歌酔曲(かようきょく)

木根尚登 著/2001年12月7日に、角川書店より発売。

『Talk & Live 番外篇〜青年の出張〜』のツアー日記(?)を含む、
フォト・エッセイ。



この本が発売されたのは、『Talk & Live Vol.7』名古屋公演の4日前。
てなコトで、ライヴ会場にて購入しました(笑)
近くの書店では、100%予約しないと購入できないので。
いかんせん、田舎なのです。

「ライヴに行くならば、会場で買うのがいちばんよね〜」と、
発売日を知った時に即決。
番外篇時ならば、先行購入者何名にサインとかあったりするので・・・
それが、目当て? ・・・そうとも言いますね。
今回は本篇なので、それはないかな、と思ってはいたのですが。
(この時は握手だったらしい←忘れていた(笑))
まあ、要するに面倒くさがり屋なんです。ハイ。

発売される前に、「今回は写真集」などと、いろんな噂を耳にしていたので、
どんな本になるのかと思っていたのですが、
手に取ってみると、かなりお洒落な装丁の本でした。
写真も、写真家の方が2年間撮りためていたというだけあって、
本当にいい写真ばかりで。

どのツアーにも、それぞれ思い出があるのですが、
こういう風に、木根さんの日記風に残っていると、
違う視点でツアーを見つめられるのが楽しいです。
そして、その木根さんの言葉を手がかりにして、次々に記憶が甦ってきます。

静岡のチューニングだとか、
英美さんとのトークのかけ合いは、面白すぎて大変だったとか、
広島で路上で歌ったと聞いて、すごく行きたかったとか。
(ちょうど、会社帰りの時間帯で、みんな足早に通り過ぎていってしまったと、
木根さんは話していらっしゃいましたけど、それでも聴けた人、ズルイなあと思った(笑))
渋谷はあまりに盛りだくさんすぎて、時間を忘れた、とか、
書き出しはじめたら、止まらなくなるくらい。

ここを読んでいる方は、ほとんどご存じだと思いますが、
タイトルの『歌酔曲』は、吉田拓郎さんの『花酔曲』という曲名をもじったもの。
(どちらの読みも「かようきょく」)

あ。ちなみに。
番外篇を一緒に回っていた英美さんと、スタッフさんの写真もあります(笑)

2005/10/1