この年、仙台ラジオの特番のクリスマスライブを、
木根さん、宇都宮さん、英美さんで演っていたので、その話も。
英美「仙台のライブのあと、ウツさんと木根さんと一緒に飲みましたけど、あのとき再確認しましたね。
ウツさんがお酒に強いということを。そのとき、もう僕はべろべろなのに。
ウツさんに"平気なんですか?"って訊いたら、"平気"って。本当に強い」
カウントダウン
実はカウントダウンの10分くらい前に、ゲストで来てくれている人たちすべてをステージに呼んでしまったため、
12時になるまでの時間つぶしに困っていました。
倫子さんが時計を持っていたため、時計係をやっていました。
どうやらスタッフには、レコード会社のR&C(だったかな?)の方も入っていたらしく、
COLORSの福島さんが、ビールの準備をしている間に、コメントしていました。
そうして。時報を聞きながらカウントダウン。
なーのに、がやがやしていて、いつ12時になったのか判りませんでした(笑)
オーディエンスはドリンク、木根さんたちはビールを手に乾杯。
このあと、木根さんが客席に降り、運良く近くにいた人は、直に木根さんとグラスを合わせていました。
(正確には紙コップと透明アクリルのコップ)
新年1曲目
カウントダウンを終えると、再びステージは木根さん&英美さん夫妻の3人だけに。
木根「新年1曲目は、TMが今年20周年だから、TMの曲を歌おうと思っていた」
その言葉どおり、TMの曲が新年1曲目でした。
英美さん&倫子さん
曲が終わったところで、木根さんがはけて、英美さんと倫子さんのコーナーへ。
息子の陸人君は5歳になり、ピアノを始めたそうです。
英美さんがギター、倫子さんがバイオリンで、一緒に『ねこふんじゃった』を合奏しているらしい。
倫子「息が合わない夫婦です」
そう言ってしまう倫子さんが素敵。
倫子「息は木根さんの方が合っているので、いつでもその座を譲ります」
の声に、「倫子さんの座を譲っても、木根さんに奥さん役は無理」という声が客席から飛んでました(笑)
以前、木根さんが包丁で林檎の皮むきをする姿を目にしたことがありますが、
危なっかしくて見ていられませんでした(笑)
倫子「奥さんは英美さんですね」
英美「"あなたお帰り〜。今日はカレーよ〜"って?」(笑)
※ ここで歌われた『アイシテル』。
CDでは倫子さんが歌われていますが、この日は英美さんがヴォーカルでした。
英美さんソロコーナー
アルバムは作りたいという気持ちになったら、短い期間で一気に作りたいので、
もう少し待っていてください、とのことでした。
英美さんは、予定を立てて、その予定どおりにやるということが苦手なんだそうです。
それと、よく木根さんが英美さんに進行を任せて、水を飲んだりしているため、
「英美ちゃんばっかりに任せて大変そう」というアンケートをもらうけれど、
昔から木根さんはあのままの人なので、別になんとも思わないんだそうです(笑)
木根さん&松本英子さん
ここから再び木根さんが参加し、松本英子さんのコーナー。
まずは松本英子さんの簡単な紹介と、木根さんとのつながりについて話しました。
(注:木根さんの『Talk & Live SUMMER SPECIAL』、1日目にゲスト出演しました)
木根さんは座る場所を忘れてしまい、松本さんに教わっていました(遠い目)
木根さん&加藤いずみさん
松本さんの友人ということで、彼女の紹介で加藤いずみさんが登場。
どうやら木根さんの印象に残っている加藤さんは、ビールのCMに出演している姿なんだそう。
(ビールは秋味。このCMのために、ものすごく短く髪を切られてしまったらしい)
加藤さんは初めてエッセイを書いたため、
木根さんが小説を何冊も書いているのはすごい、と言っていました。
木根さん曰く、成長するコツは、とにかく書き続けることなんだだそうです。
『愛について』は、エッセイにつけたイメージ曲で、本についているCDに入っているということから。
木根「あ、どこかで聞いたことがあるぞ。負けないようにしよ」
と(笑)
ちなみにいま加藤さんをプロデュースしている人は、
TMがデビューをする前に、小室さんがカセット送った中のひとりだったそう。
当時、佐川急便が急成長し、音楽会社を設立し、そこに引き抜かれた人で、
小室さんがカセットを送ったら、直々に電話がかかって来たんだそうです。
「ここは馬の骨とも判らない会社だから、君たちみたいな音楽をやれる人たちは、
こんな会社じゃなくて、もっとしっかりした音楽会社のところで、やった方がいい」
そんなアドバイスを、わざわざ電話で伝えてくれる人などいなかったから、すごく木根さんの印象に残っていたらしい。
その話を、加藤さんがプロデューサーの人に伝えたら、憶えていてくれたことに感動していたみたいです。
木根さん&加藤いずみさん&松本英子さん
ここでもう一度、加藤さんが松本英子さんを呼び、3人で『花』を。
木根さんは、演奏者に専念していたような気がします。
そして曲が終わってから、退場していくふたりに向かって。
「ここで僕も、はけるんだっけ?」
と訊ねる木根さん(笑)
このあとは休憩なのでした。