『Talk & Live 番外篇Vol.6』
2006/5/5 吉祥寺 Star Pine's Cafe

※ 「カッコ」の前に名前がないものは、木根さんです。

私の記憶のみで生成されたレポになりますので、
インターネット・ラジオの生中継を録音した方は、
ここは読まずに、感想ページへどうぞ。


集中力

木根「こんにちは。『木根尚登、Talk&Live 番外篇 Vol.6 ゴールデン・ウィーク・スペシャル』にようこそ」
木根「このゴールデン・ウィーク・スペシャルは、
  インターネット・ラジオのMUMIXで、全国に配信されています。
  配信されていると思うと、なんかちょっと構えちゃう。構えちゃうよね?」
"取り繕っちゃう"、かもしれません。

佐藤「でも時間が経つと、だんだん崩れてます(笑)」
木根「その通り!(笑) 集中力がなくて、最後の方まで持たないんだよ。
  集中力を保つ薬とかあったら、絶対買うもん。
  "これを飲めば、集中力が2時間もちます"という薬があったら欲しいくらい」


自己改革

「5日間連続っていうのは、TMから通しても初めてのこと。
TMは、同じ場所で続けてライヴを演るのが好きなバンドだったみたいで、
仙台イズ(最後まで正式名称言えませんでした(苦笑))・・・とか、同じ場所で何日か続けてやったことがあるんだけど、
あれはロック・ライヴだから、喉咽を休ませるために2日やって1日休むとか、そういう感じでやっていたのね。
だから、5日間連続でライヴをやる、っていうのはなかった。
あ、でも3日連続っていうのは、あったかもしれない」

「これまでの僕だったら、"5日間連続でライヴをやらない?"という話を聞いた時点で断っていた。
長く生きてくると、だいたい自分の許容範囲って判ってくるでしょ?
どこまでだったらできる、っていう。
だから深く考えもせずに、"できない"って断っていたと思う」

「これまでは、挑戦しないうちに"無理"だと言っていたことが多かったけど、
大変な方を選んでいたら、その分得るものも多いかもしれないんだって、
そう気がついたのは、恥ずかしいんだけど、ホント最近のことで。
だから、そういう自分を変えたくて、ホノルルマラソンに出た」

「最初のうちはトレーニングとかしてても、ぜんぜん楽しくないんだよ。
"なんでこんなことをしているんだ"って思うくらい。
でも続けているうちに、だんだん面白さが判ってきた。
僕がやったのは、ほんのさわりの部分なのかもしれないけど、
アスリートの人が、その競技をやっている面白さとか、そういうのが判った気がする」


オレンジの電車に乗って

「今日は子どもの日ということで、電車で来ました。
環境問題っていうことで、"My no car day"というのを自分で作っていて、
今日は車に乗らないっていう日を自分で決めています。
なので、今日は中央線に乗って、ここまで来ました。・・・オレンジ最高(?)」
最後はニュアンスで(苦笑)
「僕が高校生の頃から、中央線はずっとオレンジなんだよ。立川だから中央線沿いでしょ?
だから吉祥寺も生活圏で、高校の頃、つきあっていた彼女とよく吉祥寺に来ました・・・
いま、すっごく恥ずかしかった。なんでこんなに恥ずかしいんだろう」

「よく回転寿司を食べて帰っていました。高校生なんで、お金がないから。
井の頭公園に行った憶えはあるけど、ボートに乗ったかどうかはまでは憶えていないね」


ゲスト登場

「今回は、毎日素敵なゲストを迎えていまして。
3日が、TMの頃からお馴染みの小室みつ子さん。
4日はミッキーマウスの国から浅倉大介君。・・・ミッキーは来てないよ?
そして今日は、一緒にやるのも、お話をさせてもらうのも初めてという方に来てもらっています。
素敵な方なので楽しみです。それではご紹介します。千綿ヒデノリ君です!」

千綿「待っている間、BBSを覗かせていただいていたんですが。
  先ほど木根さんが話された彼女の話題になってますよ」
木根「え?」
千綿「"○○三中の同級生"っていう人が書き込んだ、
  "高校生の時に付き合っていた人っていうのは、あの人とこの人のどっちだ?"っていう話で盛りあがってます」
木根「それ、やめようよ。誰だよ、そんなコト書き込んだヤツは。
  ・・・いま放送しているラジオにBBSがあって、
  そこに、いまここにいるスタッフが書きこんだりもしているんだけどね」

木根「"○○三中の同級生"っていうからには知っているヤツだと思うけど、
  もう時効(済んだこと?)なんだから、そういうコトを書き込むなよ。
  その話は、もう終わり。終わりだからね?」


よく言われます

木根「千綿君は、僕のこと知ってた?」
千綿「知ってましたよ! 当たり前じゃないですか。ねえ」
最後の「ねえ」は、観客に同意を求める感じで。

千綿「僕、34歳なんですけど、同世代で木根さんを知らない人はいないでしょう。
  中学、高校生の頃、みんなTMを聴いてましたから。
  だから、"あっ、TMの木根さんだ"って」
木根「それ、よく言われる(笑) "TMの木根さんは、よく知ってます"って」
千綿「夜ヒットとか、ベストテンとか、トップテンとか、普通に観てましたから」

木根「TMのほかに、どんな音楽を聴いていた? どんな人の曲が好きだった?」
千綿「当時流行っていたのはほとんど聴いていました。・・・もちろんTMとかも聴いていましたし、」
木根「TMはいいから(苦笑)」
千綿「それ以外には、チェッカーズとか、」
木根「あの頃、よくチェッカーズと一緒の楽屋になったね。でもそういう時って、ぜんぜん話とかしないんだよ。
  フミヤ君と話をしたのは、もっとずっと後になってから」


ガッツポーズ

千綿「そう! 僕、カセットとか持ってて・・・ちっちゃい頃、」
木根「もう、ふたりとも大人になっているのに、そう言うと僕が大人になってからすごい経ってるみたいじゃん。
  確かにあと2年で半世紀だけど。・・・ね、そういう言い方よそうよ」
千綿「ごめんなさい」

千綿「中学、高校の頃、自分で好きな曲を集めたカセットとか作っていたんですけど、
  TMの中ですごい好きな曲があって。
  ・・・どのアルバムだったか忘れちゃったんですが、『Telephone Line』っていう曲」
木根「それ、僕の曲! いろんなところで言って」
この時の木根さん、すごく嬉しそうでした。

木根「そうそう。TMの頃、すごいてっちゃんファンの子が、てっちゃんのところに、
  "握手してください(サインかも)"って来ていたことがあったのね。
  その時にその子が、"『GIRL FRIEND』がいちばん好きです"って言って。
  てっちゃんは、"それは木根の曲だねー"って答えていたんだけど。
  その時、別にいいんだけど、いいんだけども、ちっちゃく"よっしゃ"って」
木根さん、脇腹の横あたりで、ちっちゃくガッツポーズ(笑)
木根「(『GIRL FRIEND』も)僕が作った曲なの」
千綿「判ります判ります」
木根「いいんだよ。だって小室はTMの曲、いっぱい作っているからね。僕が作った曲はすくないから」


ステージ上の観客?

木根「今回のライヴは、ファンの人たちからリクエストをもらって、それを元にしてライヴをやっているんだけど」
話しながら、ステージの床(たぶん)に置いてあった、葉書の入ったクリアファイルを取りあげる木根さん。
木根「ソロの僕の曲や、僕が作って提供した曲・・・TMで僕の書いた曲と、
  ぜんぜんほかの人・・・僕に限らずその人が好きな曲のリクエストを取って」

木根「その中に、千綿君の曲をリクエストしてくれた人がいたので、そのリクエストに答えたいと思うんですが。
  ・・・『ほこり』という曲なんだけど」
千綿「判りました」

ここで、葉書の紹介。
千綿さんのライヴに行って、『ほこり』という歌を歌う姿を目にして、
とにかくその曲を一生懸命歌うんだという姿に鳥肌が立ったので、
是非聴きたい・・・というような内容でした。
そしてこの日は、葉書を出した方が会場内におりました。


木根「リクエストを取ったのは、ゲストが決まるよりも前だから、本当に偶然。
  せっかく本人がこうして来てくれているので、千綿君に歌ってもらおうと思うんですが、いいですか?」
千綿「はい」
木根「じゃあ僕は、ここで聴いていていい?」
木根さんは腕を組んで、聴く体勢(笑)
木根「演奏に参加しないで」
ここで観客より、「えー」というブーイング(笑)
・・・絶対に木根さん、狙ってます(笑)

木根「ダメなの? 僕だって聴いていたい時があるんだから。
  だから僕は、ここで聴いていようかなって」
そうして、身体ごと千綿さんの方を向きました(笑)
千綿さんもちゃんと木根さんの方を向いて、目を合わせていた気も(笑)

木根「こんな近くじゃ、歌いにくいね(笑)」


『Hello Mr.Alone』の演奏後

木根「こうして自分の曲をほかの人に歌ってもらうと、その人によって解釈が違うから、すごく新鮮に聞こえるね」
千綿「楽しいー。ホント、楽しいですね」
木根「本当は淋しい曲なんだけど、ぜんぜん淋しくないよっていう、男の強がりが見える気がするね」
千綿「涙がこぼれるのをこらえるように、ちょっと上を向いて歌っているっていう」
話しながら、上を向く千綿さん(笑)

千綿「次もまた、一緒にやらせてください」
木根「じゃあ、この曲を演る時は、千綿君に口笛を吹いてもらおうか」
千綿「次は、矢野真紀さんとも一緒に」
木根「矢野真紀ちゃんと千綿君で口笛吹くの?」
千綿「ふたりで口笛吹いてバトル、みたいな」
木根「・・・矢野真紀ちゃんに、口笛だけ吹きに来てって言うの? きっと"歌わせてください"って言うよ」


目のつけどころが違います

「これも環境問題に関係してくるんだけど、プラスティック・カップを作りました」
この日の木根さんは、ペットボトルの水を飲んでいたため、手許にカップはなく、
それを使用していた佐藤さんが、コップを上に掲げました。

「(佐藤さんのコップを指して)それ、ですね。
ライヴって、紙コップをすごく使うのね。
水を飲んだり、コーヒーを飲んだりするのは、すべて紙コップ。
しかも2つとか、すぐ使う。そして捨ててる。
それだったら、プラスティックのコップを作ろうと思って。
"あっ"って手が滑って落としても割れないし。・・・割れないよね?」

「昨日もこの話をしたんだけど。そしたら昨日、岸本加世子がライヴを見に来ていて、
"じゃあどうして木根のところには、ペットボトルの水しかないの?"ってつっこまれた」


--encore--

犯人判明

「いま、奥に入って、さっきのBBSの犯人を聞いてきました(犯人が分かりました、かも)。
犯人はREALROXの社長。リアル・ロックスといえば、葛城哲哉。そこの社長。
・・・TMの初代のマネージャーね」
某A氏ですね。
判らない方は、REALROXでググると、会社のHPにいけます(笑)


「『MY BEST FRIEND』という曲の中に、
"あいつにかりたレコード"っていう歌詞があるんだけど、それがそいつのこと。
あいつから吉田拓郎のアルバムを借りなかったら、いまの僕はないかもしれない」



ブラウザを閉じてお戻りください。

トップへ戻る