回を重ねるごとに、ネタバレしていないネタが減ってきているような、
そんな気がしないでもありませんが(記憶力の低下?)

今回が、『G10』ツアーのラストとなりました。
そして、アリーナには身長が必要だということを、嫌と言うほど思い知らされたライヴになりました。

アリーナということで、ある程度の覚悟はしていたのですが、
自分が立っている場所の真正面以外は、ほとんどステージが見えないという状態で。
もしかしたら、これまで参加したライヴの中で、いちばん視界が悪いライヴだったかも。
プラスして。
アリーナ、人詰め込みすぎ!!
こんなに席が密着していましたっけ? レインボーホール。
加えて、あまりの暑さに、くらくらする始末。
(水分を取れなかったら、気分が悪くなって途中退席したかもしれないくらい)


・・・そんなグチはともかく。
肝心なライヴですけれども。
最初のスーツ(金ぴか系)は、武道館と同じでしたが、中シャツが白系のカッターでした。

ひとり挨拶のところでもちらりと触れましたが、『Atlas』が終わったあとの酒井さんの後ろ姿に、びっくり。
背中の半分(より下)ぐらいまで、スーツが汗で身体にぴったりと張りついておりました。
まるで、どしゃ降りの雨の中に立っていたかのような。
そうしたら、「暑い! 暑い!」と仰っていて、心の中で「そうでしょうねえ」と頷いてしまいました。
普通に立っているだけでも暑いのに、ステージには照明があるのですから。
・・・想像したくない←暑いのは寒さ以上に苦手。


『Get me on』
・・・視界が悪いこともあって、今回はいつも以上に聴き入っていました。
  あ、でもこの曲は踊っていたかも(笑)
  酒井さんの声は、CDよりも心持ち低くて。
  それが、より曲と合っている気がしました。

『Tiger Rag』
・・・これまでゴスペラーズが行ってきた、ア・カペラ・ライヴを紹介する場面で、
  ショート・ヴァージョンで歌われます(4月18日の「実は毎回やってます」参考)
  大概は、ライヴDVDどおりのかけ合いで動いていたと思うのですが、
  この日の酒井さんは、明らかに黒沢さんだけにターゲットを絞っておりました(笑)

『One more day』
・・・日本武道館公演のところで書き忘れましたが、
  この曲中、雪が降ります(本当は泡。触れると消えて感動したものです)
  前回はこの演出と曲に心奪われて、その奥で歌っているメンバーがいることを、失念していました。
  CDじゃないのに・・・(苦笑)

『LOVE MACHINE』
・・・これまで語らずにいたLOVE MACHINE様。
  お陰様で、彼の降臨に4回も立ち会うことができました。
  個人的には、2代目さんが好きなのですけれども。
  この3代目さん。
  ホールとアリーナでは、仕様がすこし異なっておられました。
  ホールでは、金テープが飛びだす鉄砲風のものプラス、
  同じ金テープが飛びだすけれども、さらに巨大な・・・
  キャノン砲風のもの(最後に打ちます)を手にしているのですが、
  アリーナでは、スモーク製造器(?)のようなものを背負い、
  スモークを吹き出しながら、最後にはキャノン砲でした。

  そしてこのアリーナ仕様のLOVE MACHINE様。
  毎回、災難続きだった模様です。
  必ずどこかしら装備が外れてしまったようで。

 そして、曲が終わったところで。
村「酒井ゆう・・・じゃなくて、Mr.LOVE MACHINE。酒井ゆう、」
  村上さんが「さかいゆう」と言いかけると、
  必ず酒井さんが「なにっ!?」とでも言うように振り返りまして、村上さんをじっと睨むという。
  この、細かいところまで手を抜かないスタンスが最高でした。


2005/5/8(2006/5誤字修正)



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