『Talk & Live 番外篇 Vol.10〜回帰〜』
2010/9/20 渋谷:Duo Music Exchange

※ 括弧の前に名前がないのは木根さんです。


そっちかい!(笑)

木根「こんにちは。Talk & Live 番外篇最終日へようこそ。最終日だから思い残すところがないように喋らないと」
英美「笑」
木根「歌はいつでも歌えるからいいんだよ。でも喋り残さないようにしよう。Talk & Liveだからね」


今回は(一部公演は)ふたりでした。

木根「あらためて山本英美君です」
英美「どうも」
木根「今朝も早くから呟いていたね」
英美「今日はゆっくりでも良かったのに6時半に目が覚めちゃいまして。目覚ましかけてないのに!
  そのあと二度寝したんですが、二度寝は良くないですね」


『REMEMBER ME?』イントロの出来事。

木根「入り間違えちゃった」
英美「裏から入りました」
木根「そう(苦笑)」
英美「裏と表しかないのに、裏を選びましたからね」
木根「ギターでちょっと違う事やったら判らなくなっちゃった。
  必ず間違った方を選んじゃうんだよな。迷った時、僕が選んだ方は間違った方なの。
  意識してないから裏から入れる。意識していたらできない」

木根「イントロ中に元に戻りました。生(演奏)だからできるんだよね。これがTMだったらこんな風にはいかない」


木根さん的に1989年(頃)のドームコンサートはなかったことにしたいらしい。

木根「『金曜日のライオン』でウツが4小節早く入っちゃって。・・・歌い出しどうだっけ?」
観客から大ブーイング。
木根「だって俺、それ歌ってないもん」
木根さん、胸張ったよ(苦笑)
木根「俺が歌ってるのは、♪together together♪(もちろんハモリパート。♪内は歌っています)だもん。
  歌い出しなんだっけ? 教えてよ」
観客「窓に広がるアフリカ」
木根「ああ、そうだ! ♪窓に広がるアフリカ〜♪」
木根「全部打ち込みだから、間違って入っちゃったらそのまま行っちゃうわけ。
  その時は外国人のドラマーとまっちゃんだけだったんだけど、
  "あ、まだイントロあるぞ"って思ったら、みんなてっちゃんを見るの。
  てっちゃんはみんなの視線を受けて固まったのね・・・それは考えているわけなんだけど。
  そうしたら機械の電源をポンって消しちゃった」

木根「打ち込みの音がなくなったら残るのはドラムとギターとシンセと・・・その時なぜか俺はアコギだったの。
  てっちゃんは止めた後、すぐシンセでベースを弾き始めた。音楽家って凄いよね。基本を抑えてる。
  リズム&ベースは大事だから。ドラムの人はそのまま叩き続けていれば良いわけだからね。
  僕はまだ弾くところじゃなかったから、こうして(弾かずにアコギに手をかける)たのね。だからまっちゃんを見たの。
  まっちゃんも弾くのは、こういうフレーズ(ソロとかそういう感じのフレーズを弾く木根さん)だから、
  やっぱり弾いてなくて。でもまっちゃんもコードを弾き始めたの。だから俺も、」
木根さんもアコギで刻んだらしい。
木根「なんかアリスみたいになっちゃった」

木根「東京ドーム・・・ラストじゃないよ? 88年とか89年頃。参加した人いる?」 何人か手を挙げている人がいました。


ふたりだから。

木根「今回はメドレーをメインにしてやってきたんだけど、メドレーをやろうって思ったのも英美がいたから。
  英美と番外篇を回っていた頃、英美は器用だからモノマネとかやれって言ったらできちゃうじゃない?
  だからそういうのが楽しくてやっていた。だからメドレーをやってみようと思えた」
英美「ひとりでメドレーは大変ですよ」
木根「英美とだからできた」


高尾駅。

「『中央線』というアルバムを出しました。
このアルバムを作ったお陰でいろんなところから呼んでもらえるようになった。
吉祥寺は何度も呼んでくれし、国立のイベントは、マギー・メイの人たちが会場に来てくれた」

「よくウツと一緒に高尾駅に行ったんだけど、高尾駅構内の立ち食いそば屋でよく蕎麦を食べた。
TMになってからも・・・売れていない頃ね。遅い時間に一緒に帰るとウツが"蕎麦喰ってくか"って言うんだよ。
俺はそんなに喰いたくないんだけど、すごくいい笑顔で言うから断れなくて、"お、おお"って」


『新宿物語』

「『中央線』というアルバムは演奏もコーラスも全部ひとりでやっているんだけど、
"long long ago"のところでコーラスを重ねても薄くて、この人に頼みました。
今日見に来るって言っていたから、なら参加してもらおうと思って。藤井徹貫」

「"『新宿物語』を歌うから手伝ってよ"って言ったら、すぐ"いいですよ"って。少しも迷わない。凄いよね。
僕だっていきなりウツのライヴを見に行って、出てくれっていわれても迷うもん。
"今日ブーツが破れているし"って。ブーツかよ」

「歌の中に17歳の人物が登場するけど、これは僕の事」


アコギを弾く時のふたりの位置は、いつもより遠めでした。

木根「この距離いいね。こっち(英美さんの方)を見ていると全然緊張しない」
英美「今回、ふたりで並んでいると遠いんですよ」
木根「こっち(客席)を見ていると緊張するんだけど、こっち(英美さん)を見ていると、普段の気持ちでやれる」


--encore--

またいつか。

木根「こうして番外篇は座ってるでしょ? だからTMに戻れるか心配。
  英美は自分のライヴでは立ってる?」
英美「前は立っていましたが、最近は座ってますね」
木根「僕だけTMでも座ってるかもしれない」
英美「大丈夫です。その時になればなんとかなりますから」
木根「またいつか3人でやると思いますので、よろしくお願いします」



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