NACK 5 SPECIAL LIVE NEXT STAGE
2005/5/1 大宮ソニックシティ


布石 其の1(渡辺美里さんソロ時)

美里「私が最初に出てきたということは、あとは判るでしょ? ・・・ラヴソングの帝王と、」
ゴスのことを言うと予測して、名前を言う前に歓声があがりました。
美里「彼らは難しいな。・・・素敵なハーモニーを聴かせてくれる・・・ハーモニーの王子様っていうのはどう?
  5人の王子様。・・・ゴスペラーズのスタッフの方、宣伝に使ってくださってもいいですよ」


布石 其の2(鈴木雅之さんソロ時)

雅之「美里がさっき20周年って言っていたけど、実は俺も今年、デビュー25周年。
  いわゆる、四半世紀」
客席から拍手が沸いたのですが、超盛大という感じはなかったため、か。
雅之「ちょっと待て。そういう拍手じゃなくて。俺が四半世紀と言ったら、」
超盛大な拍手が客席から沸く。
雅之「そうそう! ラヴソングを歌い続けて、四半世紀」
やはり盛大な拍手(笑)
雅之「今日は、それで。"四半世紀"って言ったら、よろしく」
そしてこの約束は、ライヴが終了するまで続いたのでした(笑)


☆ゴスペラース☆

違います!


村上「美里さんがデビュー20周年、マーチンさんはラヴソングを歌って25周年」
安岡「四半世紀って言ってましたね」
ここで、お約束どおりの拍手が沸く。
安岡「いやいやいや、俺らじゃないから。四半世紀はマーチンさんですから!
  俺らが受けていい拍手じゃない」


言わせてみたい。

村上「ゴスペラーズの、村上てつやです」
酒井「いきなり予想外のことをリーダーがはじめて、冷や汗をかいた酒井雄二です」
(注:『愛の歌』で、村上さんがなりきりをはじめたためと思われます)
黒沢「遅刻はいけません。黒沢薫です」
(注:どうやらこのライヴに黒沢さんは遅刻し、電車で会場まで来たんだそうです)
安岡「既に汗が止まりません。安岡優です」
北山「北山陽一です」

酒井「低音(低い声)っていいやね。それだけで(客席が)つかめて。
  なんかその声で非道いこととか、エッチなこととか言わせてみたい。
  そういう声で言ったら印象も違うんじゃないかと」
村上「エッチなこと!? いまなんて言った?」
酒井「いやらしいこととか、エッチなこととか」
村上「じゃあ、お前やってみろよ」
酒井「えっ!?」
自分に鉢が回ってくるとは思っていなかったのか、固まる酒井さん。
そしてこの話題がはじまった途端、北山さんは、ほかの4人から離れ、下手側の隅に避難(?)していました。


酒井「俺じゃなくて、」
村上「いいから、お前言ってみろ。ギリギリのラインでいいから」
管理人の見間違いでなければ、酒井さん、顔が赤かったような。
そして、なぜか村上さんのいる側ではなく、その反対側である
安岡さん、黒沢さん、北山さんのいる方を向いてキレました(笑)

酒井「日本語でそういうコト言うの、すごい難しいんだよ!! おまえ、判ってるだろ!!」
村上「ギリギリでいいから」
安岡「おじさんと一緒にホテル行こう(低い声で、恰好つけながら)」
村上「それじゃつんくだろ。そうじゃなくてさ、もっとさ、
  ほらやばいことをすべて指示代名詞で言うっていう。あそこがあれで、」
最後の台詞だけは低い声でした。
安岡「ああ。あれがああで(言葉は違うかも。低い声です)」
酒井「あれが、」
酒井さんは最後まで言う前に、照れ笑いしていました。
酒井?「ほら、ここまで場を作ったんだから、おまえ言いなさいよ!」
北山「僕はこの会話に参加してませんから。僕は最初からラインの外にいたんで」


ある方を想像しました(笑)

村上「このNACK5の移転祝いということで、ゴスペラーズ白の衣装で決めてみました」
酒井「でも腹は黒い、みたいな」
村上「いやいや」
酒井「じゃあ今日は爽やかに、好感度をあげていこう!」
この発言は「エッチなこと言わせてみたい」という話の後で、
たぶん誰もが「もう遅い」と感じたことと思われます(微笑)


あれあれ?

村上「さっき、美里さんがマーチンさんのことを、ラヴソングの帝王って紹介してましたけど、僕らはなんだろうね」
客席からは、「王子様」という声も飛んでいましたが、敢えて(?)流すメンバー。
安岡「五人囃子っていうのはどうですか?」
酒井「じゃあ今日はそれについて、つきつめていこうか。誰がどの楽器なのか。横笛とかね」
そしてマイクを横笛に見立て、吹くマネをする酒井さん。
村上「いやいや。そういうのじゃなくて、一応コーラスの貴公子ぐらいいわせてよ」
北山「まあ、アカペラ貴族とかやってるしね」
安岡「でも貴いという字を自分たちにつけるのは、なかなか勇気がいりますね」


--encore--

まだまだ続きます。

アンコールの拍手を受けて、まずはゴスペラーズと、
ゴスペラーズのサポート・メンバーがステージに登場しました。


村上「こうやって僕らだけさらっと登場しましたが。
  みなさん、もう判ってると思いますけど、今日は2段構えだから」

村上「こういうイベントライブに参加するとき・・・(今年も)いろいろ参加させて頂いてますけど、
  実は本編よりもなによりも楽しみにしてるのはアンコールだったりするワケ。
  やっぱり自分たちで歌うのも大事だけど、せっかく一緒のステージに立つんだから、
  一緒にやりたいよね、っていうね」

村上「ほらイベントは、先輩方のライヴの様子を見て、
  自分たちも負けないようにとかいいながら、こっそり先輩のワザを盗む、というね。
  そしてあわよくば、自分たちのファンをすこしでも増やそうとして来てるワケじゃない?
  ほら、僕らも最初は(客が)十何人とか、そういうところから来ているワケだから」
酒井「そういう気持ちを忘れずにいこうっていうね」


☆ゴスペラーズ with 渡辺美里☆

そういう決まりですか?


まずは美里さんだけ、ステージに呼びました。
美里「今日は鈴木雅之さんもいますけど、どちらもグループですよね。
  雅之さんも昔はグループにいらしたし。
  それで思ったんだけど、リーダーはサングラスをしているものなの?」
村上「リーダーは、照れ屋さんが多いんじゃないですかね」
安岡「なんかいま、自分だけ好感度あげようとしてるよ、この人!」
美里「でも、リーダーは本当に照れ屋さんですよね」
村上「照れ屋です」
美里「いま自分で言い切りましたね」


ネタは拾いましょう。

美里「そう! 敢えて、君たちと呼ばせてもらいますけど」
全「どうぞどうぞ」
美里「ホントに君たちは、人の話を聞いてない!」
いきなり沸く客席。
美里「さっき紹介するときに、雅之さんは"ラヴソングの帝王"。
  そしてゴスペラーズは"ハーモニーの王子様"って紹介したのに、
  さっき五人囃子なんて言って! せっかく"王子様"って言ったのに」
安岡「ごめんなさい!」
五人囃子と言った張本人である安岡さんは、速攻で謝りました(笑)
北山「いや、"王子"って言ってくれてる子たちがいるのには、
  気がついていたんですけど、自分たちのことだとは思わないじゃないですか」
美里「もう、そんなこと言わなければ、この中に王子様だと思ってる子が、2、3人はいたかもしれないのに」
酒井「王子って聞くと、どうしても北区を思い出しちゃうんです」
美里「北区?」
酒井「北区王子って」
管理人も詳しく知りませんが、地名みたいです。


消えている人がいます。

美里さんがステージに登場してから、
会話にも参加せず、存在感を消していた(?)黒沢さんに。

美里「ねえ、会話に参加してないけど、話聞いてる?」
村上「黒沢にはトークで消えているとき、ふたとおりあるんですよ。
  緊張しているときと、本当に何も考えてなくて、ぼーっとしてる時。今日はもちろん、」
黒沢「もちろん、緊張しているんです!」


初対面は某CSの番組です。

村上「美里さんとの初対面は、」
美里「NHKの某番組で・・・あの時、リーダーが大遅刻して」
遅刻の話題が出たあたりから、村上さんは、
ステージ中央の、奥の方へとずるずると下がっていきました。

村上「ごめんなさい。・・・そうなんです。遅刻して」
安岡「あまりに遅いから、"先に収録をはじめていましょう"って言って、ほかの4人だけで収録をはじめていて」
美里「メンバーがいるって、遅刻したときいいよね。
  ほら私はずっとひとりだから、私がいなかったら収録を始められないじゃない?
  でもメンバーがいれば、とりあえず残りのメンバーだけで収録をはじめられるでしょ?」
村上「収録がはじまっているところに、そうっと入っていって、
  司会とゲストの間に置いてあったテーブルの上に飛び乗って謝りました・・・もちろん正座で」
テーブルに乗ったのは、村上さんが最初だそうです。
美里「画面がアップでこう、すこしずつメンバーを映していったら、最後にリーダーが映っているっていう」


『My Revolution』

『My Revolution』を、ゴスペラーズと渡辺美里さんでジョイント。
村上「『My Revolution』っていえば、♪hu〜u〜hu〜u〜♪(裏声、高音でイントロ・コーラス部分を歌う)」
全「失礼だから。それ、失礼だから」
美里「カラオケではみんな歌ってくれているみたいなんですけど、
  一緒にやろうと声をかけてくれる人がいないから、
  "一緒にやってくれませんか"って声をかけてくれて、本当に嬉しかった」


話が長い。

美里「帝王、鈴木雅之!」
雅之?「帝王って言うと、夜の帝王みたいだよね」
安岡「僕もちらっとそれを考えましたけど、敢えて言うのをやめていたのに!」
美里「次が押したら悪いって思って、巻きでやって時間を作ったのに、
  それをぜんぶ雅之さんが使っちゃった!」
雅之「いや俺も、まさかあんな展開になるとは思わなかった」

雅之さんのところで、安藤さんという方がゲストで登場したのですが、
スタッフから「トークは短く」と言われていたにもかかわらず、結構長い間、話していたのでした。
そして、安藤さんとデビューが近いのは、松岡(たぶん英明)さんと岡村靖幸さんということから。


美里「そして安藤秀樹! あなたも話が長い!
  毎年アルバムを出してもいないのに、ベストアルバムを出すとか言っている岡村靖幸のことはどうでもいいんです」
美里さんはデビューしてから、必ず年1枚アルバムを出しているそう。
ただ、この美里さんの言葉に、顔を伏せる雅之さんと、ゴスペラーズの面々。

美里「マーチンさんもゴスペラーズのみなさんも出してるでしょ?」
村上?「耳が痛い」
雅之「いや、」
北山「・・・だんだん、胃が痛くなってきました」
雅之「それはね、あなただから言えることだから」
美里「・・・そう?」
雅之「そう。あなたでなきゃ言えないこと」



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