Talk & Live Vol.9
2005/11/26 名古屋:TOKUZO(夜)

※ 「カッコ」の前に名前がないものは、木根さんです。


10年後

木根「『NAOTO KINE 2005 Talk & Live Vol.9』、名古屋夜公演へようこそ。
  昼公演では、時代劇もうまくいきまして。
  昼公演は、1部と2部に分けてたんだけど、その1部が時代劇でした」
(注:もちろん冗談です(笑))
木根「しゅうちゃん、どうする? "次に参加する時は、時代劇もやってくれ"って言われたら」
中村「やりますよ」
木根「ホントに? 時代劇だからカツラ着用で、だよ?」
中村「やってみたかったんですよ」
木根「真吾君は?」
佐藤さんはマイクオフだったため、なんて答えたのか判りませんでした。
木根「もちろんカツラ着用ね。予算の都合上、時代劇のキャストも、サポート・メンバーがやるの」

木根「昨日、知り合いが出ているから、布施明さんのライヴを観に行ってきたのね。
  そこで、布施明さんが、一時期売れていたんだけど、今はぱっとしないっていう役を、本当にやっていて。
  その売れた曲っていうのも『いちじく街道(いちじくは確実。街道は微妙(苦笑))』っていう曲で、皮肉っているんだけどね」

木根「(時代劇を)やるなら10年後くらいかな。
  あと10年後って言ったら、結構年取ってるから、水戸黄門とかでもいいよ?
  助さんと角さんで。3人でずっと歩いているだけ(笑)」

木根「ただ歩いているだけで1時間。それで、ろくでもない話をしてるの」
中村「それ、いまと変わらないじゃないですか」


1人と3人の違い

「弦が切れました。こういう時、3人だと、曲が止まらなくていいなあ、と思いながら歌っていました。
・・・こういうことを思いながら歌うなって?」

「番外篇の時とかに弦が切れると、"もう。あとちょっとで終わりだったのに"とかね。
あとちょっとで曲が終わるっていう時に、弦が切れるとね、仕方がないから演るのをやめるでしょ?
で、いちおう"どこから演る?"って訊くと、"最初から"って。だから、最初からやり直すんだけどね」


『Hello Mr.Alone』

「『Life』というアルバムの中から、『I Say Good Morning』と『Hello Mr.Alone』という曲を聴いてもらいました」

「2曲目は、強く生きる曲(ニュアンス)。
フラれたけど、また好きになるもんねー、という・・・見方を変えると、ちょっと怖くなっちゃう曲。
見方を変えるとね、ちょっと怖いんだけどね。フラれたけど、僕はまた恋をしていくよ、という曲です」


絶賛、発売中です。

「『Life』というアルバムを出しました。・・・過去形にするのは良くない!
出しましたって、すぐに過去にしちゃうんだよ。気がついた時に、治していかないと。
『Life』は、いちばん新しいアルバムなんだから」

「TMの時も、アルバムを作るのに、すごく時間がかかって。
アルバムを作っている時は、一生懸命作っているんだけど、
"アルバムができたー!"ってなってから発売されるまでも、TMの場合、時間がかかっちゃう。
だからアルバムが出る頃、僕らの中では、もう過去になってる」

「ファンの子たちは、ようやくアルバムが出たところだから、それについて話していると、
"まだそんな話してるの? もう古いよ"って小室が言うんだよ。
"ファンの子たちにとっては、まだ出たばかりの新譜なんだから"って。
・・・『Life』、絶賛発売中です!」


My Favorite Song

木根「真吾君のフェイ....フェイバ…フェイバリット・ソング・・・耳にへばりついているソングは?」
中村「うまい! それ、使わせてもらってもいいですか?」
木根さん、頷いていた気がします。

木根「真吾君の耳にへばりついてるソングは何?」
佐藤「サザンとか」
ここで「ラーラーラーララララーラーラー♪」(『勝手にシンドバッド』の冒頭)と、ギターを弾きながら歌う木根さん(笑)
しかも似ているのか、似せているのかも判らないモノマネつき(笑)

木根「これが売れている頃、僕らはSPEEDWAYというバンドを組んでいたんだけど・・・売れなくてねえ(苦笑)
  かたや"ラーラーラーララララーラーラー♪"、かたや"夢まで翔んで♪"だからね」
そしてSPEEDWAYの『夢まで翔んで』を、かいつまんで歌う木根さん。
でも、サビの『夢まで翔んで』という部分以外の歌詞は、ラララ(笑)

木根「ほかには?」
佐藤「『いとしのエリー』とかも好きでした」
再び、歌い出し部分だけ、歌う木根さん。
ここでも似ているのか、似せているのかも判らないモノマネつきだったため、会場中、大爆笑。


中村「木根さん、他人事みたいだけど、言ってもいいですか?」
木根さんが頷いたのを確認してから。
中村「すっごく面白い。よく毎回毎回、違う面白話をできますよね」


ギャップ

木根「僕のライヴは、トークと歌のギャップがすごいんだけど。
  僕よりも、もっとギャップが大きいのが松山千春さん。
  あの人は、口が悪いから。"てめー"とか、"おいこら"とか。
  それで、"果てしない大空と広い〜(『大空と大地の間』だった・・・かな?(笑))♪"だもんね」
※ ♪マークのところは歌ってます(苦笑)
木根「中島みゆきさんも、トークと歌のギャップがかなりあるよね?」
中村「ありますね」

木根「真面目に訊くけど、僕はどの方向へ走っていったらいい?
  嘉門達夫さんの方向と、松山千春さんと・・・いろんな方向があるでしょ?
  嘉門達夫さんみたいな感じと、松山千春さんの方向と、えーちゃん」
矢沢永吉さんはないでしょう、という客席からの声を受けて。
木根「じゃあガクト」
更に、木根さんは木根さんのままがいい、という声を受けて。
木根「僕は僕のままがいい? ホント? じゃあ僕のままいこう」


バランス感が大事です。

木根「『Roots of the Tree』って、Rootsが根。Treeが木で、木根になってるって・・・しゅうちゃん、知ってた?」
中村「最初から気づいていました」

木根「木根って、木の根ってことなんだよね。
  昔は自分の名字のことを何も考えたことなかったんだけど、最近、そういうのを考えるようになってきて」

木根「大地に根を張るように、僕も根を張っていきたいなと思うんだけど、
  根を張りすぎると、身動きが取れなくなっちゃうからね」


物販情報

「これ、もうお馴染みですが、マグカップです。
外で売っているので、是非、家族の分まで買っていってください」

「僕の周りに水物って危険なんだよ。すぐ倒す。
僕の周りに水物が置いてあるかどうかを、いつも見張っているのはウツ」

「俺が話してる側に水物があると、"木根、それ危ない"とか"木根、それどかして"ってすぐ言うの。
調子に乗って話していると、"あ、いけね"って」


ひとりきりの時を振り返って

木根「基本的に、僕は暗い人間だと思うんだよね。
  ライヴではこんな風に話しているけど、自分が明るい人間だと思ったことはなくて。
  好きだった曲とかもそうだけど、どちらかというと暗いマイナーな曲が好きだったし。
  人前ではこうだけど、自宅でひとりでいるときの僕は、ほかの誰も知らないわけでしょ?」

木根「中村君は、どう?」
中村「1年に1回か2回ぐらい、部屋の隅で膝を抱えたりします」
木根「真吾君は・・・」
木根さんの視線を受け、最後まで言い切る前から、首を横に振る佐藤さん。
木根「明るそうだよね」
佐藤「基本的に陽気な方なので」


これからの予定

「今日会った人たちは、次は・・・」
翌日、インストア・イベントの予定があったため、速攻で「明日」というツッコミが入りました。
「明日だね(笑) でも明日のは、ライヴじゃなくてイベントだから、分けさせて。
僕の中では、そういうくくりじゃない。(イベントだと)"じゃあ次は〜"なんて、やってられないから」

観客より「12月1日(ACT AGAINST AIDS)!」
「来ればいいじゃん。・・・来ればいいじゃんっていうのもなんだけど、その日は僕たちのライヴじゃないワケだから。
来てくれれば(岸谷)五朗ちゃんとかが喜ぶと思うので、来たい方は、是非参加してください」

「その日、僕とウツはアグネス・チャンと・・・親善大使と一緒に、"おっかのうえ〜♪"を歌います」
※ こちらも♪部分だけ歌っています。

「12月の東京に来てくれる人もいるのかな?
それ以外の人は・・・また来年。まだ決まっていないけれど、ライヴをやれたらいいなと思っています」



ブラウザを閉じてお戻りください。

トップへ戻る