『Talk & Live〜1夜限りのSpecial企画×3公演!〜』
2009-2010 COUNTDOWN LIVE
2009/12/31(1部) 渋谷:Duo MUSIC EXCHANGE (1/2)


はじめに。

今回はカウントダウン、番外篇1本目ともにMUMIXで放送されていたので、感想中心で行きたいと思います。
サイトを開いている余裕もなかったので、両方配信されているとは、つゆ知らず(苦笑)
現場で適当なことをほざいていたのが恥ずかしいやらなにやら。

自分の覚書きを兼ねてライヴのmcもちょこちょこと載せていますので、
MUMIXを聞いていた方は、mcを飛ばして感想へ飛んでくださいませ。
感想へは → こちらから。


会場入ってすぐステージを見て、ゲスト用と思われる場所が3ヶ所あることに、まず驚きました。
西村麻聡さんがゲスト出演されることは知っていたのですが、そのほかは誰?と。
もうひとつはタイムキーパーの徹貫さん? エレキドラム(というのか?)があるところは誰?
べーあんさんは及川さんのライヴがあるハズだから、もしかして・・・?とか想像しつつ開演を待ちました(苦笑)

第1部の衣装は、木根さんのblog(2010/1/1あたり)をご覧下さい(笑)


木根さん登場

オフィシャルblogにもありましたが、木根さんの実父が亡くなられたという話がありました。
亡くなられてすぐに年末のライヴだったことを知り、ライヴどころじゃなかっただろうに、
観客に微塵も見せずに演られたところは凄いなあ、と改めて思いつつ。
直接お会いしたことはないですが、この方がいなかったら木根さんがいなかった訳で。
感謝とともにご冥福をお祈りします。


『おやじの唄』(吉田拓郎)
・・・木根さんが14歳の頃、もし自分の父親が亡くなったらこの歌を歌おうと、
  そう心の中で決めていたそうで、まずはこの曲から。
  ブルースハープを吹きながら演奏をはじめたんですがテンポが間違っていたらしく(苦笑)、
  「こんなテンポじゃない」と言ってから、もう一度はじめから演奏しました。
  こんなところも木根さんらしい。


タイムキーパー、徹貫さん登場

木根「それではタイムキーパーを紹介したいと思います。
  彼がいないとカウントダウンができないので、毎回お願いしてます。藤井徹貫!」


カウントダウンの曲はリクエストから決めました。

木根「今回は皆さんにリクエストをしてもらって、ここDuoのスタッフの人にも僕に歌ってもらいたい曲をアンケートして、
  それを元に(Set Listを)決めました」
徹貫「1曲目は?」
木根「1曲目は僕が歌いたい曲」
徹貫「リクエストの曲ではないんですね」
木根「僕のリクエスト(笑) ここからが皆さんのリクエスト曲です」


『手のひらを太陽に』、『大きな古時計』
・・・「べーあんのところに行くか悩んだ人、行くならまだ間に合います」という言葉を挟みつつ(苦笑)
  及川さんも渋谷近郊でライヴをやっていたのかしら。
  どちらも1番のみ。
  まさかこういう曲を聴くことになるとは思ってもみませんでした(苦笑)


言葉にするのが大事。

徹貫「フォーク・パピリオンには浅倉さんも参加していたじゃないですか。
  浅倉さんが言っていましたよ。"木根さんがフォーク・パピリオンで全国回りたいねって言っていたのが現実になった。
  やっぱり言い続けるのが大事なんですね"って」
木根「叶うよ。最初は"何言ってるんだ?"って馬鹿にされるかもしれないけど、言い続けた方がいいよ。
  どれだけ時間がかかっても、絶対叶うから」


なぜそこで?(笑)

徹貫「"次、いつ声がかかってもいいようにピアニカをしまった場所を忘れないようにしとかなきゃ"って、
  マザー牧場で乳搾りをしている時に話していました」
木根「乳搾り?」
それはもしかして『PATi PATi』の企画ですか?(苦笑)


『BEAT CLUB』の時、でしょうか?

木根「サークルK(提供の)のラジオやっていたでしょ?
  その番組は、いろんな人がアルバムとかを発売した時に、コメントが入ることが多かったんだけど・・・
  もちろん録音なんだけどね。
  松田聖子さんがアルバムを出した時、コメントがあって。
  "宇都宮さん、木根さんこんばんは"って始まるんだけど、
  最後、"今度ディナーショーがあるので、是非木根さん来て下さいね"って。俺、指名だもん!」
木根さん、自身を指さしながらとっても自慢げでした(苦笑)
徹貫「ディナーショーでしょ? "宇都宮さんは招待で、木根さんはお金を払って来て下さい"ってことじゃないんですか?」
木根「3万とか払って?」

木根「でもウツもいるのに"木根さん"だけだったんだよね」
徹貫「その時、宇都宮さんはどんな表情だったんですか?」
木根「不思議そうな顔してたよ。"なんで木根だけ?"っていう」


そういう理由だったんですか。

木根「拓郎さんのライヴを見ていると、自分を見ているみたいなの。
  ものの考え方とか、物事のどこに焦点を当てるかとかが一緒なの。
  子どもの頃に憧れた人って凄いね。そういうところにまで影響が出る」

木根「拓郎さんの歌って、きちんと譜割りがある訳じゃないでしょ。
  そればっかり歌っていたから、俺の曲もだいたい。
  だから毎回その時の気分で歌ってるから、毎回譜割りが違う。
  CDを聴き直して、その通りに歌った方がいいんじゃないかと思う時もあるんだけど、
  その通りに歌うことに飽きちゃうのが嫌だなって思って。
  自分の歌を歌うのに飽きるのもなんだから、毎回その時の気分で歌ってます」

木根さんは1曲歌う毎に譜面を床に投げる、ということを良くやられているんですが、
この日もそうやってまして。

徹貫「その譜面を投げるの、横で見ていて拓郎さんみたいだなって思ったんですけど」
木根「これは拓郎さんを真似してるの」
徹貫「真似してるんですか?」
木根「そう」


mcと歌の場所が合っている自信はありません(爆)

『空も飛べるはず』(スピッツ)
・・・ライヴの2〜3ヶ月くらい前に送られて来た会報に、
  木根さんに歌って欲しい曲のリクエストを送って下さいという案内があったんですが、
  歌謡曲とフォークソングに限られていたような気がしたので、すごくびっくりしました。
  実はスピッツも好きだったので、譜割りがズレるとどうしても「おおい!」って思っちゃうんですが、
  でも木根さんが歌い慣れれば、いい感じになるかも?と。

『My Revolution』(渡辺美里)
・・・「次の曲は気合いを入れないと」と、深呼吸をしてから歌い出したのがこの曲。
  私は歌に入るまで判りませんでしたが、友人はイントロで気がついていたようです。
  木根さん的には、とっても難しい曲だそうです。
  というか、フォークソング以外だと、木根さん、本当に歌いにくそうに歌いますね・・・(遠い目)


同感です。

木根「よく7割(の完成度の時点)で歌おうと思ったよな。美里も草野さんも聴いていたら怒っていると思う(苦笑)
  きちんと聴いてものにしてから歌えばいいのに、まあいいやって歌っちゃうんだよね」

徹貫「そういえば先生も言ってましたよ」
木根「先生っててっちゃんのことね。昔先生って呼ばれていたことがあったんだよ」
徹貫「"木根が本気で楽器を練習すれば、今頃はもっとすごいミュージシャンになっているのに"って」
木根「言われたことある(苦笑)」
徹貫「『ファンキモンキーベイビー』を弾いていた時だと思うんですけど。"あれ、僕が木根に会った頃と同じなんだよね"って」
木根「ファンモンって、いまテレビに出ている人たちじゃないからね」
徹貫「矢沢永吉さんがかつて組んでいたバンド、キャロルの曲です」
木根「ウツにも"木根、昔と同じ腕"って言われる」


徹貫さんの逆襲

1曲毎にmcを挟みつつライヴを木根さんに。
徹貫「木根さん、ここは2曲続けてお願いします」
木根「そんなに時間ない?」
徹貫「はい」
木根「話したいことの10分の一も話せてないよ?」
徹貫「カウントダウンを時間が過ぎてからやるようになっても構わないんだったら、
  どれだけ話してもらっても止めませんけど?」


ひとりTM再び。

『一途な恋』
・・・カウントダウンでも歌ってくれましたよ・・・!!(感激)
  歌って欲しいという声が多かったのかしら?なんて(もちろん私もそのひとりですが)
  アコギの弾き語りだったのですが、Aメロ、うまい具合に息継ぎしてましたね(苦笑)
  転調多いねと改めて(激しく今更)

『ACCIDENT』
・・・TMソングは2曲続けて。
  TMのライヴでは大サビ、宇都宮さんと木根さんで交互に唄っているから、どうするのかな?と思っていたら、
  間に4小節(か8小節?)間奏を入れて、
  「愛しているから」演奏「答えを出せない」とひとりで歌えるようにしていました(苦笑)
  これは、うーん。
  私的には元の方が好きでした。ごめんね、木根さん。
  小室さんが「僕の作った歌、歌うのやめて」って言っていた理由がなんとなく判る気がしました(苦笑)


木根「『一途な恋』は俺とウツが1行ずつ交互に歌えば歌えるって判った」
徹貫「それは木根さんから言ってくださいね」


デジャヴ

徹貫「12月はお芝居をやりましたけど、俳優はどうですか?」
木根「そういうのは違うと思うんだよね。小説も書いているけど、僕はミュージシャンだって思っているから。
  お芝居も、歌を歌うという条件でやっているからね。音楽を作るんじゃなくて、歌を歌う人間だって思っているから」
言い切る木根さんが格好良い。
木根さんのこういうところに惹かれるというか好きなんだなって、改めて。


『天使の涙〜廃墟』
・・・iTuneではショートバージョンのみなのでDLしていないんですが、
  2月のお芝居の時に発売されるCDではフルで入っているのか凄く気になっています(笑)
  導入曲っていう感じで好き。

『天使の涙〜恋詩』
・・・サビの「笑って」という歌詞が印象的。
  木根バラとしては王道なんですけど、生で聴いた時、歌詞が身体の中に飛び込んできたというか。
  加えてサビを歌う木根さんの声にノックアウト。どしてくれようっていうくらいドツボでした。
  生って怖いわ。

『天使の涙〜蘇生』
・・・生で聴いたら、エンディングテーマらしい曲だと、改めて思いました。
  木根さん的物語の締めの曲という展開なんですよね。
  キーが高いところは少しだけ声がつらそうでしたが、だんだんクレッシェンドしていくのが良かった。

 ・・・No.2に続く  No.2へ


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