セルゲイ
2007/6/1 日本武道館


忘れる・・・ことはないかと(苦笑)

安岡or村上「全国あちこち回って東京に戻ってきました!」
村上「とうとうツアーも、残り4本になりました」
3本とは言ってなかった気がします。
村上「12月からだから、もう半年」
安岡「半年経ってるんだ」
酒井「去年、12月に参加した人の中には、もうライヴの内容を忘れちゃった人もいるかもしれない」

酒井「参加したけど内容を忘れちゃったという人も、今日が初めての参加という人も、
  是非、楽しんでいってください!」


そう言う酒井さんのスーツの背中も汗で濡れていたようです。

安岡「それではみなさん、ここで1度座って頂いて。その間に僕は汗を拭いてきます」
ステージの中央で後ろを向いている安岡さんのスーツの背中が、
汗で濡れておりまして。それを酒井さんが示しながら。

酒井「すごいな、安岡の背中。今日はハートみたいになってる。昨日は蝶の羽みたいだったのに」
安岡「その日によって、蝶にもなるしハートにもなるんです」


イベント性は重要です

村上「全国あちこち回ってきた訳だけど、思い出とか印象に残った出来事とかある? 俺は水戸。去年最後の」
安岡「去年のいちばんラストの、年を越える前の公演だった水戸ね」
村上「水戸公演の時は、ちょうど冬の時期だったから、あんこうがおいしい時で、
  おいしい時期なら食べようということで、食べに行ったんだけど。
  どろ鍋・・・名前が"どろ鍋"ってついてるところで、もうあれなんだけど」

村上「アンコウをぶつ切りにしたものを、味噌とアンコウだけで煮てある・・・
  元は漁師料理なんだろうけどね。あれは旨かったね」
安岡「ほとんどあんキモで食べているみたいな感じだったからね」
村上「食べていたらいきなりバリバリって、すごい音がして。
  その日雷雨が激しくて、そうこうしてるうちに店が停電。
  近くにある店でろうそくを買ってきて、ろうそくの明かりの中で、みんな黙々と食べてた。
  ・・・停電している間って、みんな静かに食べるんだね」

村上「10分くらいして電気が点いたんだけど、」
酒井「最初に電気が点いた時は、"うおー"って拍手喝采だった」
安岡「ろうそくの火も消してみたり」
黒沢「そしたら、また停電」
酒井「計10回ぐらい落ちた。最初は電気が点くと歓声が上がっていたけど、
  最後の方は電気が消えるたびに、みんなでブーイング」
村上「それはすごい記憶に残ってるね。美味しかったし、イベント性も高かったから。
  イベント性ってすごい重要でしょ?
  デートだって場所じゃなくて、その時どんなことがあったかっていうのが、
  重要だったりするわけでしょ? ラーメン屋だっていい。場所じゃない」


「カニ、食べさせてください!」

村上「ほかには、ない?」
安岡「カニ鍋を食べましたね」
村上「鳥取な」
安岡「そう、鳥取。すごく有名なところで食べたんですが・・・
  スポーツ選手とかお相撲さんとか・・・お相撲さんもスポーツ選手に含まれますね。
  なんで僕はお相撲さんを別にしたんでしょう?」

安岡「スポーツ選手とかが食べにくるようなお店だったんですけど、僕たちって大所帯じゃないですか。
  鳥取でカニを食べようという話になった時に、
  うちのリーダーが社長に、"カニ、食べさせてください!"って頭を下げた。
  ウチのところはそうなんですよ。意外にこういうところはキッチリしてる」
村上「そういうところは体育会系」
安岡「こうやってツアーを回ってて、いつもカニとかあんこうとか、
  美味しいものを食べられる訳じゃない。でもやっぱり、カニは食べたい訳ですよ」
村上「ツアーに出たらカニが食べられるとか、そういうものじゃないからね」

安岡「カニ鍋を食べたんですが、そこは店長自ら、カニをしゃぶしゃぶしてくれて、
  "もう食べていいです"って、渡してくれる」
酒井「カニって食べる時、静かになりますけど、そうやってやってくれる人がいると、全然静かになりませんでした」


その通り。

酒井「どうですか? 豹柄ですよ。豹柄のスーツが5人出てきてしまいましたからね」
安岡「5人とも豹柄で良かったよ。この中でひとりだけ亀甲紋とかだったら、どうします?」
村上「ここで亀甲とか言ったらまずいだろ」
酒井「そこにくっついてくる、おまえの方がまずいだろ!」


そこまでしなくても・・・(遠い目)

酒井「でも、今日はスーツだけじゃなくて、サングラスも変えてきた人がいるんですよ。・・・見えますか?」
某村上さん(笑)のサングラスの鼻当ての上のところに、金色の根付けのようなものがくっついているというのは、
スクリーンに映されたのを見て判ったのですが、なにがついているのかまでは判りませんでした。

黒沢?「動物の顔がついているんだけど、見える?」
予測はついていても、目を凝らそうがどうしようが、それが動物の顔になっているかどうかまでは見えませんでした。
それよりもフレームの、耳のところに伸びているところに、
(金色をした)円錐状の棘のような突起物がついていることに気づいて硬直してました(苦笑)


黒沢「それなに?」
村上「豹の頭」
安岡「すごいね。消しゴム彫って作ったんだ」
酒井「ああ! 子どもの頃やった、消しゴム(彫刻)!」
村上「3万8千円」
安岡「3万8千円の消しゴム!?」
酒井「それは、最高級品の消しゴム」


名言

村上「でもさ、酒井の、豹柄スーツに拡声器っていうのすごいよな。
  歳を取って、自分が若い頃を振り返るっていうことが、絶対あると思うんだよ。
  その時に、拡声器を使っているのを見たらびっくりだよな」
北山「そういう意味では、酒井さんは凄いよ!
  今回は拡声器だけど、その前は、LOVE MACHINEだったしね」
酒井「ん? それは違うよ」
黒沢「LOVE MACHINEは酒井に似た別の人だから。酒井に似ているけど、酒井じゃない」
北山「親戚筋でもないんだ?」
酒井「ぜんぜん関係ないよ?」
安岡「・・・曲にいこうか?」
酒井「子どもの夢を壊しちゃう前に!」
安岡「・・・サンタクロースもLOVE MACHINEもいます!」


『Lean on me』

安岡「『Be as one』の中に、1曲だけライヴでやっていない曲がありますよね? ね、北山さん」
ここで返事を返さなかったからか。
安岡「北山さんだけ、『Be as one』の中でやっていない曲が2曲とか3曲あるって言わないでくださいよ!?」

北山「・・・えー、そうやって言われたあとだと、なんかわざとらしくなっちゃうけど。
  『Be as one』の中で1曲だけやってない曲がありますよね?
  『Be as one』をひっさげてのツアーで、収録されてる曲なのに、
  1回もコンサートでやらないままっていうのは、さすがにまずいだろうってことで、
  アリーナ・ツアーでやろうかと思います」


けだし名言(『Lean on me』の後)

村上「いま、会場はすごく透明だと思う。湖の水面のように澄んだ状態(こんなニュアンス)。
  そんな無色透明なみんなを、別の色に染めてみたい。これから熱い曲をやろうかと。・・・獣のように」
ここで、特注のサングラス(笑)についている、豹の頭を指す村上さん。
村上「もっと悪い言葉で言うと、けだもののように」

村上「でもみんなは人間らしく盛りあがってくださいね」


--encore--

あと2本(『ハリケーン』の後だったかと)

村上「なんか、淋しいね。まだ大阪があるのに・・・解散するわけでもないのに、
  東京が今日で終わっちゃうと思うと、ちょっと淋しいね。夏には、また武道館に戻ってくるのに」

村上「また夏にイベントで武道館に戻ってきます。・・・そして時間がある方は是非大阪に来てください」


ひとり喋り

村上「今日は、ホントに、ホントに、楽しかったです。また戻ってきます。村上てつやでした」

安岡「これからもゴスペラーズ、いい曲を作って、
  みんなに届けたいと思ってますので、また見に来てください。安岡優でした」

酒井「今日はホント、みんなすごかった。この雰囲気を壊さないために、ダジャレは言いません!」

北山「(ライブの)記憶が飛んじゃうことがあるんだけど・・・
  まあ、これは、いいことなのか悪いことか判らないんだけど。
  今日のこともどれだけ憶えていられるか判らないですが、
  『Lean on me』のことだけは、忘れないと思います。北山陽一でした」

黒沢「僕の胴回りは、これ以上太くなりません!!
  なぜなら、ちょっと太くなると、すぐ"黒ぽん太った"って皆さんが指摘してくださるからです。
  ・・・だから太くならない!」
村上「最後、すごい男らしい言い切り方だったな。すっごい宣言だった」
黒沢「(こそっと)太くなったら指摘してください」

今回は歌でライヴが終わるため、発声はありませんでした。



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