セルゲイ
2007/3/12 石川厚生年金会館


観客を暖める一言

村上「寒い中、花が蕾のままぎゅっと、」
"ぎゅっ"とというところで、身体(というか背中?)を丸め、蕾の様子を再現する村上さん(笑)
村上「蕾が、ぎゅっと・・・」
でも"ぎゅっ"と言ったまま、花が開くという仕草をする気配がないため。
酒井「あんた、ホントに溜めるの好きだな。
  咲きなさいよ! 溜めたなら、オチをつけなさい! 蕾がぱっと開く、やるんならそこまでやりなさいよ!」


雪、降っていたんですか?

村上「前回のツアーでは輪島だったから、3年ぶりくらいの金沢です。お待たせしました、」
全「ゴスペラーズです!」
村上「この雪が降ってるという天気の中、ゴスペラーズを見にここまで来てくださって。
  期待の高さを感じます。本当にありがとう」
(※ 管理人が会場入りした時、雪は舞っていませんでした)


まっすぐな気持ちは伝わるんですね

村上「最初に金沢に来たのは、'98年? '99年?」
観客より「'99年!」

村上「その時に、中学生からファンレターをもらって。
  "ゴスが金沢に来てくれるっていうのを知ってから、来てくれるのがすごく嬉しくて待ち遠しかったんだけど、
  1週間前になったら、ゴスが来てくれるのが嬉しくなくなった"・・・悪い意味じゃないのよ?」

村上「悪い意味じゃなくて、"ゴスが来てしまったら、次にいつ金沢に来てくれるか判らないから、嬉しくなくなった"っていう。
  それがね、すごく印象深かった。
  言いたい意味は伝わっているんだけど、どうやって書いていいのか判らないっていう、」
酒井「つたない感じがいいよね」
村上「つたないながらも、どうにかして伝えようとして書いてくれている、その気持ちが嬉しかった」


昨日、何してた? 〜酒井さんバージョン

村上さんが振った「昨日、何してた?」という話から。
金沢公演の前日は福井公演だったので、「あれ?」と思ったところもありますが、
メンバーが"昨日"と仰っていたので、そのまま書きます。


酒井「昨日、浅野川の○○橋(聞き取れませんでした(汗))っていうところで写真を撮っていたんだけど、
  "ここで雪なんかが降ってきたら、いい感じになるんだけどなあ"って思ったら、
  いきなりドカッって雪が降ってきて、"すいません! 調子に乗ってました"って」


昨日、何してた? 〜黒沢さんバージョン

黒沢「僕は、えちぜん鉄道に乗って、恐竜博物館に行ってきました」
(※ 正式名称は、福井県立恐竜博物館)
黒沢「取材絡みだったんでスタッフと一緒だったんですが、
  勝山駅で降りたところにイグアノドン(○○サウルスだったかも(汗))っていうのがいて」
あ、あの、恐竜には興味がなくて・・・げふごほ(汗)
酒井「黒沢さんには、最高なところだね」
?「イグアノドンって言ったって、どういう恐竜なのかなんて、誰も判らないと思う」
黒沢「イグアノドンっていうのは、いつも親指を立てているヤツ。イェーイってやってる」
親指を立て、"イェーイ"と言い合うメンバー(笑)
黒沢「"おぉ、イグアノドンだよ!"って感動していたんだけど、
  一緒に行ったスタッフは、ぜんぜん恐竜に興味ないから、"ふうん"って」
?「ティラノサウルスとは違うの?」
黒沢「ティラノサウルスの仲間なんだけど、ちょっと違う。
  ティラノサウルスはね、△△(ここも憶えられませんでした)と闘うモニュメントがあった」
ここでティラノサウルスと△△が闘うシーンを、黒沢さんと酒井さんとで再現(笑)
ふたりとも奇妙な動きつきだったのですが、
黒沢さんは更に「コォーっ!」と鳴きマネ(なのか?)もしていたため、

安岡「うるさいよ!」
と、速攻で両断されていました(笑)


クリーニング違い(続・福井県立恐竜博物館)

村上「この中で、恐竜博物館に行ったことがある人!」
手を挙げる人の中に、「働いていました」というレスポンスをした人がいたため。
村上「働いていた?」
観客より「クリーニングをしていました」と再びレスポンス。
酒井「クリーニングなら、どれにするか書いてもらわないと。ドライクリーニングにするか、」
黒沢「そういう話はいいから」
安岡「・・・それは恐竜のだよね?」
黒沢「恐竜の骨です」

黒沢「観覧コースの中に、ガラスの反対側で化石をクリーニングしてところを、
  通路から見られるようになっているんだけど、
  クリーニングしている人の邪魔にならないように、向こうからこっちが見えないようになってる」
村上「そこでクリーニングしてたんだ?」
ここで再び同意のレスポンスがあったのを受けて。
黒沢「えっと。・・・これからもよろしくお願いします」


悔しいけど格好良かったです(続・クリーニング違い)

村上「じゃあ、そのへんにある石とか地層とか見て、"ここは出るな"とか判る?」
安岡「"ここは化石が出そうだな"って?」
村上「昨日東尋坊に行ったんだけど、そういうところに落ちてる石とかを見て、
  "この石から、"・・・なんだっけ? アンモニアとか出るって、」
安岡「アンモニア!?」
酒井「アンモニアじゃなくてアンモナイトだろ!!」

自分の言い間違いに気がついてマジ笑いをしたあと、いきなりその場で腕立て伏せを始める村上リーダー(笑)
さすがに腕立て伏せをする姿勢が綺麗で、思わず見とれました(苦笑)

酒井「なに腕立て伏せしてるんだよ!!」
などと、散々メンバーにつっこまれてから立ち上がると、
『音楽戦士』で噛んじゃって黒沢さんにもたれかかった時のように、酒井さんの肩によりかかる村上さん(苦笑)

村上「それは、」
酒井「アンモニアとアンモナイトって、すごい間違いだな。かたやすごい匂いがするヤツで、かたや化石だよ!」
村上「いや、だから・・・確かに、悪臭だけど」
それまで舞台の中央から(観客席からステージに向かって)右手寄りにいたのですが、
なぜか村上さんが酒井さんの背中を押して、左側に移動しまして(苦笑)


黒沢「ふたりとも、そっちに移動してどうしたいの?」
酒井「判らない(苦笑)」


黒沢さんには完璧な施設です(?)

安岡?「そこって、なんかカレーがあるんだっけ?」
酒井「恐竜にカレーって、黒沢さんには完璧だね」
黒沢「"恐竜カレー"っていうのがあったから頼んだんだけど。
  ご飯の上に目玉焼きと、鶏を揚げたチキンカツみたいなヤツが3切れぐらい乗って、そこにカレーがかかってるという、」
安岡「それはどう見ても親子カレーですね」
黒沢「卵が恐竜の卵で、鳥(鶏)の揚げたヤツが恐竜の肉をイメージしているんだろうけど。
  ほかにも"プテラノドン"っていうのがあって、
  "これって焼き鳥が焼き鳥が上に乗ってるんじゃないだろうな"と思ったら、本当にそうでした。
  ほかにも"イグアノドン"(たぶん)とかあったんで、気になる方は是非行って確認してみてください」


昨日、何してた? 〜安岡さんバージョン

安岡「片町(kata-machi)っていうところで・・・繁華街なんだけど、そこでいつかご飯を食べたいなと思っていたら、
  スタッフが行くっていうので、一緒にご飯を食べてきました。
  浅野川にかかる○○橋のたもとにある・・・あれはなんていうお店かな。判る?」
観客より「田村?」
安岡「そう、田村! そこでご飯を食べてきました。美味しかったです」
酒井「なんで教えてくれなかったの? 俺も○○橋にいたのに〜」
安岡「橋のたもとだよ?」
酒井「○○橋のたもとで写真を撮っていたのに。
  雪の中、"ごめんなさい、調子にのりすぎました"って思いながら。
  そんな美味しいものを食べていたんなら、教えてくれれば良かったのに」

村上「これで判るように、オフの日は、メンバーのそれぞれ行動を、5人とも知らなかったりするんですね」


昨日、何してた? 〜北山さんバージョン

村上「で、北山は昨日、何してたの?」
北山「僕は昨日、スタッフ16人(18人かも)と一緒に、ボーリングに行ってきました」
安岡「北山先生のスコアは、どれくらいだったの?」
北山「最悪でした」
安岡「北山さんのハイスコア的なものでいいから」
北山「4ゲームやって404でした」
安岡「判りやすい合計ですね。割り切れる」
酒井「あ・・・ホントだ。割り切れる」
村上「平均101な。小学生でもできる計算」
北山「そうですね」

北山「女性スタッフがいたから、"おまえには絶対負けない!"って言っていたんですが、ぼろ負けしました」
酒井「ギャルに負けると悔しいよな」
北山「いや、僕は全然悔しくないですけどね」


苦笑しあう2スペが好きでした

酒井「ちょっとワイルドに豹柄ですが、どうですか?
  こんな派手なスーツを着たボーカルグループが、ようやく日本に現れた。
  こんな派手なスーツを着ているところは、日本ではなかなかいないですから」

酒井「恐竜もこんな柄だったかもしれない。・・・恐竜の色って、判ってないんだっけ?」
黒沢「判ってないね」
酒井「ピンクとかだったかもしれない?」
黒沢「研究者が研究しているんだけど、正確な色は判ってない」
酒井「恐竜の色は、こんな色だったんじゃないかっていう想像でつけられてるの?」
黒沢「爬虫類の色を参考にしてるんだけど、でも本当は結構派手な色だったんじゃないかと言われてますね」
酒井「もしここで天変地異とかが起こって、俺らがここでこうして固まってしまっても、色は残らない訳ですね?」
酒井さん、なぜかびっくりしたような体勢で固まっていました(笑)
それに誰もつっこまないまま話は続きます(苦笑)

黒沢「そう、残らない」
酒井「代々、語り継いでいって欲しいですね」
黒沢「ここにいるみんなにかかっていますから。
  ここで見た人たちが話してくれなかったら、続いていかない訳ですから、よろしくお願いします」
北山「酒井家の家訓にしたらどうですか?」
酒井「ひとーつ。ボーカルグループは派手なスーツを着ているものであーる(こんなニュアンス)」
北山「なんか弱気だね」
酒井「弱気だった?(苦笑)」


切り返しがさすがです

村上「ここで告知をさせてください。・・・だんだん告知することも少なくなっていますが、
  3月7日に発売された、浜田省吾さんが7人でやってるFairlifeのアルバムに、
  『うつぼかずら』という曲で参加しています。
  これまで浜田省吾さんと面識はなかったんだけど、今回、声をかけてもらったんで参加してきました」

村上「浜田さんの歌はすごい。何度歌ってみても、浜田さんの曲だからね。
  高校生の頃のような気持ちになる」
安岡「どうしても浜田省吾さんの歌い方を真似したくなるんだよね」
村上「アルバム・タイトルはなんだっけ?」
酒井「『パンと羊とラブレター』です」
村上「おまえ、俺が忘れていること完璧に憶えてるな」
酒井「ほかのことは、大概忘れてるんで」

村上「これは俺個人ですが、鈴木雅之さんのアルバムに『放浪春秋』という曲を提供しています。
  ・・・(酒井さんの方を向いて)アルバム・タイトルは?」
酒井「『Shampagne Royale』」
村上「ホント、よく憶えてるな」
酒井「人生に必要なことは、ほとんど憶えていないんで」


--encore--

折り返し地点

安岡「アンコール、ありがとうございます!
  今回、この金沢公演は64本のツアーの、ちょうど32本目になります!」
村上「半分をすぎても、まだ残りが30本以上っていうのがいいね」


選択ミス?

村上「今年は暖冬で、2月に冬の曲を演っていたんだけど、ぜんぜん暖かくて、
  3月になって春風が吹いてくるような、そんな曲に変えたら、いきなり寒くなった」
安岡「選択ミスですね」

村上「それでは春を待つにはふさわしい、『風をつかまえて』という曲を聴いてください」


ひとり喋り

村上「この寒い中、足を運んでくださるということは、それだけみなさんの期待を受けているんだな、と思いました。
  その期待に応えられるように、僕たちもいい歌を作って、
  またこの街で歌わせてもらえたらと思います。今日はどうもありがとうございました」

酒井「金沢駅で降りて外に出たら、出てすぐくらいのとこに噴水がありまして。
  そこに電光掲示板があって、"WELCOME"という文字が出てました」
と話し始めたことは憶えているのですが、そのあとどうまとめたのか憶えていません(汗)

北山「みんなでボーリングに行った時、片町の広い交差点で横断歩道を渡ろうとしていたら、
  どこかで見たことのある五人組が目に入ったんで、
  信号が変わって、横断歩道を渡ってそこに近づいて行ったんですけど。
  ・・・うしろでスタッフが笑って見ていたのは判ったんですが、
  バッグを見たらボールペンが入っていたので、自分の写真のところにサインを書いてきました」

安岡「この地でまた歌いたいと思います。今日はありがとうございました。安岡優でした」

黒沢「イグアノドン」
身体は横向き、顔は観客席に向けて、親指を立ててイグアノドンのマネ(苦笑)
黒沢「恐竜博物館、本当に良かったです。
  恐竜は一億○千年前〜○○年前までという頃なんで、僕たちとは比べられないですけど、
  これから何百年経っても歌い続けられているような、
  みんなにも歌ってもらえるような歌を作っていきたいと思います。
  またこの街で歌いたいと思いますので、是非また呼んでください。黒沢薫でした」

今回は歌でライヴが終わるため、発声はありませんでした。



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