スコブルイー

酒井雄二著 2002年にソニー・マガジンズより発売。
『Gb』に連載していた漫画と、酒井さん抜きのゴスペラーズによる座談会と、
酒井さんのソロ・インタビューなどが収録されています。



この本は、なにかと盛りだくさんです。
まず漫画があって、座談会があって、インタビューがあって。
どれもかしこもツボなので、なにから語ったらいいのか判らないくらい。

着物姿の画伯や、かえる様や、ウール君や(笑)
基本的にシュール系で、一筆で書けそうで書けないキャラに弱い管理人には、
かなりの殺傷力あり(笑)
(故に、かんしゃくもちくんは、激ツボ)

筆ペンによる漫画を読んでいくと、
酒井さんのものの見方というか、視点が判ります。
思わず笑ってしまうもの、それはちょっと・・・と呆れるもの、
力いっぱ同意してしまうものまで、幅が広いです。
(二本葡萄パンの話も収録されています)

いちばん好きなのは、「一生やってろ」
この言葉は名言だと思います。
色紙があるのなら、欲しいです。マジで。

座談会は、軽く欠席裁判的なところが最高(笑)
何度読んでも、にやりとしてしまいます。


すごいな、と思うのは、スコブルイーの題字。
すっきりとしたデザインが、かなり管理人好みで。
デザイン・センスがあっていいよなー、と見るたびに思います。


2005/6/3