『Talk & Live 番外篇 Vol.10〜回帰〜』
2010/5/4 吉祥寺:Star Pine's Cafe

※ 括弧の前に名前がないのは木根さんです。


木根さんに言われたら死んでしまいます。

木根「山本英美君です」
英美「みなさん、お変わりありませんか? (一呼吸置いて)愛してます」
木根「あ、そういうの大事だよね」
英美「I love you〜」


それを言っちゃおしまいよ。

木根「僕は・・・みんなもよく知ってると思うけど、来てくれてるみんなにすごく甘えてる。すぐ"痛い"とか言っちゃう。
  甘えてるのは判っているんだけど、4日目になるとちょっとね、」
ん?
木根「3日目までは良かったんだよ。明日は最後だから勢いでやれるでしょ。・・・4日はねえ」
ブーイングをうけて、木根さん逆ギレ?(笑)
木根「一度、何でもいいから5日連続でやってみればいいよ。俺の今の気持ち判るから」


人間観察。

木根「英美は朝早いんだよね。学校に行ってるから」
英美「サラリーマンに混ざって通ってます」
木根さんに「ここ、こんなに話していていいんですか?」と何度か確認を取りつつ話す英美さん。
英美「サラリーマンの人が沢山いるんですけど、その中に凄い人がいるんですよ。
  どの人がどの駅で降りるか憶えてるんです。電車に乗ってきたらまず座ってる人の前に立つじゃないですか。
  そしたら必ず2駅か3駅先で座っている人が降りて、その人が座れるんですよ。
  どうしてその能力を仕事に生かさないかな! ・・・もちろん仕事もできる人なんでしょうけど」
木根「じゃあ、その座っている人が、その日いつも降りる駅で立たなかったら混乱するよね?」
英美「また記憶するんですよ。"この人は水曜日にはこの駅で降りない"って」
木根「そうか! 曜日があるのか!」
英美「反対にいつも座れない人っていうのもいるんですよ。
  高校生とかって、だいたい途中で降りていくことが多いから、そういう学生の前に立つんですが、
  その時に限ってその学生が終点まで乗っていったりするんですよ。
  ほかの人はどんどん座れていっているのに、その人だけ座れない。
  次の日は別の場所に立つんだけど、やっぱりその人はずっと立ったまま。
  "この人は仕事もできないんだろうなあ"って」


これからもStar Pine's Cafeでライヴをやります。

「今回で吉祥寺公演は最後と言っていますが、
5日間連続とか4日間連続でやるのを今回でお休みさせてもらうというだけです。
ここでライヴをやらなくなるとかそういう訳ではありません。
だんだん義務みたいになってきちゃって。
そうやってライヴをやるのもおかしいと思って、お休みさせてもらうことにしました。
また機会があったらやり始めるかもしれません」


「嫌い」という言葉を木根さんから聞くのは珍しい。

「ここからはメドレー。今日も緊張する。
自分の曲でも憶えられないのに、ほかの人の曲を憶えるのは本当に苦手なんだよ。
だからカラオケ行くの嫌いなんだよね。新しい曲知らないから。若い人と行ったら特にそうでしょ?
"歌ってください"ってなっても、結局古い歌になっちゃうし」


メドレー前のmc

木根「参加していない人のために何をやったかというと、1日目はTKメドレー。
  昨日(だったかその前だったか)電話があったから"TKメドレーやった"って言ったら、
  (小室さんは)ツイッターやってるでしょ? そこで書き込みがあったらしくて"知ってる"って。
  TKメドレーについては全然触れてくれなかったね。用事の話だけで切れました」

木根「2日目は目をつむっていても歌えるフォークソングメドレー」
英美「木根さんの真骨頂ですね」
木根「3日目は・・・なんだっけ?」
英美「あっ、木根さんも来ましたね?(笑) 昭和歌謡です」
木根「そうそう。昭和歌謡曲メドレー。どうして昭和歌謡かって思うでしょ?
  どんな曲を歌ったかは、明日昼間のイベントに来てくれれば判ります」

木根「今日は21世紀メドレー。古い曲ばっかり聴かされてもね。・・・そう言ってもここ10年くらいの曲だけど」
英美「いつもはここのmcすごく盛り上がってメドレーに行くのに、今日は尻すぼみですね」
木根「1日目もそうだった。1日目と今日はねえ」


らしすぎます(泣)

木根「GReeeeNを小室が初めて聞いた時、"彼らは絶対TMのファンだ"って言ったんだって。この曲のコード進行が、」
アコギでコード進行を弾いたようなそうでないような(どっちなんですか(笑))
木根「なんだっかな・・・タイトル。シングルになってる曲なんだけど。
  『(THE)POINT OF LOVERS' NIGHT』だ!("THE"は、木根さん言っていませんでした)
  それの(確か)サビのコード進行が一緒なんだって。1回聴いただけで判るのが、さすがだなって思って。
  俺なんか何回か演奏しているハズなのに、譜面を見てもどこが一緒なのか全く判らない」

木根「あとから聴いたんだけどGReeeeNは、TMのファンだったんだって。
  一度言ってみたい。"これは僕のファンだ"って。
  ・・・ないな。僕が作る曲は、ありきたりのコードばっかりだもん」


知りません。

「知ってる?僕車の中で『蕾』聞いて練習してるんだけど、」
観客全体が「知らないよ」っていう空気を出していたようです(笑)
「知らないか(笑)」

「『蕾』なんて、冬に歌おうと思って諦めたんだもん。
冬に歌おうと思ったんだから秋くらいからずっと車で聴いてたの。
"もう『蕾』はいいよ"っていうくらい聴いているから、"歌えるかな?"と思って譜面を見ると出てこないんだよ。
  判らないから曲作っちゃう。勝手に」


『高円寺のベル』〜『立川の空』までは木根さんひとりのステージです。

英美「(上の3曲の間)外を歩いてるんですけど、だんだん"面白いことないかな?"って探すようになりますね」
木根「本当に外に出てるの?」
英美「歩いてますね」
木根「いいなあ。僕も外に出てみたい。その間英美、ちょっとやっていてよ」
英美「僕がですか?(笑)」


『武蔵小金井からの手紙』の一部は事実です。

木根「高尾にあるお店にウツと一緒にバイトに行っていて、1週間でクビになった」
英美「本当の話だったんですか!?」
木根「そう。2人一緒にバイト休むからね」

木根「あの頃、ウツとは一生分一緒にいたからね。ずっとウチに泊まっていたから。
  "今日は帰った方がいいんじゃない?"って言って、ようやく"じゃあ帰る"って言って帰っていたくらいだから。
  ・・・だからウチの母親のカレーをウツが食べている訳だけど」


雨だけでなく風も敵です。

木根「明日、吉祥寺駅前の野外イベントに参加します。昼13時からなので、良かったら見に来てください。
  英美は野外やったことある?」
英美「あります。木根さんはありましたっけ?」
木根「TMでやった」
英美「雨も大変ですけど、もっと大敵は風。"1、2、3、4"ってカウントしたら、(譜面が)ばぁああって」
ラストの効果音は違ってるかも?ですが、風に譜面が舞う様子を手と声で表現(笑)
木根「西城秀樹さんのバックでサポートをやっていたことがあるんだけど、静岡のイベントだったかな?
  西城さんのバンドでは(僕は)新人で譜面がないと全然弾けない状況だったのね。
  始まってすぐばぁああって譜面が全部飛んじゃって、しかたないからこうやって」
頭上で手を叩いて観客を煽っていたらしい(笑)
木根「そしたら隣でシンセを弾いている人が・・・シンセ2人だったんだけど・・・"何やってんの!"って。
  "譜面全部飛んじゃったんですよ!"って返して、そのまま、」
ずっと手を叩いていたらしい。
木根「その時考えたね。"ギャラは出るのか?"って。
  ・・・終わったら振り込まれてましたけどね。当時は太っ腹だったみたい」
英美「野外の袖の人たちにはいろいろ技があるみたいですね。洗濯ばさみで止めたり、ガムテープを丸めて止めたり。
  でもどれだけ対策を取っても、最悪の時は譜面台ごと倒れますから」


--encore--

懐かしいやりとり。

木根「じゃあ最後に『Knock Three Times』という曲を聴いてください。
  昨日、小学生の子がいて、その子が唯一知っているのがこの曲だった」
木根「ここは日替わりでやっているんだけど、昨日は『Bless this Love』だった。
  もし小学生の子とかいたら言ってよ? 曲を変えるのは可能だから。ね?」
"ね?"は英美さんに向けて。
英美「は、はい」
木根「僕は大丈夫だから」
英美「あっ、今流しちゃいそうになりましたけど、自分だけいい人になろうとしましたね?」



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