『Talk & Live 番外篇 Vol.7』
2007/1/1 渋谷Duo Music Exchange

※ 「カッコ」の前に名前がないものは、木根さんです。


2部開演です

「あけましておめでとうございます。みんな、もうだいたい席に戻れましたか?」
第1部から第2部の間の休憩時間は30分しかなく、
トイレに行くのもままならないくらいバタバタしていた故の発言かと(苦笑)


「30分でこうして着替えて出てきたけど、さっきの(1部)を引きずっています。
・・・人間、そう簡単に気分を変えられたりしない」


『番外篇7』のコンセプト・・・?

「今回(の番外篇)は、セットリストを決めないで、やろうかなって思ってます。
だいたい演る曲は決めているんだけど、その日の感じで曲を増やしたり減らしたりしようかなって」
観客より「減らすんですか?」
「ほら、だって、時間があるでしょ? だからそれに合うようにやらないと」


この台詞を、何回聞いたでしょうか(苦笑)

「いくつもあるカウントダウンライヴの中から、僕のライヴを選んで頂いてありがとうございました。
だって、渋谷ではあちこちでカウントダウンライヴをやっているんでしょ?」

「たぶん、この会場がいちばん笑っていると思うよ」


『風に向かって走れ』

「1枚目のアルバムは、はじめてのソロアルバム・・・しかもミニ・アルバムだっていうのに、
すごいミュージシャンの人たちに参加してもらっていて。
だから、この曲(『風に向かって走れ』)を、ひとりで演奏するなんて、絶対できないと思っていた。
やろうと思う前から、"これはひとりじゃできないだろう"って、勝手に決めつけていた。
でもブルースハープでやったらどうかなって思ったら、結構やれるんだなって」


考えさせてください(苦笑)

「カウントダウンは、前回から4年ぶり?」
本当は、2003年が前回だから3年ぶりでした。
「みんなどうなの? 毎年やったら来る?」

「いま、拍手、ちょっと遅れた人がいた。
さっきのカウントダウンを聴かされて・・・"あんな曲ばかり聴かされても"って。
・・・本当に来る?」

「今回のライヴとまったく同じ流れて、曲だけ違うの。『私鉄沿線』に変わってるだけ」


再登場

「せっかく来てくれているので、参加してもらいたいと思います。中村修司!」
カウントダウンライヴでは、観客席から回っての登場でしたが、
この時はさすがにステージ袖より登場でした。

中村「さっきべーあんから、"みなさんによろしく"という電話がありました」


嬉しい誤算

中村「僕、何回か酔っぱらっている時に演奏したことがあるんですけど、そういう時、散々な記憶しかないんで、
  そっちで失敗してもいいように、できたばかりの曲の音源を持ってきたので、
  それで許してもらいたいと思って」
木根?「昨日・・・昨日の昨日?」
中村「一昨日でいいです」
木根「一昨日も1曲録ってきたんだけど、それがいいよね?」
2階にいるミキサーさんに声をかけてから。
中村「M2と書いてある曲を流してください」

interlude 『ここも不明(苦笑)』
・・・曲名は不明。強いていうなら、M2?(笑)
  アルバムが発売になって曲名が判ったら修正したいと思います。
  たぶん、まだマスタリング前のものではないか、と。
  感想は、「この曲、結構好きだ」←これで傾向が判りますね(笑)


肩の荷がおりました

木根「でも今回のアルバムは本当に、とにかくできたっていうのが大きい。
  (期限が)年末って言っていて、ちょっと伸びちゃったけど、それでも残っているのは、あとちょっとだから」
中村「ホントに、あとすこしですからね」
木根「アルバムの話は8月くらいから、しゅうちゃんとレコード会社の人と話をしていたんだけど、
  製作に入ったのは、11月ぐらいからだったのね。
  ある程度曲とか詞があれば、製作に入ってもすぐにできるんだけど、
  今回は曲も詞もなかったから、できるかどうか、すごく不安だった」


口コミは強いです

中村「ちょっと厳しいんだけど、木根さんが作ってきた曲を、
  "これはちょっと"って言って、ダメにした曲もあったので」
木根「そうしてもらった曲は、やっぱり、"どうかな?"って思っている部分がある曲だった」
中村「そのあとの木根さんの曲を作ってくるペースとか、すごかったですからね」
木根「実は僕、1度作った曲を、"直させて"って言えない人間だったのね。
  一度(曲を)渡したりしたら、"ここ、ちょっと直したいな"って思っても言い出せない人間だった」
中村「そういう人、いっぱいいますね」
木根「でも今回は、言っていたもんね?
  一度歌入れが終わった曲も、どうしても歌詞を変えたくなって、そこだけ録り直したり」
中村「ありましたね。・・・すごくいいアルバムになっていると思いますので、
  是非、アルバムを聴いたら、"このアルバム聴いた?"って宣伝してください」


アルバム・タイトルも決まりました

木根「アルバムタイトル、言っちゃっていいんだよね?
  タイトルが変わるっていうことはないよね?」
中村「?」
木根「いきなり小室が横から、"そのタイトルはちょっと"とか言ってこないよね?」
中村「(苦笑) 大丈夫だと思いますよ?」
木根「次のアルバムは『道』というタイトルです。
  だから、"道"だとかそういう(関連の)言葉が、歌詞の中にたくさんでてくる」


怖い話は苦手ですが・・・

この日も、すごくくだらない話になると、ステージの照明が消えまして(苦笑)
その、照明が消えている中で。

「じゃあ、怖い話でもしようか。
・・・なんでこんな寒い時期に、怖い話をしなきゃいけないんだよ」

観客より「幽霊を見た話」っていう声が、遠くの方から飛びました。
「すごいな。この中で聞こえちゃった。いま、"幽霊を見た話"って言った?
・・・でも幽霊を見たのは僕じゃなくて、ウツと松本」

「あの話は、よく憶えてる。『CAROL』のレコーディングでロンドンに行った時。
田舎の湖の側に・・・うまい例えが浮かばないんだけど、
びわ湖みたいな湖の側に、レコーディング・スタジオが建っているのね。
そこにロッジみたいなところがあって、てっちゃんと僕とレコード会社の人は、そこに泊まっていた。
でも、あとから合流したウツと松本は、ちょっと離れたところ・・・
車で20分ぐらい行ったところにあるホテルに泊まっていたんだよ」

「夜になると、道に灯りがまったくないから、
レコーディングが終わってから、そこまでの道は真っ暗。
最初の日、そこのホテルで、ウツがベッドで寝ていたら、女の人と子どもが、
自分と同じように横になって、目の前に顔があったんだって」

「立っているなら判るけど、横になっているっていうのも変だよね。
でもふたりとも恐がりだから。その話を聞いた松本が、
"ウツ、明るくなるまでここで飲んでいない?"って言って、
よくふたりで明るくなるまで飲んでいた。暗いうちにそこに戻るのが怖いから」

観客より「木根さんは?」
「僕はぜんぜんそういうのは見ない。鈍感だから。
僕の場合、絶対幽霊の方が怒っていると思う。・・・"いい加減、気づけよ!"って」


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