セルゲイ
2007/5/9 名古屋国際会議場センチュリーホール


冒頭からハイテンションの酒井さんでした。

安岡「こんばんは、安岡優です! 今日も盛りあがっていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」
黒沢「今日は外も暑いですが、それ以上に、中も熱く盛りあがっていきたいと思っていますので、
  みなさんの力を貸してください!」
酒井「今日は盛りあがっていくしかないでしょう!? ねえ!」

村上さんと北山さんは憶えてこられませんでした(汗)


本当に暑かった(苦笑)

村上「今日も暑いね」
安岡「今日、外30度ですからね」
酒井「夏日?」
黒沢「昨日は夏日で、今日も夏日」
安岡「ここに来る前、町中をちょっと散歩していたんですが、すれ違う人がみんな"暑い!"っていう顔をしてるんですよ」
酒井「暑いと、"暑い"っていう顔になるからね」


あの、北山さん・・・は?

酒井「リーダー、テンションどうよ?」
村上「俺? 俺は悪いけどいつもどおり。いつものように、いいってことよ?」
酒井「黒沢(黒ぽん、かも)は?」
黒沢「僕も、いつもどおりに良いです」
酒井「安岡は?」
安岡「僕は・・・もう既に汗だくです」
黒沢「それは安岡にとってはいつもどおりのことだからね」
ここで北山さんに話を振らずに、次に行ってしまう酒井さん・・・。
いくらなんでも、それはないんじゃあ・・・orz。


一言多い

安岡「名古屋2Daysの1日目です! 2日連続っていうのは、名古屋では初めてです。
  前回のツアー(2005年)はレインボーホールだったので、センチュリーホールは3年ぶりです!」

安岡?「名古屋で初めてライブをやったのが、パラダイス・カフェ。その時は2回まわしでした」
酒井「2回まわしっていうのは、同じ日に昼と夜、2回公演をやるってことね」
村上「ちなみに、そのライヴに参加しているっていう人、どれくらいいる?
   パラダイス・カフェだから、13年くらい前か?」
ここで、10人くらいが手をあげていまして。
村上「10人くらいいるよ! どうもありがとうございます。
  凄いよ? だってパラダイス・カフェって、キャパが50人くらいじゃない?
  昼夜2回で100人って言っても、多く見積もって70人くらいしか見ていないわけでしょ?
  その中の10人が見に来てくれてるって」

村上「・・・生き字引がいますので、ライヴが終わったら、その人たちから話を聞いてください」


ツアー

村上「東京以外で、初めてライヴをやったのが名古屋。でしょ?」
安岡「そうだ!」
村上「それまでずっと東京でライヴをやっていたんだけど、初めて東京以外でライヴをやらせてもらったのが、名古屋。
  2箇所なのに、ツアーとか言っちゃったりして。"2箇所だって、違う都市に行けばツアーだ"っつって」
安岡「1泊2日なのにね」
酒井「あ、いまホントのこと言っちゃった」

村上「そのあとも時間がかかったんだけど、全国7箇所ぐらいでやった時は、
  なんのためらいもなく、"全国ツアー"って言ってたもんな。
  そん時は、本州だけじゃなくて、」
安岡?「そう。九州とか北海道もツアーに入っていたんだよね」
村上「あの頃を思うと、俺らも若かったよな。
  それで"全国ツアー"と言うことに、なんの抵抗もなかった。それが普通だったからね」


ひきずり肉

村上「いろんなところに行くと、その地域の言葉に触れるっていうことがあるだろ。
  その中でいちばん衝撃だったのは、"ひきずり肉"。
  すき焼きのことを、"ひきずり肉"って言うらしい。
  すき焼きって肉をひきずるでしょ? だから引きずり肉って言うんだろうけど。
  これは年配の人・・・おじいちゃんとかおばあちゃんとか、
  ごく一部の人しか使っていないみたいだけど、これは衝撃だったね」
観客の反応を受けて。
村上「"言わない"って、みんなが言わないのは判ってる。
  だから、"おじいちゃんとか年配の人"って言ったでしょ。・・・酒井は?」
酒井「名古屋って、三河弁と尾張弁に分かれるんだけど、それはたぶん尾張弁の方だと思う。
  俺は三河の方なんだけど知らないから」
村上「この中で、生で"ひきずり肉"っていう言葉を聞いたことがある人って、どれくらいいる?」
手をあげている人は、少なかったです。
村上「すくないね。・・・今日、家に帰ったら"ひきずり食べたいんだけど"って言ってみてください」
酒井「カップルの人は、相手に"ひきずった肉を食べたいんだけど"とか」

酒井「んで、アンタは肉をひきずる方が好きなんでしょ?」
村上「ん?」
酒井「すき焼きは、ひきずる方が好きなんでしょ?」
村上「ああ、俺は結構好きよ」
酒井「アンタもそうでしょ?」
黒沢さんが反応しなかったせいか、肩を叩いて。
酒井「アンタも肉をひきずるのが好きでしょ?」
黒沢「すき焼きで?」
酒井「そう」
黒沢「俺はひきずるのは好きじゃない」


5月5日『ON THE ALBUM』ネタ再び

村上「名古屋では、いろんな場所でライヴをやってる」
安岡「前、酒井さんの地元でライヴやったことがあったよね。またやりたいよね」
酒井「・・・ありがとうございます」
酒井さんは、お辞儀をしながら(苦笑)
なんだかちょっと恥ずかしげな表情をしていらっしゃいました。


村上「・・・ヤナギだっけ?」
酒井「そう、ヤナギ(苦笑)」

酒井「ちょっと中学時代の話をする機会があったんだけど、そしたらこの人、名前を一生懸命憶えようとするんだよ」
村上「ドラムは誰だっけ?」
酒井「ドラムは三浦君。身体の大きな三浦君。だからドラムだった」


三河湾か知多湾の、どちらかかと思われます。

刈谷市でライヴを演ったという話から、コンサート会場の話になり、そのつながりから。
酒井「ちなみに、リーダーはどこ行きたい?」
村上「これは・・・浜松でも言ったけど、伊良湖岬だね。あそこって、ホント、どうなの?」

村上「あそこは何湾? 三河湾でいいの?」
酒井「三河湾? フェリーで渡った先に鳥羽とか伊勢湾があるから」
村上「伊勢湾? その海沿いに、道が1本しかないワケよ。
  どう見ても抜け道とかなさそうなんだよな。
  ・・・その先にある、日間賀島に行きたいだけなんだけど」


ちゃんちゃんこ

村上「伊良湖岬のあたりって、夏祭りとかあるのかな?
  そういうところで赤いちゃんちゃんこを着て、アカペラとか歌いたい」
酒井「アカペラはいいけど、なんでちゃんちゃんこなんだよ!」
村上「ノーギャラでいいですから〜、って」
酒井「さすがに赤いちゃんちゃんこはまずいから、タコとかの着ぐるみ着て出てくるっていうのは、どう?」
(日間賀島のある一色町の辺りはタコやエビ(というかえびせん?たこせん?)で有名)
村上「いいねー。タコの歌とか歌いながらね」
北山「え!? それはどっちがいいの? タコの着ぐるみがいいの? それとも歌?」
村上「タコの歌つっても、替え歌だけどね」
そうして、『SCS』の歌い出しのコーラスのメロディで、
「た〜こ〜た〜こ〜た(こ) た〜こ〜た〜こ〜た〜(こ)」と歌う村上さん(笑)

村上「どうして5文字の歌を選ぶんだっていう感じだけど」

村上「じゃあ、全員でタコの歌、歌ってみる?」
黒沢「歌うの!?」

話が逸れて、結局全員では歌われませんでした。ちょっと残念(苦笑)


デジャヴ?(続・ちゃんちゃんこ)

村上「是非、祭の関係者の方がいましたら、声をかけてください」
安岡「タコの着ぐるみを準備してくれたらね。
  タコの着ぐるみはこちらでは準備しませんから、そちらで用意していただければやります」
酒井「もう、そういうこと言っちゃうと本気にしちゃう人がいるから。本当に送られてきたらどうするの?」

村上「これは福岡だったら、♪ふーぐーふーぐー♪」
♪の間は、上と同じく、『SCS』歌い出しのメロディです。
黒沢「それはどっかで聴いた憶えがあるな」
村上「♪ふーぐーふーぐー♪」
黒沢「ふぐはもういいから!!」
村上「じゃあ、タコの歌」
黒沢「なんか今日は、みんな歌いたいモードみたいだね。その歌よりも、アカペラ歌おうよ!」


ごめんなさい

酒井「豹柄を着てみましたが、どうでしょう?」
黒沢「これで全員着ぐるみとかで出てきたら、大変だよ」
安岡「着ぐるみ!?」
酒井「あ、まだ、それ?」
北山「でも、着ぐるみだったら、耳とかあるんだよ?」
北山さん、表情は嫌そうなのに、手で耳を作って頭に当てていました(苦笑)
酒井「でも、着ぐるみ着たら着たで、それをみんな使うでしょ?
  いつもなら手はふたつしかないけど、タコなら足を使って、こうやって」
右胸あたりにあると思われる(架空のタコの)足を掴んで振り回すしぐさをする酒井さん(笑)

黒沢「豹柄なら、ひとりくらいしっぽがついていてもいいよね」
酒井「ああ、しっぽね。安岡どう? 安岡、よくこういうフリするよな?」
腰のあたりで、手を回す酒井さんと安岡さん。
安岡「やりますね」
黒沢「安岡の衣装だけ、しっぽがついているっていうのは、どう?」
安岡「ええっ!?」
酒井「豹のしっぽ。・・・あとは、先がふさふさってなっているのとか。
  ほら、ヤングライオンとか言われてたし」
安岡さん、非常に嫌そう(笑)
酒井「ヒョウのように先がすうってなっているのと、
  こうしっぽの先がふさふさってなっているのと、どっちがいい?」
安岡「その中には、つけないっていう選択肢はないんですか?」
酒井「このふたつで」
安岡「じゃあ、・・・長い方でお願いします」
酒井「・・・(抑揚をつけながら)長いのがいい〜♪」
一瞬の沈黙の後、うつむき加減で。
酒井「ごめんなさい」
言わなければ良かったと、非常に反省しているような様子に見えました(苦笑)


全身豹柄っていうのは、ある意味冒険?

安岡「マイクスタンドが登場してきました。次は、これを使って歌ってみたいと思います。
  ・・・今回の衣装について、前に黒沢さんが"冒険"って言っていましたが、
  "冒険"という言葉から豹柄っていうのは、想像がつきませんでした」


一方通行じゃないんですよ?(笑)

メンバーと観客のコール&レスポンス時。
村上「みなさん、Say Yeah!!」
「Yeah!!」
村上「みなさん、Say キャー!」
「キャー!」
村上「口に手をあてて、Say キャー!」
「キャー!」
安岡「何がしたいんですか!」
村上「叫ぶのに、なぜか口に手なんかあてちゃって、Say キャー!」
「キャー!」
村上「口に手なんか当てちゃって、ちょっと中腰になって、Say キャー!」
「キャー!」と叫びつつ、見事に中腰になる観客たち(笑)
上から見ていて、圧巻でした(笑)


安岡「ホントに沈んだよ!」
北山「すごい!!」
安岡「そうやって、いろんなことをやらせようとしている理由が、初めて判った」


--encore--

いろんな場所で歌いました

村上「名古屋では、ホントにいろんな場所でライヴをやってる。
  『On&On&On』という番組も含めていいなら、人ん家だとか道端とか、いろんな場所で歌ってますからね」

村上「最初にやったパラダイス・カフェっていうところは、裏口もなかったのよ」
安岡「みんなが会場に入ってくる入口と、僕たちが入る入口が同じ場所だったの。
  会場に着いて、中に入る時は、みんなと同じ場所から入った」

安岡「その時は、登場の時に歌いながらステージに出てくるっていう演出をどうしてもしたかったから、
  みんなが入ってきた入口から・・・みんなの座っている後ろの方から、歌いながら入ってきたっていう」
酒井「だから、後ろ頭で判るわけですよ。"あ、こいつは同級生だ"って」
安岡「あの頃は、酒井さんの同級生とかに助けられていましたからね」


有言実行・・・?

村上「"ゴスペラーズ、TVに出てください"っていう葉書を、最近もらうんだけど、
  そう簡単にテレビに出られるもんじゃない」
酒井「じゃあ、とりあえず俺が、『ズームイン!朝』の後ろの方で、手を振りますよ」
安岡「酒井さん、まず起きられないでしょ!?」
村上「言ったな? いま自分で言ったよな? 言ったからにはちゃんとやれよ?」

村上「酒井がなんでもやるそうなので、酒井にやってもらいたいことを書いて送ってきてください。
  音楽以外のことでもやるそうなんで」


テレビに出ないと忘れられちゃう?

黒沢「"ゴスペラーズ? あの解散したグループでしょ?"って言われたことあるよ。解散してないって」
安岡「でも"解散した"って言うってことは、ゴスペラーズだっていうことは認識してくれているんだよね?」

酒井「道を歩いていて、"芸能人の人"って言われました。
  歌を歌っている人とか、アカペラを歌っている人って言う認識はなくて、
  テレビに出ている人っていう認識しかなかったんだろうね」
村上?「俺らが出る番組は、微妙なのが多いからな。
  歌番組っていうより、バライティ寄りだったりするからな」

安岡?「メンバーの名前は、どうなんだろうね?」
村上「ゴスペラーズって憶えれば、個人の名前は、どうでもいいかもしれないけどな」
黒沢「"4人組でしたっけ?"とか、"6人目の人の名前ってなんでしたっけ?"とか。5人だって」
村上「"永遠に思い出せない6人目"な」
黒沢「憶えてくださいね。ゴスペラーズは6人組じゃなくて5人組です」


ひとり喋り

村上「今日はたくさんの歓声をありがとうございました。
  また早いうちにお会いできたらいいなと思います。
  本日はどうもありがとうございました。村上てつやでした」

安岡「今日は最初からすごい拍手で迎えてもらって、本当に楽しかったです。
  またお会いしましょう!! 安岡優でした」

酒井「(舞台中央に進み出て)今日はね、1列目にご年配のご夫婦が座られていまして。
  まあ、途中で席を立たれてしまったんですけど。
  もしかしたら『ふるさと』を歌えばよかったのかなあ、なんて思っていました。
  たぶん、あれでしょうね。紅白で歌っているのを聞いて、
  "なんか、いいコーラスをやってるなあ。ちょっとコンサートでも行ってみるか"と思って、来てくれたのかもしれません。
  そういう風に、ちょっとしたきっかけで、ライヴに行ってみようかな、と思ってもらえたらいいなと思います。
  ・・・それ以外の、ここにいる99.9%のお客さん。ライヴは楽しんでもらえましたか!?
  今日はありがとうございました。酒井です」
本当に"です"でした。

北山「まあ・・・そうですね・・・。それぞれ、ひとりひとり、
  好きな形でライヴを楽しんでもらえればいいと思うんですけどね。
  僕も・・・僕たちも、それぞれ楽しみながら歌っている訳ですから。
  皆さんの楽しそうな笑顔や、ちょっと屈んで"キャー"と言ったり、そういうのはぜんぶ見えていますよ?」

北山「それを僕たちが受けとめて歌にして返して、それをまたみんなが受けたものを返して
  ・・・いわゆるコミュニケーションですね。それはホント幸せなコミュニケーションだと思う。
  まあ、これも、・・・愛って言っていいと思う。
  そういうのを感じられるステージという場に立っていられて、ホントに幸せだと思います。
  ・・・ホントってばっかり言ってますが。ホントに楽しかったです!ありがとうございました。北山陽一でした」

黒沢さんが話しはじめる前に、歓声が飛んだたため、
思わず苦笑してしまう黒沢さんと、コケる酒井さん(苦笑)
そのあと、起きあがる酒井さんズボンの埃を、村上さんが払ってあげていました(笑)


黒沢「さっきの人たち、時計を見ていたから、時間を気にしていたんだと思うよ?
  きっとこの後、用事があったんだよ。だから僕は、単にmcが長すぎただけだと思う」
酒井「その原因は、俺にもあるねえ」
黒沢「だから、そんなに寂しくならないでもいいと思う」

黒「さっきジャッキー・チェンを知らないって言う人たちがいたけど※1、俺もジャッキー大好きです。
  ブルース・リーも大好きです。ブルース・リーは、途中で亡くなっちゃったけど、
  ジャッキー・チェンは、○年前まで新作をとり続けていたのに、それでも知らない人がいるんだね。
  ちょっとテレビとかに出なくなったりすると、"最近見ないよね"って言って、
  忘れられちゃうのかなあなんて思ったりしました」

黒沢「ゴスペラーズも毎年いい曲を出して、
  毎年名古屋に来ないと忘れられちゃうのかな、なんて思ったりもしました。
  またみんなが聞きたいと思ういい曲を作って、名古屋に来たいと思っているので、
  忘れないでください! 忘れないでね〜」
村上「・・・"忘れないでね"って、そんな終わり方。このあと、どうやって喋ったらいいんだよ」

※1 mcの中で酒井さんが、「(観客の中には)ジャッキー・チェンを知らない世代の人もいるかも」
   という話をしたら、本当にジャッキー・チェンを知らない人がいて、
   それに衝撃を受ける、という場面があったのでした。


今回は歌でライヴが終わるため、発声はありませんでした。



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