GOSMANIA ファンの集い
2008/12/24 Zepp Nagoya


『青い鳥』

安岡「ゴスペラーズ、銀幕デビューしました!」
村上「夢だったからね」
安岡「ゴスペラーズ、14年目にして初めて聞きました」
村上「その前に、見ている人は少ないと思うけど、単館映画で歌ってる。あれが最初。でしょ?」
映画の題名も言っていましたが、憶えて来られませんでした。
エンディング?テーマ曲だったかも判りませんが、村上さんが歌っている曲が映画に使われていたようです。

村上「あれを池袋の映画館で見た時、いつかここ(映画)に帰ってくるって」
安岡「夢が叶った訳だ」

村上「『うた魂』、見てくれた人!」
ほとんどの人が手を挙げていました。
安岡「村上さん、台詞言ってましたからね」
村上「あんだけ宣伝していたのに、出たのはそれだけ?みたいな」
安岡「トイレ行ってたら見逃すくらいですね」
村上「映画館でトイレに行くってことはないだろ」

村上「DVDも出ましたんで、そちらで」
安岡「DVDならトイレに行っても見逃すことありませんから」


2008年の目標達成率は?

今年の苗場公演で、メンバーそれぞれ、今年達成したい目標をあげてまして。
それを達成できたかという報告。


黒沢「プールで途中で足をつかずに2キロ泳ぐっていう目標を立てたんですが、集いの前日に達成しました!」
安岡?「どれくらいかかるの?」
黒沢「50分くらい」
安岡「何往復?」
黒沢「40往復」
安岡「お腹空かない?」
黒沢「空くね。お腹も空くけど、トイレも行きたくなる」
安岡「いまトイレのネタはやめましょうよ!」
黒沢「・・・終わった後、慌ててトイレに行きました」
安岡「言うまで溜めないでください」
黒沢「プールから上がるフリしたんだよ!」

黒沢「実はそれより前に一回、"達成した!"って思ったんだけど、実は18メートルプールだった」
安岡「週2で泳いでるんだよね?」
黒沢「週5で泳いでるね」
安岡「そうしたら短いって、見て判らないの?」
黒沢「なんとなく"短いかな?"って思ったけど、25メートルプールだって思いたいわけよ!」


北山「いろいろ目標を言ったんですが、いちばん達成しやすい・・・
  これまでやりっぱなしにしてきたことに責任を取ろうと。
  "やる"って言ってやりっ放しになってる企画がたくさんあるので、」
村上「びっくりした。そっちね。男が軽々しく責任取るとか言っちゃダメだろ。
  責任取るっていうから、そのまま放置している人とかいるかと思った」
北山「やるっと言ったままになってる企画をやろうかと」
村上「囲碁もやるんだっけ?」
北山「対戦しましたね」
村上「囲碁って、難しそうなんだよな。これはゴスペラーズでも数少ない男性ファンに期待だな」
北山「やりはじめたら"面白い"と思えるものにするつもりです」


村上「俺は簡単。顔にクリームを塗って寝るっていうこと。これは達成した」
黒沢or安岡「どれくらい塗ったの? 毎日?」
村上「80日くらい」
観客(特に女性)から「えー」という力強い声が上がってました(笑)
黒沢「女性が多いから、"えーっ"て言ってるよ」
村上「1日も塗ってなかったから、すごい前進。(安岡さんを見ながら)触ってみ?」
安岡「ヤだよ」
村上さんは自分の頬に触れながら。
安岡さんは本気で嫌そうに言いながら、どんどんステージ後方に下がってました(笑)

北山「クリーム塗る前に触ってないんだから、(今触っても)判らないでしょ?」
村上「前はまったく塗ってなかったから、ぜんぜん違う」


酒井「目標5つあげたんだけど、なにあげたか・・・」
思いっきりメンバーの方を向きながら、語尾を濁す酒井さん。
安岡「ぜんぶ言って!」
黒沢「5つあげる時点で達成する気ないよな」
バッサリ切り捨てる黒沢さんが最高でした(笑)

安沢「まずは?」
酒井「部屋を綺麗にする」
黒沢or安岡「それは達成できたの?」
酒井「できなかった」
むしろ汚くなったそうです・・・(苦笑)
安岡「次は?」
酒井「小さなボケも逃さずにつっこむ」
黒沢「今日もやってるからいいんじゃない?」
酒井「ぜんぶ拾いきれたかっていうと、拾いきれていない日もあった」
安岡「イーブンだ。次は?」
酒井「次は・・・なんだっけ?」
観客より「引っ込み思案になる」
酒井「そうだ。引っ込み思案になる」
安岡「これだけ話してたら無理だね」
黒沢「これは達成できなくて、逆に良かった」
安岡「次は?」
観客より「歌いながらツッコむ」
酒井「歌いながらツッコむ? そんなこと言った?」
黒沢「俺たちは5日間やってるけど、みんなは1日しか参加してない訳でしょ?
  だからみんなの記憶の方が正しいよ」
酒井「むしろ俺がどうやるか訊きたい!」

安岡「歌いながら、こうやって(ツッコミ側の手をやって)やるってことだよね」
北山or黒沢「歌いながらツッコむってことは、歌ってる僕らがボケなきゃいけないってこと?」
村上「そんなことしたら曲が壊れる」
これはやったことがない、ということで。
黒沢「ライヴが終わるまで判らないね」
安岡「これはライヴが終わるまで保留ね」

安岡「最後は?」
酒井「最後は・・・(観客に助けを求める酒井さん(苦笑))」
観客より「ダイエット」
酒井「ダイエット! これは達成しました」
村上「何キロ痩せた?」
酒井「7キロ痩せて2キロ戻りました」
村上「じゃあ、いま5キロ痩せてるってことか」
酒井「ピークの時からだけどね」
村上「5キロはすごいな」


安岡「目標は筋トレ」
村上「毎日?」
安岡「一応"2日連続で休まない"って決めたんだけど、4回2日連続で休みました。でも、つい最近5回目が」

安岡「5回目は、サッカー(クラブワールドカップ)の決勝戦の日。
  前日福岡で集いをやったあと、早朝東京へ移動して試合を2試合見て、
  そのあと関係者で打ち上げをやったんですが、
  サッカーだからサッカーバーっていうサッカーが見られるところでやって、
  そこでも2試合見て、結局1日に4試合見ました」
村上「あれはきつかった。4試合目が終わったのは2時半くらいだったんだけど、
  俺的には午前5時ぐらいの感じだった」
安岡「翌日オフだったから、翌日やればいいやって思ったんだけど、M1を見ていたら忘れました」
村上「でも、やらないって言う日も、なんかやってるんでしょ?」
安岡「いちばんやってなくて、腹筋100回」
?「特命係長だ!」
酒井「特命係長」
酒井さん、安岡さんの真横に立ち、"特"で安岡さんの右肩、"命"で左肩、"係長"でお腹に触れていました(笑)
黒沢「80日で達成って言ってる人もいるんだから、安岡は達成でいいだろ」
村上「0から80日になっただけでも凄い成長だよ?」
なんだかんだで、この日は安岡さん達成ということになりました。


蟹水(カニスイ)

ステージドリンクを飲んだ黒沢さんに。
村上「それ、カニの味しない?」
確か黒沢さん、確認するようにもう一度、飲んだような。
黒沢「・・・するかも」
村上「だから、黒沢が水を飲むのを止めようと思ったのに」
この前に村上さんが黒沢さんを通せんぼしていたのでした(苦笑)

村上「さっき俺飲んだ時、カニの味するから、思わず二度飲みしちゃったもん」
安岡「マジで?」
安岡さんと北山さんも、タンブラーに入ったステージドリンクを飲んでいました。
黒沢?「カニの味って言うか、魚の味?」
安岡「魚っていうか、魚市場の匂い」
黒沢「魚市場っていうか、魚が入っていた発泡スチロールの匂いだね」
安沢「生の魚じゃなくて、ほかに移った匂いね」
そしてひとりだけステージドリンクも飲まず、会話にも参加していなかった人に気づくメンバー(苦笑)
安岡「酒井さん、ひとりだけ飲んでないけど、飲まないの?」
酒井「リハの時に飲んで気付いてた」
安岡「気付いてたんなら言おうよ」
黒沢「これは言うべきことだよ」

黒沢「スタッフの皆さん、今が変え時ですよ。これから30分話しますから」


そんな裏事情が。

村上「安岡と言えば、」
シアターアプルでの『Moon glows(on you)』の時と同じように、安岡さんの真似をしながら動く村上さん。
村上「ハモリ倶楽部の『Yes, No, Yes...』を見た人は判ると思うけど、あれはすごいよな」
黒沢「もっと早くから判っていたら、絶対グッズ作ったのに!」
本気で悔しそうでした(笑)
村上「それは無理だろ」
黒沢「なんでリハーサルでやってくれないんだ!」

黒沢「でも、あれは腹筋やっといて良かっただろ?」
安岡「良かったって思った。メリーゴーランド、あれ、意外に早いんだよね。やってて最初、酔ったからね」
村上「乗っちゃえばいいんだけどね」
黒沢「意外に早いんだよな」


メディア・ラッシュ

村上「今年はテレビにもたくさん出た。音楽番組からバライティまで。
  久しぶりに毎日テレビに出てるっていう時があった」
安岡「東京に帰る度にテレビに出てるっていう」
村上「どれがいちばん印象に残ってる?」
観客より「99プラス」
村上「あちこちで訊いたけど、『99』っていう声が多いね。
  本当は最後に『ひとり』を歌うっていう台本じゃなかったんだよね」
安岡「本当はなんだっけ、」
観客より「ブサペラーズ」
安岡「そう。ブサペラーズが歌って、本当は良い感じってなって終わる予定だった」
村上「あそこで聞いていて、急遽、俺が"俺らも一緒に歌わせてもらってもいいですかね?"って」
安岡「いきなりリーダーが言い出した」
村上「一緒に『ひとり』を歌うことになったんだけど、
  台本には書いてなかったから、プロデューサーの○○さんは大喜びだった」


作曲は裸で。

村上「ほかにも『HEY!×3』や『ベストハウス1,2,3』とか出させてもらったけど、
  俺的に印象的だったのは『MUSIC FAIR』。2回目じゃなくて、1回目の方ね」

村上「判ってない人のために説明すると、
  SOIL(&"PINP"SESSIONS)に"いちばんメンバーの中で変な人は誰ですか?"って
  北山が訊いたら振り返されて、俺が答えた。
  放送されたのは、北山が作曲中は裸っていうヤツなんだけど、
  実は放送されたヤツの前に、もうひとつ言ってるんだよね」

村上「俺はこっちの方が普通じゃないと思うんだけど、デビューしたての頃(かな?)、
  北山は何百メートルってある長いトンネルを通って帰ってたんだけど、
  むしゃくしゃした日?とか、そこで"ド"、"ミ"、"ソ"って言って、
  ひとりでハモるっていうのをやってたっていう。ひとりでやれるのは4つまでだっけ?」
北山「4つまで」
村上「歩いているのは自分だけとは限らないのに。トンネルに入ったらCメジャーが鳴ってたらビックリするよな」
北山「前から人が来たら逃げます」
どうやらUターンして歩き始めるらしい(苦笑)
村上「良かった。一応、常識もあるんだ」
む、村上さん(笑)
村上「そっちの方が俺的には普通じゃないと思うんだけど、やっぱりテレビだと判りやすい裸の方になるんだね。
  『青い鳥』だって、裸でしょ? ♪いつか、青い鳥〜♪」
♪で挟まれた間は歌っています。
安岡「想像させないの!」
北山「最初のイントロの部分は、入浴中に思いついたから裸です」
?「ニューヨークじゃないのね?」
北山「ニューヨークで裸だったらまずいでしょ」
酒井「こうなります。ホールドアップ」
素敵な英語発音で言いながら、手に拳銃を持ったフリをしつつ、北山さんを追いつめる酒井さん(笑)
追いつめられて北山さんは、手を挙げながら数歩下がっていました(苦笑)


酒井「こんな話してますけど、メンバーと共作の時は、きちんと服を着てますからね」
黒沢「大丈夫大丈夫。『熱帯夜』の時も着てた」
村上「でも、合宿の時、冬でもゆるいTシャツとか着てること多いよな?」
北山「言わせてもらえば、肌は曲作りの時のアンテナですから」
村上「曲作る時そうってことは、歌う時も裸の方がいいわけ?」
北山「・・・寒くなければ、そうなんじゃないですかね?
  でも裸になろうと思って(作曲する時)裸になる訳じゃないですから。
  単に、裸の方が良いってことになったから裸で作っているだけで」
村上「(歌う時)別に脱いでもいいよ」
酒井「じゃあ、俺が脱ぎます!」
ジャケットを途中まで脱いだ酒井さんでしたが、そのあとすぐ着ちゃってました(苦笑)


格好いいです

村上「『1,2,3 for 5』はとにかく振りつけが大変だった。『ハモリ倶楽部』の時は、みんな必死。
  でもようやく楽しめるくらいになってきた。年末にPV録るんだけど、」
黒沢「PVになってこれじゃ嫌だよね(横揺れスナップをしてみせる黒沢さん(笑))」
村上「それはありません」


--encore--

そういうアナタが(以下略(笑))

酒井「クリスマス当日に歌うとのびのびと歌えるね。いつもはクリスマスより前だったりするから、当日はいいね」
村上「これがもし今日が25日で、26日が大阪だった場合ね」
酒井「26日でも、しれって歌ってるんだけどね!」
悪者?みたいな動きをしながら(苦笑)
例えるなら、「へーんだ」っていう感じ?←判りにくい(笑)


カニ水の行方

村上「マネージャーにもったいないからって言って、取ってもらってある。あとで乾杯に使おうと思って」
嬉しそうににこにこしている村上さんと、とたんに引きつる他4人の顔(笑)
安岡「(すごく嫌そうな表情で)俺の分はリーダーにあげるよ」
黒沢「(胃のあたりをさすりながら)俺、ちょっとお腹痛いんだけど」

安岡「・・・でもゴスペラーズ、全員飲んでるからね」
?「なんかあったらカニ水のせいだと思ってください」


一言挨拶

アンコールになっても小さな事にまでツッコミを入れる酒井さんに。
村上「今日、おまえまだ元気だな(苦笑)」
酒井「途中休んでたから」
中盤、省エネモード入っていました(苦笑)
村上「じゃあ、元気な酒井、2008年のまとめ」
酒井「2008年のまとめ!?」
唸った後(苦笑)
酒井「今年はリーマンブラザーズが大変なことになりまして。
  赤い帽子を被った兄のリーマンと、緑の帽子を被った弟が・・・それはマリオブラザーズか」
観客「えー!」
酒井「いま"えー"って言った方がいらっしゃいましたが・・・適当です。
  植木等さんを心の師匠としている俺としては、このまま来年もいけば良い感じに無責任になれるかと思います。
  ・・・俺(この)責任は、北山が取ってくれると思うんで!」
無茶振りをして後ろに下がる酒井さんと、いきなり振られて「ええ!?」という表情になる北山さん。
戸惑ったまま前まで出てきて。

北山「メンバーの責任まで取ることになりました・・・まあ、できるだけ頑張ります」

安岡「今年は膝に青あざができた年でした。ダンスと汗を見に来てください、安岡優でした」

黒沢「もし次のツアーが今回と似たセットだったら、」
村上「2回連続で似たセットはないだろう」
黒沢「丸じゃなくて、四角とか。そしたら絶対にグッズを作ろうと思います。
  来年のツアーでは、全国のプールで泳ぎたいと思います。黒沢薫でした」
村上「じゃあ黒沢の後を着いて泳ごうかな」
黒沢「俺の後に着いて!?」
村上「女子の後を着いて泳ぐヤツとかいるんだよな」
ちょっとあきれ顔の黒沢さんに。
酒井「変態だから、俺が着いてくよ」
村上「別に頑張って変態にならなくてもいい」

村上「安岡ホント凄いよな。あれ(ヤスノーヤス(笑))はできない」
ステージに膝をつく村上さん。そして上体を反らす。
村上「これはできないなー」
ゆっくりとした動きでそらした身体を元に戻し、ステージ床に這いつくばったような体勢で止まる(苦笑)
黒沢「すごい残念な体勢になってるよ」
村上「昨日、腰やったんだよ」
そうして、村上さんは赤ちゃんのハイハイの状態でステージ中央まで移動。
当然、観客から「見えないから立って」という声があがるわけで。

村上「立って欲しいわけね」

村上「2008年は、2000年に入ってから実は俺的に、いちばん充実した1年だった。
  今年は村上涙香で名古屋に来ることもできました。来年もゴスペラーズをよろしくお願いします」


発声は酒井さん。
マイクはいつもどおり、ズボンに挟み、歌舞伎口調な感じで。
酒井「ご来場の皆様! 本日はありがとうございました!」
でした。



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