『Talk & Live 番外篇 Vol.4』
2004/10/8 東京:吉祥寺Star Pine's Cafe


雨男?

「今日も雨だね。・・・慥か、前もここ、雨だったよね?」
頷く方、多数(笑)
「(このツアーの)名古屋も雨で、大変だったみたい。
あとから手紙(メール)を貰ったんだけど、雨がひどくて新幹線の中で車中泊だったんだって。
僕も本来ならそうだったんだけど、ちょっと用事があって大阪に行ったから、そうならずに済みました」

管理人は、木根さんの名古屋公演の翌日、ライヴ中に大雨&地震に遭いました(大汗)

「"ざまあみろ"って、そこまではは思わないけど、でもちょっとそうやって思うことない?
"俺は大丈夫だったもんねえ"って」

「今日も雨が降っているので、帰れなくならないように、ぱぱっとやろう」


悪夢?

「昨日、夢を見たんだよ。
ふだん夢を見ても、ぜんぜん憶えていないのに、昨日のだけは憶えていた。
・・・TMでテレビに出る夢なんだけど」
少年隊の『君だけに』の冒頭を、スナップしながら歌う木根さん。
「何故、少年隊?」という疑問は解決されないまま先に進みます(苦笑)


「テレビに出る前って、必ずテレビサイズ・・・今回は3分30秒とか持ち時間があって。
『Get Wild』だとすると、そのサイズを憶えなきゃいけないから、
その曲のカセット(MDかも)と、歌詞のコピーを毎回、手渡されるのね。
曲は憶えているんだけど、コピーを手渡されるから、もらうんだけど。
・・・テレビに出るときは、至れりつくせり」

「夢ってぜんぜん脈絡ないから、いきなり本番なの。
でも俺は何を歌うのか、ぜんぜん判ってないわけ。
しかもギターも持ってなくて、ハンドマイク。
俺だけじゃなく、ウツもてっちゃんもハンドマイクで立っているのね」

「こういうテレビ関係は、立岡ってヤツが仕切っているから、
夢の中で"立岡〜"って怒ってて。とにかく夢の中で腹を立てているんだよ。
ふたりはどうしているだろうと思うと、ウツはもう・・・あれなんて言うんだろ。
スケートみたいにくるくるくるって、すごく滑らかに踊っているんだよ。
スケートっていうのは変か。ああいうの、なんて言うの? くるくるって」
アイドルが滑らかに回転するように回っていたらしいです。

「そしたらてっちゃんが俺の方にやってきて、"木根、あっちの方、行ってみない?"とか言って」
小室さんに関しては、スナップしていたとか、そんな感じの動きでした。
観客から「なんの曲?」と訊かれて。

「夢に音楽があるの? ・・・どんな曲がかかっていたのか憶えていないなあ」


15周年

「今年で小説を書き始めて15周年になります。
これはあちこちで言っているけど、小室の一言がなかったら絶対書いていなかったから。
それは本人も、うすうす判っているらしくて」

「いま小室のところに密着取材のカメラが同行しているんだけど、
それが出るときに一緒に伝記・・・じゃなくてなんて言うんだろ。
そういうヤツを一緒に出したいらしくて、"木根、書いてよ"って言われたんだけど。
そんな漠然とした話を言われても困るよな。
まあ、でも"いいよ"と答えておきました」


次回作

「小説を書き始めた頃は、ファンタジー小説で、読んでくれていたのが中高生だったでしょ。
だから次は大人な小説・・・官能小説じゃないよ?
そういうのじゃなくて、大人な小説を書いた方がいいのかと思ったこともあったけど、
今は好きなことを好きなように書こうと思ったら、楽になりました。
・・・次はいつになるか判らないけど、次は時代小説にしようかと」

「俺、時代小説ってぜんぜん読んだことないんだけど、どんな人のを読めばいい?」
ここで池波正太郎や藤沢周平。司馬遼太郎など、超有名な作家の名前が挙がりました。
「みんな、良く知ってるねえ」


バランス

「TMのライブをやる前に選曲をしたんだけど、それぞれがやりたい曲を紙に書いて出すのね。
俺は・・・これでも3人の中で、いちばんみんなのことを考えていると思うんだけど。
だから俺は、"みんながこれは聴きたいだろうな"と思う曲を、書いて出したのね」

「小室がよく言うんだよ。"木根、一般人の意見を聞かせて"って。
「曲とか作ったときとか、フレーズを決めるとき、"一般人の意見を聞かせて欲しいんだけど"って。
"俺、いちおうメンバーなんだけどな"って(笑)」

「ウツ(が選ぶの)は(自分が)歌える曲。
"これは歌えない"、"これは息継ぎができない"、"これは踊れない"」

「てっちゃんは、あの人はやっぱり天才。"新曲やろう"って」
やりましたね。『GREEN DAYS』。
「"新曲やろう"って言うのはいいけど、前日まで曲を持って来ないから、憶えるのが大変だった」

「3人のうち誰かがどっちかに寄っちゃうと、うまくいかないことがあるけど、
3人ともてんでばらばらだから、いいバランスなんだろうなあって思った」


今年のテーマ

『HONESTY』のあと。
「前回(去年)の"挑戦"に続いて、今年の僕のテーマは"逃げない"。
いつもなら逃げるんだけど、今回は逃げずに人の曲を歌いました。
だって自分の曲なら符割りを変えても文句言われないけど、人の曲だと、そうはいかないでしょ?」


新曲披露・・・予定?

「12月23日、24日と渋谷でクリスマス・ライヴをやります」
譜面台の上に置いてあった半紙の文字を、そのまま読み上げました。
その中には、『新曲を披露する予定』という一文が含まれていて、
読み上げられた瞬間、観客から歓声があがりました。

「・・・書いてあるのを読んだだけだから」


べーあん25周年ライヴ

「これはどうなるんだろう。
12月25日に渋谷のDuo Music Exchangeというところで、べーあんがライブをやります。
いつもべーあんに写真を撮ってもらっているから、べーあんのライブでは写真を撮ろうかと思って」

「べーあんが写真撮っているのは、会報とかに載っているから知っているでしょ?
だからね、今度は俺が写真を撮ろうと思って」

観客から、「写真、やってたの?」という声が飛ぶと。
「いや。俺が撮ると一緒にこうやっちゃうから(ボタンを押すのと一緒に腕まで下げる(笑))、
必ずぶれちゃうんだけど」

続いて「ゲストは誰が来るの?」という質問が飛ぶ。
「それはべーあんでないと判らないよ。
でも25年間やって来て、一緒にやったことのある人が来るんじゃないの?」

「いちおうヴォーカルの人が男性と女性と2人いるんだけど、そのふたりはステージの端でいいと思う。
俺は(そう思ってる)」
ふたりは決まってるってコトでしょうか。
「べーあんの25周年ライブなんだから、ドラムのべーあんがステージの中央で叩いて、
ヴォーカルの人がステージの端で歌うの」
ゲストに来る人についてのヒントは、「25年やってきて、比較的最近、べーあんが一緒にやった人」だそうです。
(追記:男性が山本英美さん、女性が椎名へきるさんでした)

べーあんがメインで、という話からなぜか。

「1曲目『TIME TO COUNT DOWN』、2曲目『TIME TO COUNT DOWN』、
3曲目『TIME TO COUNT DOWN』・・・4曲目『TIME TO COUNT DOWN』。
これならウツも絶対ノルな」
あきらかにイジメ(笑)
そして、宇都宮さんが参加するかどうかは、この時点では判らないと仰っておりましたが、不参加でした。


真・電気じかけの予言者たち

次に発売になるものは、「TMを内側からではなく、外側から眺めた感じ」な内容になるそうです。

「昔、曲を録ったスタジオとか訪れたりして。・・・もうそこは違うものになっていたけど。
その近くのお店の人に話を聞いたりいて。そしたら、"そういえばあったねえ"とか。
お昼を食べてから行ったんだけど、そこで話を聞いたから、
何か食べないといけないかなと思って、また蕎麦を食べました」


悪夢の原因

「さっきの夢の話。なんであんな夢を見たのか、なんとなく判った。
森口さんと一緒にライブを回っているんだけど、最後の曲をハンドマイクで歌っているのね。
いまは定位置に立って歌っているんだけど、どうやらそれじゃ物足りなくなったらしく、
"木根さん、次からは動きましょう"って言われたんだよ。
あの人は、ハンドマイクで歌うのに慣れてるでしょ。
動いたら、空いた手はどうすればいいんだ」

「俺は絶対、定位置にいよう」

ここで、すごく良いタイミングで、「木根さん、逃げない」という声が、客席から飛びました。
「そうだね」
思わず苦笑、という感じでした。



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