ハモリ倶楽部
2008/7/25 日本武道館


この「ハモリ倶楽部」は、フリーのmcがたいへんすくないため、
いつものようにmcだけ抜き出すということができません。
そのため今回は、頭から流れ順に感想込みで書いていきたいと思います。


今回、初参加となった日本武道館。
地元静岡も遠征先の東京も、うだるような暑さでございました。
夕方から雨が降るかも?という予報だったようですが、結局降らないまま終わってくれて、本当に良かった(苦笑)

さて、肝心のライヴはというと。
今ツアーのテーマカラーは(たぶん)オレンジ。
舞台中央には、ちいさなメリーゴーランドの馬がないようなセット。
屋根もオレンジで、その屋根中央には太陽。
それを囲むようにサポートメンバーがいる、という配置でした。
絵は描けませんので(苦笑)、どこかほかの素敵なレポで補填していただければ幸いです←投げた(笑)

まずは観客席アリーナ横の扉から、楽器を持ったサポートメンバーが登場し、アリーナ席を練り歩きます。
アリーナ中央で一旦歩みを止めて、そこでちょっと演奏して、歩いてステージに向かうという始まり方でした。
私が憶えているのは、玉川さんが笛(笑)プラス打楽器で、
佐々木さんがカウベルで、須藤さんが太鼓(名称は判りませんが、大太鼓にあらず)。
ばりK〜んさんがタンボリン・・・だったかな?(超曖昧)

サポートメンバーがステージに辿りついたところで、ゴスペラーズのメンバーがホーン隊3人と一緒に登場!
黒沢さんがタンボリン。北山さんが太鼓で、安岡さんがシンバル。
酒井さんがトランペットで村上さんがテナーサックスでした。
ここでの衣装は・・・南米というかサンバをイメージしたような、そうでないような感じ?(笑)
席が遠かったため、衣装の柄までは確認できていませんが、
村上さんが黒のパンツに白地に花柄(かなあ?)のシャツ、北山さんが黄色のパンツにピンクのシャツ、
酒井さんが青系のパンツ姿で、黒沢さんが緑系か青系のパンツで、安岡さんがオレンジ系のパンツ姿・・・?
名前があがるメンバーが後ろのほど、曖昧です。すみません(汗)
村上さんがいちばん似合っていたと思います(冒険度がいちばん低かったとも(笑))


Opening〜『一筋の軌跡』
『一筋の軌跡』はサビ部分をくり返すのみ。
シンバルを叩かない間、舞台中央で踊る安岡さんがすごく楽しそうで、そこばかり見てました(笑)

『Wanderes』
これまでメドレーの一部でしか聴いたことがなかったため、初生フル!(のハズ(苦笑))
大サビ前の「ぽんぽん〜♪」と歌うところで、
村上「Say 黒ぽん!」
観客「黒ぽん」
というコール&レスポンスがありまして。
これがとても楽しかった! さすが村上さん(笑)

『LOSER』
回転するメリーゴーランドの上に、メンバーが円形に並び、内側を向いて立って歌います。
この演出が、恰好良かったのです。
大サビ(のあと?)の黒沢さんのフェイク(リード?)のところで、
黒沢さんだけが正面を向くのですが、その時、本気で鳥肌が立ちました。
しかもちょうどメリーゴーランドのステージ正面側(前側と言えばいいのかな?)に黒沢さんが来るのですよ。
たぶん計算されてるんでしょうけど、凄いなあと、とにかく感心しながら見ておりました。


ハモリ倶楽部(寸劇?(苦笑))

今回のプチ・シアターは、「ハモリ倶楽部」。
最初に「ハモりましょう〜♪」云々という歌詞(憶えてこられませんでした(苦笑))の、
ハモリ倶楽部のメインテーマ(?)が流れまして。

ゴスペラーズが、ハーモニーでこの世の中を、ちょっと良い感じにしようと組んだ秘密の活動が「ハモリ倶楽部」。
ここではみんな仮名で活動しています。
というような内容の説明が流れたあと、シアター開始(苦笑)

それぞれの仮名は、
酒井さんが部長で、山田だいさく。
村上さんが、みのだしんきち。
安岡さんが、ふかみあきら。
北山さんが、よしかわさだはる。
黒沢さんが、はらけんじ。
村上さんの役名の、名前が微妙です(汗)

ハモリ倶楽部としての部活動報告をひとりずつしていくのですが、
これはほぼ毎回同じで、部長である酒井さんは進行役を務めます。
以下、そのやり取り(ニュアンスで読んでください)をあげると。

安岡「カラオケに行ったんですが、隣の人たちがハモるべき曲でハモっていなかったので乱入してハモってきました」
?「ちなみにそれはなんという曲?」
安岡「あみんの『待つわ』です」
北山「・・・どうしてハモらないんだ!」
黒沢「まあまあ」

村上「峠を吹き渡る風とハモってきました」
酒井「じゃあ、俺が風をやればいいんだな」
(マイクを通し、風の音を再現する酒井さん。その音に乗せて)
村上「愛してる〜♪(『ひとり』の歌い出し)」

黒沢「蚊とハモりました」
酒井「じゃあ、俺が蚊をやればいいんだな」
今度は蚊の飛ぶ音を再現する酒井さん。その音に乗せ、黒沢さんがハモります。
そして黒沢さんが蚊を殺す仕草をしたところで終了(笑)

安岡「親父の小言とハモりました」
酒井「こんな感じか?」
こんな時間までほっつき歩いて云々という台詞を酒井さんが言い、
その一部で安岡さんがハモり、
「お父さん情けないわ」とかそんな感じの台詞を同時に言って終了。

そしてラストが北山さん。
北山「ゴッホのひまわりとハモってきました」
酒井「じゃあ、早速ハモってもらおう」
北山「部長、ではゴッホのひまわりをここに持ってきてください。そしたらハモってみせます」
酒井「とんちかい!」

こんな感じでございました。

そのあと『笑っていいとも』に出演していた頃に持っていたコーナー、
「空耳アワー」のネタをふたつ歌い、倶楽部活動は終了してゴスペラーズに戻ります。
(このあたりは次の感想に書きます・・・分けないと次のネタがなくなるので(苦笑))


Interlude:『1,2,3 for 5』
ゴスペラーズのメンバーは衣装替えのため、一旦袖に引っこみます。
その間に演奏されるのが、このあとのSet Listに登場する新曲。
武道館では同じ曲だとは気づきませんでしたが、名古屋で判って大喜びしました(笑)

『Love has the power』
衣装を変えて1曲目がこれ。
2着目は、スーツが赤で、中シャツが黒でした。
スーツには柄が入っていたようですが、こちらも遠目では・・・

『Yes, No, Yes...』
『Body Calling』のアウトロと綺麗に繋がっていて、
この日は歌い出すまで曲が変わったことに気がつかず・・・(どれだけテンパっていたの(笑))
加えて、中央で踊る安岡さんではなく、
ステージ向かって右手側に陣取る、村上さんと酒井さんばかり見ておりました! すみません!
『号泣』ツアーの時、この曲の振りつけで踊る酒井さんが好きだったので、つい・・・(苦笑)


続・ハモリ倶楽部プチ・シアター

1回目のプチ・シアターは、
村上「着替えながら、もう一度『青い鳥』のサビのコーラスを確認しよう」
黒沢「これ以上、何を確認すればいいんだい?」
と、天狗?になった発言で終了するのですが(勿論演技です)、そこからプチ・シアターが再開。

いまの状況にあぐらをかいている発言に、カオス(混沌)君という人物?が登場し、ゴスペラーズに罰を与えます。
その罰は、ゴスペラーズがハモれなくなるというもの(混沌君役は、サックスの方)

という訳で(?)
村上「ちょっとやらせっぽいけど。なりきりゴスペラーズ!」
笑。
観客のハモる声にゴスペラーズもハモる楽しさを思い出し、再びハモれるようになって曲へという展開でした。

『Stand By Me』
そして、選ばれたのは(?)この曲。
この日はいつもに比べ、ハモリパートを歌うメンバーの声がよく聞こえ、
メンバーとハモってるよ!と勝手に感動しながら歌ってました(笑)

『カーテンコール』
歌い出した瞬間に鳥肌が立ったのが、これ。
初生!で御座います!
昔良く聴いた曲だったので嬉しかった〜。

『1,2,3 for 5』(・・・かな? Interludeと同じ曲です)
酒井さん作曲という噂を聞いて、ドキドキなんですが←どうでもいい(笑)
いやしかし! これがまた恰好良い曲なんですよ!
感じとしては、ラッツ&スターのテンポの良い曲・・・?(あくまで私のイメージ)
マイクスタンドを1列に並べ、決まった振りつけで踊るのもそれっぽいんですが、一気にテンションあがりました(笑)
1番でリードがひとりずつ移っていくところとか、2番で2人ずつリードをとるところとか、
サビのリードが両端のふたりだとか(細かい)、とにかくツボだらけでした。



--encore--

『スローバラード』
村上さんのたっての希望で、アンコール1曲目はカバー曲。
この曲のライヴ版は『The Gospellers Works』に収録されていますが、
やっぱり生versionの方が断然良いですね。



アンコールにメンバーひとりずつの挨拶があったのですが、
すごく短かったということと、酒井さんが名乗らなかったという記憶しかないので(苦笑)、
今回は除きます。ごめんなさい。

この日の発声は酒井さん。
ズボン中央あたりに差し込んだマイクに口を近づけながら、
酒井「へんなところにあるマイクでごめんなさい。ありがとうございました〜!」
こんな感じでございました。


line

かなり駆け足でお送りしました。
書き忘れているところなどは、名古屋の2公演で補足できたらいいなと思っています。

ライヴ1本目は、基本的にテンパる傾向にありますが、
この日はいつもにも増してテンパっていたらしく、細かい記憶がすっ飛んでいます(笑)
左右にビジョンもあったし、オペラグラスも持っていったのに、ほとんど見ないまま終わったというくらい(笑)

にしても。
blogにも書きましたが、今回も選曲が良かったですね〜。
生で聴きたい!と思っていた曲も聴けましたし、演出が素敵だったり。
そうそう。
これまで必ず入っていたシングル曲が、ほとんど入っていなかったのも、新鮮で良かったです。

ちょっと残念だったのは、mcらしいmcが少なかったこと。
本篇中で話すのは、ほぼプチ・シアターの中でのみだったので。
名古屋公演参加時には、もう慣れちゃっていたんですけどね(苦笑)


2008/8/21


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