くうぅ、もったいない！(『Bless this Love』)

いつもよりも早いテンポで、『Bless this Love』のイントロを弾きはじめ、
ワンフレーズ歌ったところで演奏をやめる木根さん･･･orz。
「もうちょっとゆっくりやっていい？
なんでこんなに早いんだよ！　こんなに早くちゃ歌えない！」

「ドラムとかがカウント出すと、こういうことがあるんだよな。
TMは打ち込みだから、こういうことは絶対ないけど、
ドラムがカウントを出してやる時って、こうやって早い時とかあるの。
"あれー？　なんか早くないか？"って」

「僕ひとりだからこうやって止められたけど、バンドの時はそういう訳にはいかないでしょ？
だから"早いなあ"って思いながらやるの」

このあと、すこしテンポを落として『Bless this Love』リプライズ。
最初弾きはじめたversionが非常に格好良かったため、微妙に凹んでいました(笑)

カミカミ

「"Talk&Live番外篇"、夜の部･･･違った。Music&Music、」
まるで謀ったかのように、言葉を噛む木根さん(苦笑)
「言えてないし(笑)　Music&Music&Music(置きにいく感じで)にようこそ。
昼から引き続きの方、ありがとうございます」

「歌よりも話ばっかりっていうのは、喉咽によくないね。
普通に話しているだけならいいけど、ついついよけいな声を出したりしちゃうから」

曲紹介は丁寧に(〜『始まりの場所』まで)

「『友よ、風に抱かれて』は、NHKのなんかの番組のテーマソングでした」
(注　『ふるさとの仲間たち』のテーマソング)

「『We are starting over』は、小説とリンクしたライヴを演った時に作った曲。
でもこの曲は、TMのことを歌っている曲だからということで、
TMの曲になって、ウツが歌ってるんだけど、
最初、"これ、木根の曲じゃん"って、すごく嫌がられた。
だから頭を下げて歌ってもらった。･･･なんで僕が頭下げなきゃいけないんだよ。
"歌え"って言えばいいじゃん。作ったのは僕なんだから」

「"いいよ、それなら、アルフィーの高見沢さんにあげちゃうよ？"って言えばいいじゃんね。
･･･どうして高見沢さんなのか判らないけど。
いや、高見沢さん、テレビを見ているとあちこちで見かけるから(苦笑)
なんか、いっぱいテレビに出てるよね？
やっぱり個性って大事だよね。僕も髪を伸ばそうかな？
･･･そういう問題じゃないじゃないって？」

「『君がいた夏』は2枚目のミニ・アルバム･･･なんだっけ？
『NOT TOO LATE』だ。それに入っている曲。
あんまりやらないんだけど、密かに人気のある曲。
今回、"歌う曲をリクエストしてもいいよ"っていう風にしたら、
この曲を書いてくる人が結構いたので選んでみました」

「『Bless this Love』は、英美と一緒にツアーを回っている頃、よく演っていた曲。
ふたりの曲じゃないかっていうくらい演ったね」

「『Time Passed Me By』は、今度ジャズ・アレンジのCDが出るんだけど、
そこでジャズ・アレンジされたものを、僕が歌っています」

「『雨のトロイメライ』は、『始まりの場所』というアルバムに入っている曲。
続いて、タイトルチューンの『始まりの場所』という曲を聴いてもらいました」
『雨のトロイメライ』と『始まりの場所』が入っているアルバムの正式名称は、
『The Beginning Place』なんですが、
いつも英タイトルを言おうとして噛むせいか、この日は日本語でのみ紹介でした。

座長だったんですね←(苦笑)

「『家族対抗歌合戦』は、最初で最後の、僕が演劇に出た作品。
僕が座長だったんだ。･･･座長なら、もうちょっとえばっておけばよかった」

「座長って言っても、僕は隅の方で静かにしていることしかできなかったね。
だって、周りにいるのは、ずっと演劇をやってきた人たちな訳でしょ？
そこに、ぜんぜん舞台なんてやったことのない人間が入るわけだから」

「周りの人から、"飽きる"って聞いていたんだけどね。
毎回、同じ台詞を言うわけだから、飽きないように演じるのが大変だって聞いていたんだけど、
飽きるどころか最後の日の最後の台詞を言うまで気が抜けなかった。
僕が台詞を忘れちゃったら、そこで舞台が止まっちゃう訳でしょ？　だから最後まで必死だった」

なんつう感想ですか！？(『君への道』後)

曲後半で"la la la〜"と歌うところで、サリウムを振ろうと企画された方がいて、
サリウムを振ったのですが、それを目にして。
「ありがとうございます。僕のライヴではない･･･TMのライヴでは普通になりましたけど、
僕のライヴでは見かけないような、まるでジャニーズのような感じになりました」

「でも、"la la la"が終わったあと、振り続けている人もいるし、
途中でやめちゃう人もいるし･･･どっちかにしろよっていうね。
でもその揃ってない感じが、僕のライヴっぽくて、すごくよかった。
ダメだよ、みんなで揃えてきちゃ。揃って振ったら、僕のライヴじゃないから」


--encore--

毎回恒例だったんですね

「"木根尚登Talk & Live 番外篇"、
名古屋みそカツ(慥か(汗))公演に参加していただき、ありがとうございました」
なぜかここで「えー」という声が飛ぶ(苦笑)
「え？　じゃあ、手羽先公演に参加して、」
観客より「それは昼公演です」
「じゃあ、何がいいの」
観客より「ドラゴンズ」
「ドラゴンズ？　･･･ああ、野球ね。ドラゴンズ公演に参加して頂きありがとうございました。
そして昼夜参加の方もお疲れ様でした」

夜公演では『一途な恋』ネタは出ていない気がしますが、結果オーライ(笑)

観客より「木根さん、『一途な恋』は？」
「すごい。よく憶えてたね。でも、それって昼じゃなかったっけ？
夜もしたんだっけ？　したかな？」

そうしてここで、探りながらも『一途な恋』歌い出しのサビを歌う木根さん。なんてレア！！(笑)
「ここから先、判らないもん。みんな判る？」
「街を流れる」からサビ前くらいまで歌う観客の声に、聴き入る木根さん。
「すごい！　いいね。これ聴いたら、いままで"歌いたくない"って言っていたヤツも、
"ごめん、僕が悪かった"って言うよ。
みんなで"歌いたくない"って言ってるヤツのところに行って、
そいつの前で歌えば、"歌う"って言うかもしれない」

「向こうの方でお茶飲みながら、うたた寝(ふて寝)してた『一途な恋』が目を覚ましたもん。"呼んだ？"って。
でも次のライヴでやらなかったら、また寝ちゃうと思うけど。きっと今度の眠りは、もっと深い」