『Life』


『The Beginning Place』から、7年ぶりのフル・アルバム(ベスト・アルバムからは5年ぶり)
ミニ・アルバムに慣れてしまっているせいか、
アルバム情報が出た当初、喜ぶより先に「本当に?」って疑ってかかっている私がいました(苦笑)
いやでもね、TMファンやっている人なら、まっ先に疑う癖はついていると思うの(苦笑)
公の情報なのに信用しないっていうか(爆)

閑話休題。

確か、この『Life』には、初回限定盤と通常盤があって、
歌詞カードに載っている、木根さんのエッセイが違っていた・・・ハズ。
私が持っているのは初回盤だけなので、通常盤のエッセイは未読のままです。


この中の4曲が、RandC吉本より着うたDLできます(2009/9現在)



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『ONE DAY AND NEW DAY』
【作詞・作曲:木根尚登】

はじめてこの曲を聴いた時の衝撃は、いまも憶えています。
『それでもいいと思ってた』を、初めて聴いた時の衝撃も大きかったんですが、この曲はそれ以上でした。
冒頭2曲は、これまでなかったようなタイプの、アレンジ(というか雰囲気)だからじゃないかと思うのですが。

「IN MY LIFE」という歌詞・・・この曲のテーマができたのは、『SPIN OFF』ツアー中のことだそう。
もしツアー中でなかったら、もっとメッセージ性の強い曲(アルバム?)になっていたかも、
とのことなので、ツアー中でホント良かった(苦笑)

新しいアルバムが2枚発売になったので、生で聴くのはしばらくお預けかな?と諦めていたのですが、
『番外篇Vol.7』(2007年)など、その後のライヴで何度か聴けて嬉しい限り。
2007年当時は、成功率が低かったのがネックだったんですけど、
最近は成功率もあがって心配度が下がったのも嬉しかったり(苦笑)


『君からのエアメール』
【作詞・作曲:木根尚登】

これも『SPIN OFF』ツアー中にできた曲とのこと。
そして衝撃を受けた曲、その2。

ネガティブな歌詞と、本人が言っていただけあって、聴いているととても切なくなります。
そのため、テンションが低い時・・・精神状態があまり良くない時は聴けないのが切ない。

個人的には、最後の歌詞を変えないで欲しかったという思いはありますが、
かなり好きな曲(判りやすいな(苦笑))

曲の性質上、生で聴ける回数は少なそうな気がしていたので、
こちらも『番外篇 Vol.7』以降も生で聴けて、ほくほくです。


『Clover』
【作詞:日置明子/作曲:木根尚登】

木根さんがプロデュースしていた日置明子さんの曲のセルフ・カバー。
雑記の中の『HOLIDAY』でも触れましたが、元々、自分のソロ曲用に作った曲らしいです。

発売からもう何年も経っているので、さすがに木根さんバージョンにも慣れましたが、
時折、無性に日置さんのまっすぐな澄んだ声で聴きたくなります。

『T&L Vol.9』(2005年)の渋谷duoで観た(気がついたとも言う)、
水色の円が回っている照明が可愛かったです。


『I Say Good Morning』
【作詞・作曲:木根尚登】

ちいさく鳴っている目覚まし時計と思われるエフェクト音が、印象的。

これはなんといっても、会報の解説に尽きます(苦笑)
「僕とウツの間では"おはよう"はないね」って(笑)
「別にウツのことを思って作ったわけじゃないけど」って話していますが、
曲の解説なのに、この話題が出てくることに爆笑です。
ということで、この曲を聴く度に宇都宮さんの顔が浮かび、
「そうじゃないだろ!」ってセルフ・ツッコミを入れているという、ある意味、とっても悩ましい曲(笑)


『MY BEST FRIEND(album mix)』
【作詞・作曲:木根尚登】

初聴きは、2004年の『T&L Christmas Special』にて。
ひとつ前のツアーである『T&L Vol.4』(2004年)で、クリスマス公演の告知をしていたのですが、
その時に「新曲を披露する予定」と言っていたため、
「約束を守る男、木根尚登!」という台詞(?)とともに紹介されました(笑)

インタビューだけでなく、ライヴでも話されているから有名かとも思いますが、
この『MY BEST FRIEND』の歌詞の中には、木根さんの友だちが織り込まれているというか、登場しています。

シングルも発売されていますが、個人的にはアルバムのアレンジの方が好みです。

ソロの時は、中村修司さんがベースを担当していることが多いんですが、
『SPIN OFF of TM 2005』では、木根さんがベース担当でした。
これ以降、1曲まるまるベースを弾いている木根さんに惹かれる訳です(苦笑)


『i』
【作詞:田中花乃/作曲:木根尚登】

discographyのページを作るまでずっと、木根さん作詞だと思っていたという(汗)
FC会報の中で「いま僕の掌の中にある愛の形」とか、
「あえて自分で歌詞を書かなかった」と語っているので、
田中さんに歌詞の意向は伝えているんでしょうね。
だからあながち間違いじゃない・・・っていうのはダメ?(苦笑)

「i」には英語の「i」だけじゃなく、"あい"と発音するものすべてを含むんだろうなと思っていたら、
やはり複数の意味を持たせてつけたタイトルなようです。

個人的には、子どもさんに向けられた曲かな?なんて思いつつ聴いています。


『Hello Mr.Alone』
【作詞・作曲:木根尚登】

木根さんが口笛を吹いているんじゃなくて、吸って音を出していると聞いて驚愕した曲(笑)
といっても、CDで口笛を吹いているのは矢野真紀さん。
運が良ければ、ライブで木根さんの口笛バージョンを聴けるかも。
『Life』発売直後のライブでは木根さんが口笛を吹いていた(と書かせてください(笑))んですが、
最近はめっきり吹かなくなりましたね。そういえば。

当時は、ソロライブ以外でこの曲が始まると、好きなので嬉しい反面、
口笛どうするんだろうと、胃が痛くなっていたんですが、ここしばらくそういう心配をしていないのは、
「ラララ」で歌うのが慣例(というのか?)になったからかしらん。

っていうのは、ともかく(笑)
聴いていると、不思議と元気が出てくる曲だったりします。


『空につづくロマンティック』
【作詞・作曲:木根尚登】

『Hello Mr.Alone』から続き、無性に耳に残る曲。
冒頭2曲のインパクトはすごく大きいのですが、こちらはじわじわと来るタイプ(笑)
スルメソングということなんでしょうか。

アルバム発売以後、本篇、番外篇を問わず演奏回数が多い曲。

発売当初は『Hello Mr.Alone』と混同して、タイトルが判らなくなる曲だったのですが、
最近はイントロのピアノを聴いただけでテンションが上がるようになりました(笑)


『6月6日』
【作詞・作曲:木根尚登】

ライブレポのところでも書きましたが、
タイトルは、木根さんの小説の主人公になった・・・そして映画の主人公(というかモデル?)にもなった、
ユンカースの亡くなった日。
かなり長生きだったので、大往生じゃないかなあなんて(勝手に)思っています。

歌詞もまた、ユンカースに捧げたもの。
なので、この曲を聴いている間は、静かにユンカースのことを思い出す時間になっています。


『帰れない二人』
【作詞・作曲:井上陽水・忌野清志郎】

井上陽水さんの曲のカバー。

アルバムに収録される前から、何度か木根さんがカバーしていたので、
違和感はぜんぜんなかったんですけども、
木根さんと言えば、吉田拓郎さんというイメージがあるので、
ちょっとだけ「え? そこからくるの?」と思いました(笑)

フォーク・ソングは間違えないという変なイメージがあるため、
『T& L Vol.9』にて、この曲をミスった時、たぶん木根さん以上に動揺していたんじゃないか、と(苦笑)


『こぶし』
【作詞:渡辺美里/作曲:木根尚登】

作詞を見れば判るとおり、渡辺美里さんに提供した曲のセルフ・カバー。

ライヴの感想のところでも触れましたが、
アルバムに収録される前までは、美里さんよりも木根さん向きのメロディだと思っていたのですが、
木根さんのアルバムに収録されることによって、美里さんバージョンの良さに気がつけたという。
・・・いつも遠回りなんですね(苦笑)

ということでこの曲も、アルバムに収録される前から、何度かライヴにてカバーしていた曲。

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参考:『TREEMADE VOL.34 OCTOBER-2005』(TREE of TIME)


2009/9/30


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