ハモリズム
2011/11/27 東京国際フォーラム


2010年の「ハモリ倶楽部 響」以上にmcがすくなかったので、
流れ順に感想込みで書いていきたいと思います。


今回のツアーは体調がすぐれなかったりして取っていたチケットを流してしまったりしていたのですが、
このライヴの数日前から「ゴスペラーズのライヴを見に行かないと後悔するよ?」と諭される夢を見るようになり(笑)
・・・単なる深層心理?欲?が夢に現れただけだと思われますが・・・
「夢でそう言われるなら見に行くか」と出かけて良かった、東京公演!(←やっとオチた)

東京2日目のライヴ自体は村上さんの声(ファルセット)が出なくなるというハプニングもありましたが、
とにかく選曲がですね、私的には苗場依頼の神懸かり具合だったのでした。


『NEVER STOP』
ステージ後方(ステージ後ろの壁のすぐ前)に降りている幕が、中央だけ開いてメンバー登場。
アカペラでライヴが始まりました。
高揚感とともに、やっぱり生っていいなあと感慨深く感じたんですよねえ。
というか、身体が音楽を・・・砂が水を吸い込む勢いで吸収しているのが判って、
どれだけゴスペラーズ欠乏症だったんだと。
こういうことって現場に行ってみないと気がつかないんですよね。

『UPPER CUTS 9502』
久しぶりに生で聴いて、始まった瞬間「懐かしい!」と。
『イントロ'95』かな?で、村上さんに煽られて観客も一緒に歌ったのですが、
一体感がいつもよりもあるように感じて、それもまた心地よかったのでした。

『Love Vertigo』
『Hurray!』ツアー以外でこの曲はやらないだろうと勝手に思っていたから、泣きそうでした←馬鹿
1番は舞い上がりすぎていて、正直記憶に残っていないんですが、
冒頭のメンバーの並は『15周年漂流記春夏』ツアーと同じだったんじゃないか、と。
ただ2番からのメンバーの位置は変わっていたハズ←酒井さん、黒沢さんが立ち位置移動していました。
ほかのメンバーは判らない(笑)
『春夏』の時は1番の酒井さんが格好悪いと散々言っていましたが、格好良く見えて困りました←
距離のせいなのか、私がさらに重傷化したのか、どちらでしょう。


折り返し地点を過ぎました(『Love Vertigo』後)

今ツアーは全49本で2では割り切れない本数だったため。

村上「今回(のツアー)は割り切れない本数なので、今日が真ん中で折り返し地点でもある」
北山「こういうのが立っているわけですね」

マラソンなどの折り返し地点に立っている三角コーンを、全身を使って示す北山さん。
それを見つめていた酒井さん。三角コーンになっている北山さんをくるっと回るように走りました・・・
がメンバースルーで、(主に私が)淋しかった(苦笑)


『BLUE BIRDLAND』
リードを取る人が中央になる、という決まりがあったような。
FCツアーから続いて抜群の安定感・・・なんですが、村上さんの声がないだけでこんなに淋しくなるんだ、と何回か思いました。


ここからは、メンバーも観客も椅子に座って。
『なんどでも』から『冬響』までは、1曲ごとにモノローグを挟んでの進行でした。

この曲の前には、黒沢さんが語るモノローグが入りました。
語るのは歌詞を彷彿とさせるような内容。
君(彼女)が淋しそうだったから電話したけれども、本当に寂しかったのは僕で、
慰めようとした僕が慰められていて、慰めてくれたのは君だった・・・的な内容だった気がします。

『なんどでも』
大サビ?でリードを追いかける北山さんのパートが好きすぎました。
ちょっと切ない感じが北山さんの声にぴったりでした。

ほかは憶えて来られなかったので、次回。


もう22年です。

年少3人が衣装替えのために袖にはけ、黒沢さんと村上さんふたりだけがステージに残って。
村上「一緒に歌うようになってから何年?」
黒沢「22年」

黒沢さんの即答っぷりを見て、ああここは決まったmcなのね、と(苦笑)
高校時代に一緒に歌い出すきっかけを話したあと。
村上「(文化祭のステージで)山下達郎さんがカバーした曲を歌ってウケたんだけど、
  それ以外にももちろんウケなかったり、形にならなかった曲がある。
  その当時何度練習してもサビまでいけなかった曲がある。それをいまリベンジしてみてもいいですか?」



『夢の中へ』(斉藤由貴、井上陽水)
どうしてもサビがうまくいかなかったのが、この曲だったんだそう。
リードはふたり交互に入れ替わりながら1番のみ歌いましたが、可愛いアレンジで良い感じでした。



1曲終わったところで年少3人がステージに戻ってきて、しばらく5人で話していたんだったかな。
北山さんも高校時代にTAKE6を聴いてアカペラにハマって、友だちと一緒に歌ってみようとしたけれど、
歌詞はどうでもよくてハモり(『星屑の街』のイントロ部分みたいなもの@リーダー)だけを求めたため、
うまくかなかったそうです。
そして安岡さんは村上さんたちと同じように文化祭でバンドを組んだんだけど、
最初にアカペラみたいなことをやったので、それを再現したいと話して、年少3人だけで歌へ。
(年長2人は衣装替えのため袖へ)


『曲名不明』
安岡さんが歌ったハモリのメロディを北山さん、酒井さんが憶えて歌う、というところから再現。
高校時代に安岡さんが作った曲だそうですが、"安岡さん"という感じの曲(笑)
たぶん作曲者の名前を聞かずに曲を聴いてもすぐ判るくらい。
北山さんが歌うハモリのフレーズの中に"yeah"という歌詞があり、
それが気に入っているのか、ものすごく気合いを入れて歌っているのが可笑しかった←



再び着替えに行っていた年長2人が戻ってきて、酒井さんの話へ。
酒井さんもボンジョビのコピーバンドを高校時代にやったそうですが、
誰ひとりとしてハモってくれなかったので、ひとりで歌っていたんだそう。
酒井さんの歌った曲の再現はありませんでしたが、どうやら苗場でやったそうですね(遠い目)


『Thank you』(TAKE 6)
ゴスペラーズを組んで、いちばん最初に練習した曲がこれということで歌ったのが『Thank you』。
コーラスがすごく奇麗でした。


mcはほぼないまま後半戦へ。

『恋のプールサイド』
イントロのジャンプがとてもかわいらしい・・・というか振りつけが可愛らしくて、つられてテンションがあがる曲。
某人がぴょんで飛ぶその飛び方がかわ・・・げふんごほん・・・大変でした。

『シークレット』
振りつけ、アレンジともに「G10」ツアーから一新されていました。
今回DVDがないのがとても悲しいのは、この曲が収録されないからって言い切れるくらい好きなアレンジ。
サビの振りつけはメンバーと揃えて踊るようですが、すべて無視して勝手に踊っていたのは私です。ごめんなさい。
でも、自由に踊りたくなるくらい素敵アレンジだったのです。
またこのアレンジでやらないかなあ。

『WE GOT SOUL POWER』
SOUL POWERに出演しているミュージシャンたちで歌っているのが原曲。
もちろん今回はゴスペラーズversion。
着うたかな?でDLできたようですが、携帯変えると聴けなくなるのが嫌で未DLのまま。
iTunesくらい自由度があればDLしたんですけどね・・・(現在はDL期間終了しているハズ)
こちらもやっぱりテンションあがります。ついでにサビの振りつけが楽しい。



--encore--

『BRIDGE』
ここ以外でそう感じることはなかったのですが、
この日だけは「生で聴くなら最初から最後までピアノだけの演奏がいいなあ」と何故かすごく強く感じました。
だんだん増えてくる楽器の音が、私にしては珍しくうるさく感じられてしまって。
それだけ5人の声を聴いていたかったのかも。



一言挨拶。

の前に発声がありまして、この日は北山さんでした。
北山「(低い声で)今日はどうもありがとうございましたー!」
でした。

相変わらず一言挨拶は全員分憶えて来られなかったので、憶えているだけ。

酒井「このセットリスト(とは言っていないんですが言葉としてはこれ)できるのか?と思っていたものが、
  皆さんの歓声と天ぷらを揚げているような拍手のおかげで・・・温度は180度・・・最後までやれます」

「天ぷらを揚げる」くだりから酒井さんが話している後ろで、黒沢さんがエア天ぷら揚げ(笑)
しかも揚げ終わったものを村上さんがつまみ食いしていて、可笑しくてしかたありませんでした。

黒沢「酒井が天ぷらって余計なこと言うから拍手が天ぷらを揚げている音にしか聞こえなくなった!
  お箸を入れて泡が浮いたら180度っていうのはどうでもいいね」

この先を憶えてこられないあたりが私たる由縁ですね(遠い目)

村上「今日は一部の音域がまったく出なくて申し訳ありませんでした」


line

何度か触れた村上さんの声についてですが、この日に参加したことが(イレギュラーだから)嬉しいとか、
悪い日に当たったとかそういうのはまったくなくて、
言葉で表現するのは難しいのですが、会場内を取り巻く一体感が素敵なライヴでした。

ライヴの一体感とSet Listの素敵さに負けて、
帰宅後、自分が参加できる日はないかとライヴ日程表と必死でにらめっこしました。
で、倉敷に飛んでしまうわけですね(笑)
後悔は全然していない(笑)むしろ倉敷公演があったらまた参加したいくらい気に入った場所になりました。
しかも掲示板で譲ってもらったのに、相手が偶然友人だったというミラクル。


話は変わって。
今回も蜂蜜飴の方を目当てにトレカ入りの飴を購入しましたが、5箱購入して出なかったのが北山さん(苦笑)
そして今回も酒井さんが2枚。
この確率たるや・・・さすがすぎるよ、私(嫌じゃないけど)
酒井さんが被るあたりが私なんだけど、でもなぜ北山さんが出ないのー(泣)
結局飴を買い足せなかったので、今回の勝敗はこの日でついてしまいました。
というか、酒井さんがチェックした250箱(でしたっけ?)(twitterネタです)
中身の飴だけ売ってくれたら定価でも買うのになー(苦笑)


2012/4/14


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