『Talk & Live 番外篇 Vol.8』
2008/5/6 吉祥寺:Star Pine's Cafe
※ 「」の前に名前がないのは、木根さんです。
5/5よりは、声が出ていた気がします
「武蔵野黄金週間、今日が最終日です。
今日だけ参加の人、今回が木根尚登のソロにはじめて参加の人には、残念な声になってます」
「今日は天気が良くなってよかったね。
この吉祥寺でライブをやる時は、天気が悪いことが多いから」
ええ、ホントに・・・(遠い目)
本日はゲストなしです。
「この武蔵野黄金週間には毎回ゲストが出てくれていたんだけど、今日はいません」
観客からは、ちらほらと拍手が。
「あ、拍手なの? ホントに?」
ちょっと嬉しそうな木根さん。
「"えー"ってなるかと思ってた。
"えー。最終日なんだから、身内の人とか来ると思ってたのに"とか言われると思っていたのに、
僕ひとりでも拍手なんだ。それは嬉しいな。・・・たまにはひとりでもいいよね?」
『ノックは3回』
「去年の10月から11月まで『みんなのうた』で、僕の『ノックは3回』が流れました。
流れている最中っていうのは全然実感がなかったんだけど、
放送が終わってから、じわじわと実感が湧いてきた」
「NHKってやっぱりすごいね。年代(世代)に関係なく感想が来る。
僕のファンの人からも、もちろん感想をもらうんだけど、NHKだと性別年齢関係ないから。
例えば沖縄のおばあちゃんだとか、北海道のおじいちゃんとかね」
「中でもいちばん嬉しかったのは、"広島県にある中学校の合唱コンクールで、
この歌を歌ったクラスが優勝して、いまは学校の歌としてみんなで歌っています"っていうもの」
みんなのうた
「これはみんな知ってるのかな? あれはNHKから出ているのかな?
昔からある『みんなのうた』の往年の有名な曲・・・北風小僧の・・・さんたろう?」
観客より「『北風小僧の寒太郎』です」
「寒太郎ね。どれが『みんなのうた』か判らなくなるんだよな。
『だんご3きょうだい』は『みんなのうた』?」
観客より「『おかあさんといっしょ』です」
「『およげたいやきくん』は『みんなのうた』じゃないんでしょ? どっか民放なんだよね」
それは、『ひらけポンキッキ』だったような(曖昧)
「その『北風小僧のよんたろう(わざと間違えてます)』とかと、
そのほかに半分くらい新曲が入るんだけど、その中に『ノックは3回』が選ばれました。
こうなると、もう僕の曲じゃなくて、これはもうみんなのうただね。
・・・これが言いたかっただけなんだけど」
ライブの理想像
この日は比較的mcがしっとりと進んでいたので、それを指して。
「この形が理想的。ライヴがはじまる前に、
"今日はしっとりした雰囲気でやろう"とか、"こういう感じでやろう"って思ってはいるんだよ。
でもいざライヴがはじまっちゃうと、最初のうちはいいんだけど、
終わりの方になると"わー"、"きゃー"ってなっちゃう」
「曲の紹介も丁寧にするんじゃなくて、歌を聴いて、どういう歌かそれだけで判ってもらえる曲を作るのが理想。
詞についての説明をしちゃったら、"ああ、そういう歌なんだ"っていうのは誰だって判るでしょ?
そうじゃなくて説明しなくても判るような詞を書きたい」
予想外(実は意外でした(笑))
「実は、日記をつけてます。ちっちゃい頃から日記帳を買うのが好きでね」
「昔の人は良いこと言ったよね。"三日坊主"って。
ホントに3日ぐらい経つと飽きちゃうの。でも、今回は続いてるかな。
毎日きちんと書くんじゃなくて、書きたいことだけ書くっていう」
「1年のものじゃなくて、何年間かつけれるヤツなんだけど、
それを見てると、1年前とかにあったことが判るわけ。
1年前の昨日はまっとし…西村麻聡君が出てくれたなとか、
その前の年は千綿君(浅倉さんと言ったかも)が出てくれたな、とか」
浅倉さんがゲスト出演したのは、2006/5/4なんですが、名前を出していた記憶があるので・・・
「去年は誰が出てくれたっけ?」
観客より「葛G」
「葛Gは、その前の年じゃない?」
2006年は、葛城さんが5/6のゲストで、5/7が英美さんでした。
2007年の最終日(5/6)は椎名へきるさんでしたが、
誰がゲストだったのか判らないまま話は進む(苦笑)
「でもね、用件しか書いてないの。"今日はまっとしが出てくれた"とか。
"面白かった"とか、なんか感想書いておけばいいのにね」
『Your Song』(エルトン・ジョン)を聴きたかったっていうのは、ここだけの話で(苦笑)
「いつもここはゲストコーナーで、ゲストと一緒にやっているから、
今日はどうしようかって、いろいろ考えたんだけど・・・
さすがに葛Gに、"明日暇?"って電話するのも悪いじゃない?
だからいろんな方法を考えたんだけどね。リクエストを取るとか、カバー曲を歌うとか」
「こう見えても一応練習してるんだよ。
練習しないでいきなりやるっていうのは難しいから、
木根尚登の曲をめいっぱい歌うようにしようって思って」
50歳の手習い
「いま、ピアノの練習をしてます。
クラシックの曲名がふっと出てきた時に、弾けたらいいなって思って。
いまこうやってピアノを弾いているけど、バイエルとか前に置かれたら、とたんに弾けなくなる。
指に番号つけられちゃうとね」
右手を広げて、左手で一本ずつ指さしながら、
"1、2、3、4、5"って言っていたような気がします(苦笑)
「"5"(数字は曖昧)って、どれだよ!?」
「これをコメンテーターで出演してる日テレの人に言ったら、"じゃあ次、それやりましょう"って言われて。
・・・あ。僕、『アナパラ』で、"50歳の手習い"っていう自分のコーナーを持ってるんだよ。
3分間くらいの。短いけど、僕はそれくらいでいいの」
「一緒に出ている早坂さんと交代で担当してるから、一週おきに。
前回はバトミントンをやったんだけどね。
次はピアノを練習しているところをやります。
すごいんだよ? 練習しているところの写真を撮っちゃったりして。
でも今週(来週?)は野球の中継があって、つぶれるのかな?」
(観られる)観客さんより「えええ」
「まあ、それくらいのコーナーなので(苦笑)、次週に繰り越し」
実際、一週あとになったかどうかは、私のところでは放送されていないので判りません。
「日テレの番組に毎週1回、コメンテーターとして出演してるんだけど、
本番中、アナウンサーの人が話を振ってくれるのね。
それまでずっとふざけたことを言おうか、真面目なコメントを返そうか、ずっと葛藤してる。
これまで可笑しいことを言うことしかしてないから、どうしても可笑しいことを言いたくなっちゃうんだよね」
--encore--
ゲスト!
木根「今日は中村修司君が見に来てくれていたので、見に来てくれているなら出てきてもらおうと思います。
僕のプロデューサーでもある、中村修司君!」
中村さん、木根さんのCole Clackを持って登場。
木根「ギター持って見に来てくれる友人っていいね」
中村「(疲れ切った声で(苦笑))これはアナタのギターでしょ? さっき弾いていたじゃん」
こちらも懲りている模様です。
この日、ステージ右手側にキーボードがあったため、
中村さん、木根さんが並んで立つには、若干スペースが狭めででした。
並びとしては、中央に木根さん。その左手側に中村さんでした。
木根「そっち狭い?」
中村「いや、大丈夫ですよ」
中村さんは、スペースを取らないように、アコギのネックを上に向けて持っていたため。
木根「そうやって(場所取らないように)ギター持ってるから。
僕、昔、アコギの弦を切っていなかったのね。
ギターの弦を切ると音が悪くなるって聞いたから、切らないままにしてたんだけど、
その弦が隣にいた人(名前を言っていたかも)の鼻に入っちゃったことがあって、
鼻血を出させたことがあるんだよ。だから気になっちゃって。
その時、なかなか鼻血が止まらなくて、どうしようかって思ったから」
木根「ホントに若い頃のことなんだけどね。
それからはネジ(じゃなくてなんて言うの?)のところにできるだけ巻いておくようにしてた。
(本当のところは)どうなの?」
中村「F弦(たぶん)とかは切らない方がいいですね。絶対に音が悪くなるんで」
木根「やっぱり音悪くなるんだ」
アルバム製作をしています
木根「この間、しゅうちゃんとべーあんと3人で、レコーディングしてきました」
中村「ちょっと真面目な話をしてもいい?
これまで2枚、木根さんと一緒にアルバムを作ってきたんですが、
50になる木根尚登が歌う歌はどういう歌がいいとか、
歌を作る前にふたりでいろいろ意見を出しながら・・・
"こういう歌詞は50歳の木根尚登が歌うにはちゃらちゃらしすぎてない?"とか。
でも次のアルバムはそういうのを決めないでやろうと思いまして」
木根「今回はその場で曲を作ろうっていうことで、キーとテンポだけ決めて。
4時間ぐらいで5曲ぐらいできたよね?」
中村さんは、頷いていたかな。
木根「バンドで曲を作りたいって言って。だからこの間のはバンド。べーあんはギャラなし」
中村「そうなんですか!?」
木根「しゅうちゃんはそうでもないけど、阿部薫はバンドっていう感覚が強いから」
木根「今回(『道』)みたいにテーマを決めちゃうとどうしても重くなっちゃうから・・・
もちろん、中には1曲とか2曲、そういう曲が入ってもいいと思うんだけどね。
でも今回は、そういうのじゃなくて、単純にみんなで曲を作ってみたいと思って。
バンドの頃は、そうやって曲を作っていたから。
でも、あいつはえらいよね。4時間文句も言わずにドラム叩いてくれたからな」
中村「えらいですよね〜」