『号泣』
2004/9/5 センチュリーホール


名言

黒沢「最初の頃はパラダイス・カフェっていう今池にあるお店で、昼夜2回廻しでやった。
  50人くらいのお客さんの前でね」
その時はメンバーと、DJばりK〜んさんだけという編成だったらしいです。
黒沢?「その頃は、ばりK〜んも喋っていて。ばりK〜んの名言があるんだよね」
ばりK〜んさんは、人差し指を口に当て、"し〜ぃ"という仕草。
村上?「秘密だって」
安岡「"盛りあがってないと、出てこないよ〜!!"」
村上「ぜんぜん秘密じゃねえじゃん」

酒井「盛りあがってないと出てこないぞ!」
村上?「いや、今日は盛りあがってるでしょ。押してるし」
(管理人注:この日は豪雨のために開演が30分押しでした)


珍しい?

黒沢「このツアーは『Dressed up to the Nines』というアルバムの曲を中心にやっているんですけれども、
  それを訳すと『バッチリ決める』。ということで、今回はパープルにしてみました!」
村上「パープルって・・・。見りゃ判るだろ」
黒沢「でもパープルにしちゃうと、ちょっとコワい感じになっちゃいそうだったので、藤紫ね」
北山「お金がなくてね、ここが○○(なにかボケたのですが、聞き取れず)」
モニターに足をかけ、ズボンの横に入っている刺繍(?)みたいなものを指さす。
黒沢「違う違う」
ここで酒井さんの激しいツッコミが入ったのですが、
「北山がボケた!!」、「今回、初めてじゃない?」と沸くメンバー。

村上「いまの酒井、すごい勢いだったな」
酒井「今日はこれに力を入れてますから。このあとは余力で」


最大のハプニング

『エンドロール』の2番、村上さんが歌いはじめた頃、地震が襲いました。
大きな施設なので免震設計になっているのでしょうが、それでも結構長い間揺れていました。
そして『エンドロール』の後は、運良くmcでした。


酒井「みなさん、落ち着いてください。落ち着いて行動してください」
この一言で、ほっとしたことは事実です。
酒井「今回ばかりは、もうダメかと思いました」

しかし、地震に気がついていなかった人がいた、ということが判明。
黒沢「ええ、何?」
酒井「気づかなかったの!?」
安岡「俺は照明の色が変わったので気がつきました」
村上「やっぱり地震だったの? 俺、大学生の頃、ひとりで自宅にいて、
  心臓の音で"地震!?"って思ったことが何度もあんだよ。・・・(そういうことって)ない?」
「ない」と口々に言うメンバー(笑)

酒井「北山は!?」
明確に地震、と気づいていなかったメンバーがいたせいか、
着替え中の北山さんの名前を呼ぶ酒井さん(笑)

酒井「・・・北山は無理か」


マジですか!?

村上「真面目な話さ、こういう時、どこで止めるべきなんだろうな」
メンバーのうち、最初に気がついた人が止めるという案が出ましたが。
村上「メンバーは信用できないじゃん?
  気づいているヤツと気づいていないヤツと、こうやって別れているワケだから。
  "もうダメだ"と思ったら、客席に×(両腕を使ってバッテンを作りながら)ってやってもらう?」
黒沢「ねえ、本当に地震があったの?」
酒井「ゴスペラーズ10年間やっていて、ほとほとガッカリだよ」

村上「『エンドロール』だよな。俺が出てきてからだったよな?」
酒井「そう、みんな出てきてから」
黒沢?「人が歌っているのに、足音立てて出てきてるのかと思った」
酒井「歌っている人が迷惑にならないように、足音を立てないように出てくるんですよ」
村上「『往きし日に〜』って、演歌・・・前川清ばりで出てきたら」
黒沢「そう。今日の村上の声の出し方、いいなあ〜、って思ったもん」
黒沢さんは、歌っている最中も、声の出し方を研究しているんだそうです。
酒井「俺、本当はそこロングトーンで、"あ〜(強弱をつけずにまっすぐ音を伸ばす)"って出さなきゃいけないのに、
  "あ〜(ここ、スフォルツァンド気味に・・・強く〜弱く〜だんだん音を大きくという感じ)"って、なりそうだった。
  演歌歌手か(演歌歌手っぽく声を伸ばす)、オペラ歌手(オペラ歌手みたいに以下同文)ってね」


震度4 or 5

北山「震度4(5だったかも)です」
酒井「地震、気づいたよな?」
北山「いや、(俺に)当たっている照明が、すごいことになってましたから。
  3階の人は判ったと思いますが、すごい揺れていたから、俺もこうやって」
揺れる照明に合わせ、自分も揺れていたという仕草をする北山さん。

北山「でも本当の話、止めるべきか悩みましたよ。
  もちろん歌に集中しているんだけど、
  上の方で"カチッ"という音がしたら、飛び退く準備はしていました」
安岡「今回、北山の上にピンスポ用の照明があるから」
上を見あげながら「まだ揺れてるよ」と、口々にくり返していました(笑)

安岡「(照明が)落ちてきたら、北山さんを助ける準備はしていました」
黒沢?「それじゃあ、お前が下敷きじゃん」
村上?「それこそ『エンドロール』歌わなきゃ」
そうして「逝きし日に〜」と歌い出す村上さん。
黒沢?「そしたらシングルカットだよ」
村上?「ジャケに安岡の満面の笑みが映ってんの」


なまず似?

トーク中、「ちょっとトイレ」と袖にはける村上さん。
そうして村上さんが、再び登場すると。

安岡「トイレ行ってきた?」
(注:管理人にはこう聞こえましたが、友人は「おしっこちびっちゃった?」と聞こえたそうです)
村上「今日ね、1時○○分会場入りしたんだけど。
  入ってからもう6回もトイレ行っているのね。1時間に1回」
「トイレに行きたくなるのは、もしかしたら地震の予知!?」という話になりまして(笑)
?「村上がトイレにたくさん行く日は、地震が起こるかもしれないから、気をつけよう」

黒沢?「昔、なまずに似ているって言われたことあったよね」
村上「・・・あった」


携帯体操

村上「こうやって話してますけど、もし本当に心配な人は、家族に連絡してきてくれていいですからね?
  あとトイレに行きたい人も、いまなら恥ずかしくないですから、行ってきてください。
  戻ってくるまでに歌、始めたりしませんから」
三重、和歌山あたりが震源ということで、携帯片手に席を立つ人たちが、ちらほらといらっしゃいました。
その姿を見て、北山さんがなにか言うと。

村上「北山、今なに言った?」
北山「いや、戻ってきたら携帯切ってもらわないと、どこかで鳴っちゃうことになるかな、と」
村上「さすがモバイル人間だな。じゃあ携帯体操でもやるか。酒井、やれよ?」
そして、「けいたい〜」と歌い出す(笑)
酒井さんは、それに合わせて体操を始めようとしましたが。

村上「まだ(やらなくて)いいから」
「いまやってもいいよ」というジェスチャーをする酒井さん。
村上「あとからでいいから」
酒井「俺はすごいよ」
村上「おまえ今、"俺はすごい"って言った? "俺は"って言った?」
酒井「・・・すごいよ。俺は昔から何でもできた子だった!」
安岡「カリスマだ」
村上「昔こいつに"人気ものだったの?"って訊いたら、
  "いや、人気者じゃなくて、カリスマだった"って言ったんだよ」

酒井「いつからこのバンド(?)は、いきなり無理難題を即興でやらせるバンド(?)になったんだ!?」


福岡オフの利用法

酒井「俺は映画見てました」
『華氏9.11』と『マッハ』を観たそうです。

村上「俺は、黒沢とバンドメンバーと一緒にボーリング」
そこで、最低スコアを出したそうです(笑)
村上「すごいよ。72。最後の方は、ギャル投げとかしちゃってたもん」

黒沢「俺はこれまでの最高スコアを出しました」
安岡「いくつ?」
黒沢「181」
安岡「自分より高い身長のスコア出しちゃったんだ」
黒沢「スコアはいいから、それぐらいの背が欲しい!!」

黒沢「師匠は調子が悪かったらしく、初めて師匠を超えました。
  ・・・それ以外のスコアはダメだったけど」
(注:ボーリング部の師匠は、ベースの須藤さんだそうです)
村上「3回やって、2回目が俺と黒沢がペアだったのね。
  黒沢が100ぐらい出してるから、俺が普通のスコア出せば、絶対優勝だったワケよ。
  そしたら72・・・優勝を逃しました」
そのボーリング場は、台風だったせいか、
村上さんたちが中に入ったとき、照明が消えていたそうで。

村上「俺らが行ったら、"本当にやるんですか?"っていう感じで電気点けるのよ?」
?「台風だからじゃないの」
村上「いや、だって、電話してったんだよ? "今日やってますか?"って。
  "やってる"って言うから予約して。んで、行ったら、"じゃあ、電気点けます"って」

北山「俺はルームサービスを3回分頼んで、」
部屋でなにをしていたのかというところまでは、聞き取れませんでした。
安岡さんと黒沢さんのふたりが、3回分のメニューの予想をはじめ、
スパゲティとカレーとクラブハウスサンドを挙げると。

北山「おしい」
安岡&黒沢「え?」
北山「スパゲティとカレーまでは合ってる」
酒井「じゃあ、あと1品あてるゲームしようか」
安岡「食事制限あるから、食べられるものは限られるよね」
黒沢「スパゲティとカレーだから・・・チキンバスケット? うどんじゃないだろうし」
北山「あたり。うどん」
村上「3回分一緒に頼んでどうするんだ。なんのためのルームサービスだよ」
北山「だからね、集中しちゃうと、ほかのことを忘れちゃうタイプだから。
  これまでも何度か、ルームサービスを頼める時間を過ぎちゃったことがあるから、
  頼める時にぜんぶ頼んでおく」
黒沢?「どれを最後に食べたの?」
口々に「うどんだろう、うどん」と繰り返すメンバー(笑)
北山「カレーです」
黒沢「うどんだったら、量が増えていいじゃん」

安岡「僕は最近、"人のためになるようなことをやっていないな"と思って、献血をしに行ってきました。
  成分献血っていうの?
  普通の献血なら10分から15分で終わるんだけど、成分献血は血液の中から成分だけを取って、
  また血液を元に戻すから、1時間ぐらいかかるのね。だから時間がある人がやるヤツ」
(注:成分献血は、時間がある人がやるものという訳ではありません)


・・・かいっ

村上「『Vol.』といえば、安岡。こいつ、一度『もういいかい』って言えなくて、
  "・・・かいっ"って言ったことがあった」
そうして、生安岡さんの「・・・かいっ」(笑)
黒沢「『Vol.』やると、絶対に思い出すもん。またやらないかって」


--encore--

ひとりずつのコメント

村上「まずはワタクシ、村上から。今日はいろいろありまして。
  ・・・なんで家の中で体育座りしちゃったりするんだろうね。
  大学の頃を思い出したりして、なんだか不思議な日でした」

北山「ええと、大きなホールで人がたくさんいるということで、話しておきたいと思います。
  俺の持っている、これ。音叉と言います。音の又の中に点を書いて、音叉」
ここで北山さん、音叉を鳴らしてマイクに近づけました。
そこに、「おお」という声が上がったので。

北山「いや、これは歓声をあげるところじゃないから。
  これを耳に当てると、こういう音がする、というだけで。
  時々『おんさ〜』と伸ばす人がいますが。
  『おんさ』です。『おんさ〜』ではありません」

酒井「時間がないので、今日は早口でいきたいと思います」
宣言どおり、あまりの早口だったため、私では理解不能でした(笑)
どうやらちゃんと言葉を話していたらしいです(笑)
私たちが口にする「え〜」という声に対しての発言だったそうです。


安岡「安岡です。どうもありがとうございました」
今回も、本当にこれだけ。

黒沢「今日はいろいろありまして。助けようと思っていたメンバーが愛しい。
  そして地震に気がつかないくらい歌に集中していた自分が愛しい。
  そして、地震が起きてもこうしてここに居続けてくれたみんなが愛しい。
  そんな愛しい貴方へ、この曲を送ります」

最後にバックメンバーを含めた全員の紹介で。
村上「実は地震に気づいていない人が、もうひとりいました。松本圭司」
そして。最後の最後で「安岡ゆかた(ゆきゃた)」と噛んだ村上さん(笑)
そのため安岡さんに、「村上てちゅや」と紹介されていました。

最後の発声は、酒井さん。

酒井「気をつけて帰ってねぇ!!」
でした。

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