G10
2005/3/8 神奈川県立県民ホール


ミモザの日

安岡「今日、3月8日は、ミモザの日です! イタリアの行事で、女性に感謝する日なんだそうです。
  なので、感謝の気持ちを込めて今日は歌いたいと思います」
村上「ヨーロッパでは有名な行事なの?」
安岡「イタリアの行事みたいです」

村上「今日は3月8日、サンバの日と言って、東京ドームではマツケンサンバ踊ってるみたいだけどね。
  生放送入ってるんだよ。TBSとスカパーの」
 (スカパーのTBSチャンネル、かもしれません)


私服

村上「今回の衣装は・・・黒沢がいないから言いますけど、黒沢の私服です」
(注:黒沢さんはこの間、袖にはけていました)
安岡「カジュアルなんだけど、きっちりしてる、みたいな」
そうこう話しているうちに黒沢さんが再登場。
黒沢「俺、こんな恰好してるかな?」
安岡「この服(衣装)は、黒沢さんが家を出てから、みんなで行って持ってきました」

村上「でも今日、黒沢が来た時の恰好って、ホントにこんな感じだったよな」
黒沢「ホント? そうだっけ」
酒井「ああ、そうだ!」
村上「コサージュはついてないけど、いつもこんな感じ」
黒沢「僕の趣味に合わせてもらって、ごめんね」


15人

村上「ゴスペラーズがはじめて神奈川に来た時のことは、よく覚えてる。
  いまはもうないけど、マイカル本牧っていう。
  その時に来てくれたお客さんは、自分たちの友だちを合わせて、15人だった。
  東京なら、ちいさなところなら、なんとかなるんだけど、(みんな)神奈川の友だちは少なかったな」
黒沢「確か対バンじゃなかった?」
安岡「そう。ほかのバンドと一緒にやったんだけど、
  純粋にゴスペラーズだけを聴きに来てくれた人たちは、15人くらいだった」


野茂T

安岡「確かそのライブ(たぶん、前述の本牧のライブ)の時、
  その前日に買った、野茂のTシャツを衣装として着て、ステージに出ていた気がする」
酒井「野茂Tだ!」
安岡「そう。野茂T。しかもそれを衣装として着て、ステージに出てるんだから」
酒井さん、野茂Tの、ピッチャーがボールを投げる、その仕草をしていました(笑)

北山「いま急に思い出したんだけど、ステージに出るためのなにかを忘れて、
  その、見に来ていた後輩の子に、僕のウチまで取りに行ってもらった覚えがある」
安岡?「それひどいね(笑)」
村上「なに忘れたんだ? 音叉なら、そのへんで買うだろ?」
北山さん、微妙な感じで頷く。
村上「眼鏡?」
安岡「でもあの当時、眼鏡忘れたら辿り着けなかったよね?」
北山「うん。たぶん眼鏡かけてなかったら、(つまづくフリ(笑))」


呼んでください?

村上「はじめてのツアーが終了した翌日、確か横浜のいちばん高い(高さが)ホテルで、
  化粧品外車の創立記念かなにかで歌ったよな?」
全「ああ、あったねえ」
村上「そのホテル、いま名前が変わってるんだけど。なんだっけ? 80階ぐらいあるホテル」
 (観客から名称が飛んだのですが、聞き取れませんでした)
村上「そう、○○ホテル。いまは○○っていう。そこの宴会場みたいなところに呼ばれて。
  どこの馬の骨とも判らない人間がいて、どうなんだろうなんて思ったけど。
  さすがに社歌を歌うとは思ってなかったのか、社員の女性の人たち、喜んでましたね」

そして、その社歌を歌い始める安岡さん。
しかも歌詞まで出てくる(笑)
ところどころ、安岡さんの歌が止まると、酒井さんがフォローしていましたが、
酒井さんも判らないところはマイクを通して、「ほにゃらら〜」と歌っていました(笑)


北山「それ、そのとき歌って以来、歌ってないよね?」
安岡「歌うのは、これが2度目です」
北山「2回しか歌ってないのに、よく歌詞が出てくるね」

村上「でもさ、全国ツアーが終わった次の日とかに、こういうのやりたいよね。
  これまで全国回ってきたのに、こういうのに出てるっていうのはどうなのか、っていう」
安岡「それはチケットとかないヤツ、ってことね」
村上「そういうの、ちょっといいよね」
北山「言ってる意味判ってる人、そんなにいないと思うよ」
村上「是非、声をかけてください」
酒井「ほら、そういうこと言うと本気にしちゃう人いるでしょ」
村上「よろしくお願いします」


訂正

村上「『Road to Soul Serenade』、邦題『出逢った頃のように』。これ、ELTの曲じゃないって苗場で言ったけど」
酒井「"My Love Is Forever"ですね」
村上「あん時はそう言ったけど、ELTだった。訂正したい人は、訂正してください」
安岡「訂正するところがある人は、どうぞってことですね」


141番目

村上「みんなに投票してもらって、アルバムを作ったワケだけど、
  やっぱりさ、1票も入らない曲っていうのがあるかっていうのが心配だった」
安岡「もし1票も入っていない曲があったら、歌い直しをしてでも出そうかって言っていたんだよね」

村上「なんとか最後に、5人の力もあって1票も入っていない曲っていうのは、なくなったんだけど。
  ・・・『インター'95』な」
酒井「あれは歌詞に感情移入するっていう曲じゃないからね」
村上「でも票数が5票だったら、メンバーだけが投票したっていうのが丸判り(笑)」


上海ガニ

村上「アジアツアーにも行ってきましたけど。どうだった? 酒井」
酒井「・・・食べ物がおいしかったねえ〜。なんか、毎回こればっかだな(笑) これは改善しないといけない。
  号泣ツアーの時も"全国行って、何か思い出はありますか?"って訊かれて、
  "食べ物がおいしかったです"とか答えてたし」

酒井「でも、ホントにおいしいもの、いっぱいあるんですよ」
村上「それはここにいるみんなの方が、よく知ってるって」
安岡「はじめて上海ガニを食べました。
  これまでテレビとかでしか見たことなかったものを、今回はじめて食べましたが、ホントおいしかったですねえ」
村上「あの、カニ味噌と身をあえたヤツな」


はぁ?

村上「上海は日本のツアーの人も来てくれていたんだけど、
  前に一度行ったときは、トークのとき通訳を入れられなくて、どうなるだろうと心配していた。
  だから、5人で一文ずつ文章を憶えて。一文ずつでも5人いるから、なんとか起承転結ぐらいできるんで」

安岡「上海で、ひとりずつ憶えたのを言ったんだけど。
  中国語って、一音ずつ"あ〜"(これを何度か繰り返して、中国語の発音について説明)っていう風に、上下が激しいのね。
  だから中国語で話そうとすると、こうやって手が」
音程に合わせて手が上下(笑)
村上「まるでCHEMISTRYかっていうね」

安岡「憶えたのをひとりずつ話したんだけど、僕らの言っている言葉が通じなかったら、
  客席がみんな、"は?"って」
村上「客席から"はぁ?"って言われたのは、はじめてだよな」
安岡「どうやら見に来てくれていたお客さんたちって、日本語が判る人が7、8割ぐらいいたみたいなんだけど、
  現地語で話したら、いきなり"はぁ?"って。
  僕たちが、その場で憶えて話しているのは判るんだから、
  大目に見てくれればいいのに、判るまで言わされましたからね」
酒井「その、"はぁ?"も、日本語ですからね。
  外タレの人のライヴに行って、(日本語で話してくれたのに対して)、
  僕らが"What's ?"って言っているのと同じだからね」


LOVE MACHINE様降臨後

村上「だんだんネタがなくなってくるんだよな」
安岡「でも、毎回、人力っていうのがいいよね。出てくる時も人が押してるし」
(注:この日、LOVE MACHINE様は、姿が隠れる布をかけられた状態で、人が押す台車に乗って登場しました)
村上「酒井も変わったよな。アイツが、こういうことやるようになるとは」
安岡「変わったよね〜」
黒沢「昔から酒井は肺活量はあったけどね」
?「髪はすごい伸びたよね」
安岡「髪だけで言ったら、いちばん変わってるかもしれない」
村上「髪型じゃないだろ」


--encore--

ひとり挨拶

北山「今日もあっという間に終わってしまいました。そのせいか、ぜんぜん疲れを感じません。
  きっと自宅に帰ると、どっと来ると思います」

安岡「今日はミモザの日、ということで感謝の気持ちを込めながら歌ってきました。
  今日はいろんな曲を歌ってきましたが、
  いつも"今日がはじまりの日"という気持ちで、やっていきたいと思います」

酒井「俺は自称ヨットですから、風がないと前には進めません。
  今日はホント、ダメかなと思っていたんですが、みなさんのおかげで最後までやりきれました」
ここで客席から、「酒井さん」という声が。
酒井「はい。私(わたし)が酒井雄二です」

酒井「送料は酒井が負担します」
この前の部分、いちばん重要なところが、歓声で聞き取れませんでした(汗)

そして、酒井さんのところでかけ合いがあったためか、
今度は「黒ぽん」という声があちこちからかかる。

黒沢「は〜い。僕が黒ぽんです〜」

黒沢「今日は、今年いちばんの花粉が飛ぶ日ということで。
  会場内にもマスクをしている人がちらほらいらっしゃいますが。
  今日は一日、家の中で過ごしたいと思っていた人もいるかと思いますが、
  そんな中、ここまで来てくれてありがとうございます」

村上「ライヴをやって疲れないか、っていうと、そりゃあもちろん疲れるワケよ。
  だけど、こうして僕らのライヴに来てくれているっていうことは、
  なにか得ることがあるから来てくれているワケで。
  僕らも、なにも返ってこなかったら、こうしてライヴをやる意味はないワケで。
  今日はホント、みなさんのおかげで、やりきることができました」


発声

村上「じゃあ、今日は・・・酒井」
ということで。
酒井「今日はどうもありがとうございました〜」
野村萬斎さんが狂言をしているときの謡い回しみたいな発声でございました。


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※参考:ゴスネット「ユージーページ」内「サバサバ」



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